第9話
昼頃にシンバリンドは教団の神となりお城を出発して、信者に偽装した兵を十数人を連れて、とある町で夜に食事をしてる頃にお城の国王は自室のソファーで、ワインを飲んで大笑いしていた。
「ワーハハハハ」
「これでシンバリンドが内戦が起きれば、生意気なベクトルの信頼は地に落ちる、下らぬことをほざきおって!」
それは第2王子が人質に取られた時にベクトルは、
『このままでは国王、国は滅びます。第2王子を助ける為に、どうか1日も早くなんとか大国との和平を結び下さい』
『うるさい!なんで王子である貴様の言う事を聞かないといかんだ!』
『このままでは国民にも多くの被害が増えます、どうかお考えください』
『奪われた土地以上に奪わねばならん!』
『貴様のような臆病者には用はない!』
『こいつをつまみ出せ!』
『ま・・まっ』
必死に国王に進言したが国王は聞く耳を持たず、兵たち命令しベクトルを部屋に外に出し、その結果的に挙行姿勢を貫き第2王子メントスは射殺された。
つまらないそうな顔で、
「ふん、民などそこ雑草と同じですぐに生えてくる何を守れと言うのだ!」
「大事なの国や民などではない!」
「自分だけが楽しければいいのだ!」
言い切りまた大笑いし始めた。
「なるほどどうやら、貴方は無能分類のようですね」
「無能な分類というよりは残念で無能ですよ」
「誰だ!?」
窓の方がら落ち着いた口調が聞こえて国王は慌てて振り返った。
そこには黒い軍服の左右の眼の色が違う少女と胸の大きいエルフ女性が窓の方に立ってた。
「これはお初にお目にかかりますね」
「私の大国のアグニシュー軍の総参謀長のシオン・S・フレス少将です」
「私は魔術将ミスディヌ・ローエン准将です」
その名前を聞いて、飲んでいたワイングラスを落として国王は右手を指した。
「お前らはどこから!」
「兵士ども早く来い曲者だ!」
「この部屋は既に防音魔法をかけてます呼んでも誰も来ません♪」
「ならばー!」
大声で叫んだ国王にエルフの女性はニッコリして、国王ドアに走り出して穴に落ちた。
「のあああー!」
そのしたに置かれたベッドの上に落ちた。
「ここは…!?」
ベッドに落ちた国王の周りには銃器を構えた黒い軍服の兵士が大勢が囲むように、その後ろに疲れ切った魔術師達がいた。
「ここは大国の首都の牢獄だ」
ガチガチと国王は震えて、後ろから両手をポケットに入れた体格のデカイ猪の顔の右側に黒い眼帯を付けた男が言った。
国王は捕らえられて穴の方に猪の男は声をあげた。
「良くやった」
「シオン少将、ミスディヌ准将、任務ご苦労であった」
「はい」
穴を塞ぎベッドの上に降りてシオン片膝をついて着地して、ミスディヌは胸でバランスを崩して尻餅をついて同時に返事をした。
「敬礼はしなくて良い、貴官らこれからどうするだ?」
「私は一旦…王国内部に戻り隠密部隊の指示を出し撤退します」
「私もシオン閣下と共にこちらに帰還する予定です」
猪の男に訊かれシオンとミスディヌは今後の予定を話した。
「了解した」
「今回の任務ご苦労であった」
猪の男は部屋を出てシオンとミスディヌのテレポートで国境の本陣に撤退の指示を出した。
「シオン閣下見事な策です」
「城壁の方に王国の大勢の兵を砦に誘導して、私が何度も王国に外交官の知識を生かして、テレポートで国王を捕らえ為に、更に魔術師達に大国の首都の牢獄とゲートを作らせなんて♪」
「後は本国に丸投げね。以前に貴女から外交の話で国王の部屋の事も聞いから出来た策よ」
「流石、シオン閣下♪」
尊敬の眼差しでミスディヌはシオンをみて、シオンは平然としていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます