第6話

 国境の軍司国家側


 指令部のテント中で椅子に座り机に報告書を読んでる少女がいた、12歳ぐらいの銀髪で左目は青色、右目は紫色の黒い軍服の赤いネクタイの可愛いらしい少女の前で、不思議そうにしてる数名の佐官クラスの不思議な顔で1人が訪ねた。


「相手は攻めて来ませんねシオン少将閣下?」

「おそらく以前のメントス王子の戦いの伏兵を読んでるでしょう、まあ相手が有能だとこちらもやり易いわね」

「それは助かりますが・・」

「こちらは時を待つだけだから、皆も楽でしょう?」

「そうですね」


 落ち着いた口調で少女は聞くと、佐官クラスの兵士は納得した。

 不思議な顔で佐官クラスの兵士は聞いて、


「ああ、あの時の無理して本陣まで突撃して伏兵に囲まれて味方を盾にして逃げようとした王子ですか?」

「そうよ」

「あの後に王子はどうなったですか?」

「本国の政府が王国と交渉の材料おこなわれたけど、向こうの国王が無視して挙行姿勢で見せしめにメントス第2王子は射殺されたのよ」


 報告書を机において少女は落ち着いて喋った。


「自業自得だが、嫌な末路ですね」

「悲惨だな」

「ま、そうなるわな」

「見捨てられて・・哀れだな」


 それを聞いた兵士達は嫌な顔になった。

 シオンは兵士に訪ねた。


「例の特殊部隊の連絡は?」

「侵入は成功したそうで有ります」

「それと先程・・」


 横にいた佐官クラスの兵士の耳打ちをし聞いてシオンは嬉しいな顔になった


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