そ~じょ~こ~カ。

 いつものバス停にて――




「ココイチのポテトがうますぎる?」


 イブキがポテト系の話題を集めた謎アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。




「ココイチ……ポテトなんってあったんだぁ〜」


 記事を読みながら、驚きの表情になる。




「まえにもおベント〜やさんでもうってたし、わりとどこでもできて、あるテイドおいし〜のがポテトのイイとこだよねぇ〜」


 そんな事を言いながら、続きを読み進める。




「ココイチのポテトはオ〜ソドックスをたいげんしたかのよ〜なしあがり。ふむふみゅ……ほそながタイプ……ほぼマックがただねぇ~」


 皿に盛られたポテト山の画像を見ながら、




「カレ~にまけないほどのおいしさ。まあ、ポテトはマズくつくれないよねぇ~。ポテトがおいし~のかポテトにしたからおいし~のかはエ~エンのギダイだよねぇ~」


 そんな事を言いながら、続きを読み進める。




「しかも、ただおいし~だけじゃなく? ほう? まだなんかあるのぉ~?」




「カレ~にポテトをつけて――はい! ぜったい、おいし~やつっ!! カレ~フレ~バ~のポテトもあるぐらいだからあわないハズがないよねぇ~?」




「マックでもシェ~クにつけたり、ハンバ~ガ~のソ~スにつけたり、いろいろなつかいかたできるよねぇ~」




「それってポテトじゃなくってソ~スとかタレとかカレ~がおいしいんじゃないの?」




「そ~じょ~コ~カっ!」


 月夜に向かってそう言い放つイブキだった。

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