完結、おめでとうございます。
最終話は、静かなモノローグの描写で、とても素敵でした。
帰る方法もあるのに、この地に留まる選択、わたしでもそうしそうです。
本当にお疲れ様でした。
作者からの返信
アメ様、コメントありがとうございます。
陽と陰を意識して構成してみました。
戦争や賑やかな「陽」と、モノローグで淡々とした「陰」の配分を第45話からの4話でバランスをとっています。
「帰る方法がある」とわかったとき、異世界転生者は迷うはずなんですよね。
異世界転移者であれば「さあ元の世界に戻って人生を先に進めよう」と思うかもしれませんが、転生者はまた赤ちゃんからやり直しになる可能性もありますからね。そうなると「また同じことの繰り返しになるのかも」と考えてしまいそうです。
だから迷うことを前提にして、帰るか帰らないかは最終第48話を書いてから決めようと思っていました。
この作品、1日1万2000字くらいのペースでぶっ飛ばしていて、その短期集中で疲れはしました。でも、たかだか10日くらいしか執筆していないので、全体的に見ればあまり疲れていなかったり(笑)
意識しなくても内容が書くごとに高まってきていので、「描写と説明のバランス」を意識してまた1日1万字ペースでぶっ飛ばしたいと思います。
本作の感想、誠にありがとうございました。
お疲れ様でした。無事完結おめでとうございます。
ついつい、応募閉め切りまで続くと思い込んでいました💧
失礼しましたm(_ _)m
あとは宣伝頑張って下さい!
では、普通に感想行きます。
ラストバトルもお見事でした。
タイラ・キミヒコを葬ってしまったのは、テツカ=ラクタルに取っても、辛かったと思います。
しかし、二人共に前イーベル伯が召喚したとは驚きでした。
そして、帰る方法もあるんですね。
でも彼女は残ることを選んだ。
テツカ=ラクタルの未来に祝福あれ! ですね!
では、この作品が良い結果を得られますように!
作者からの返信
水守風火様、コメントありがとうございます。
連載終了したので、Twitterでの宣伝を始めてみたいと思います。
完結しているほうが読みやすいでしょうし、Twitterとライトノベルの親和性の高さを考えると、やはりツイートでの宣伝が吉かなと存じます。
「前イーベル伯爵がふたりとも召喚していた」というのがこの物語の肝だったんです。
それをどうカモフラージュしながら進めていくかでいろいろ考えてみました。
タイラを詩世界転生で召喚したイーベル博士が、増長するタイラに危機感を抱いて、帝国でタイラに勝つ勇者を異世界転生で召喚する。
こうするとふたりとも同一人物が召喚しても不思議はないし、ある程度の必然性も出せるかなと。
まあドラコン初挑戦なので、一次選考はきついかなと思っています。
今回は参加することに意義があり、その中でどれだけ評価を稼げるか。
2、3年は修行に努めるつもりなので、目標をひとつずつクリアしていきたいと存じます。
最終話を読んで、「えっ、戻れるって生き返られるってこと?」「それとも、何回でも転生できるの?」「それなら、何回でも転生を繰り返して長生きできるのでは?」なんて、ちょっと期待みたいなのを感じてしまいました。
ところで、前イーベル伯爵(博士)の苦悩を晴らすために、この世界に、『イーベル賞』を創設したらいかがでしょう。
それにしても、読み始めさせていただいてから、私にとっては短期間での読破でした。それだけ、没入できた小説でした。
学ぶことも多く、感動とともに感謝も覚えました。
ありがとうございました。
作者からの返信
火星の龍様、コメントありがとうございます。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
本作は構想時点で「一話二千余字、四十八わ構成の十万字長編小説」としていました。
最大限テンポの良さを活かして、「サクサク読める」が売りだったんです。
私もそうですが、人間何千字あるかもしれない長い一話に直面すると「挫折」しやすいのです。
だから「サクサク読める」を徹底することで、可能なかぎり読み手の負担を軽減しようという思惑で書きました。
「異世界ファンタジー」は「剣と魔法とドラゴン」と思われがちですが、魔物は出さず勝負の機微を書くことに専念しております。
「イーベル賞」のアイデア、いいですね。
イーベル伯爵号の名を考えたとき「アルフレッド・ノーベル」が思い浮かんでいました。平和のための技術が戦争で多くの命を奪うこととなった。
その苦悩がイーベル伯爵と近しいと思ったので、あえて「イーベル伯爵」と名付けたくらいです。
このたびは本作品をラストまでお読みいただきまして、改めてありがとうございました、と申し上げます。
また「異世界転生×兵法」ものを書く予定ですので、その際はまたお越しいただけたらと存じます。
また、拙作長編『秋暁の霧、地を治む〜人を殺さなければ戦争は終わらないのだろうか』という、こちらも「異世界で兵法」ものとなっており、興味がございましたらご一読いただけたら幸いです。
カテゴリーは「異世界ファンタジー」なのですが、魔法はいっさい出ず、純粋に「兵法」の戦術に特化しております。
私の長編初期作なので、あまりたいした仕組みもないのですが、もし「兵法」にご興味がございましたらよろしくお願い致します。
それでは、又の機会がございましたら、よろしくお願い申し上げます。
カイ.智水より