第46話 出発の前に、お買い物

アスティ「さて、迷わずの森へ行く……その前に、装備整えよっか!」


 そんな訳で武器屋と防具屋の前まで来た訳だが……!


アスティ「今のお金じゃ流石に全部の装備は揃えられないか……」

アスティ「じゃあ武器と最低限の防具にしよう! 強い武器さえあればすぐに雑魚は倒せるからお金を貯めやすいし!」

ホーク「うーむ、アスティにしては珍しくマトモな意見だな」

アスティ「はー? 私はいつもマトモなんですけど!?」


フレア「私の武器はこのニードルナックルだな。しくて痛そうだが、敵に情けは無用だ!」

アスティ「……(今のはシャレではないのでは?)」

フォクシー「私はホワイトロッドにします。光属性でアンデッドに多めのダメージを与えられますし、物理攻撃の攻撃力も元々少し高めのようですね」

ホーク「俺はホワイトロッドよりもアイスロッドの方が向いてそうだ。物理攻撃の攻撃力は低めだが、魔法の威力はこちらの方が上がるようだぜ」


アスティ「じゃあ私はヘビーソードを……やっぱ買わなくていいや。値段高いし、いざとなったら杖装備で魔法攻撃してもいいし。防具買うお金も必要でしょ」

フレア「アスティは私と並んで、パーティーの火力の要だろう。少し心配だが……」

アスティ「まあ、私は魔法でも戦えるし、お金たまったら改めて買うくらいで良いよ」

フォクシー「アスティさんがそう言うのでしたら……」


 今はまだレベルが足りないので無理だが。将来的に、アイスソードはおそらく『倉庫』からことができる。結果的に強盗になってしまうけど、これはのためだ、許せ!


アスティ「あとは防具。ブロンズメイルとマジカルローブを、2着ずつで良いかな?」

フォクシー「問題ないと思います」


アスティ「装備を整え、いざ『迷わずの森』! デッデッ、デデデデ! カーン!」

ホーク「ん、なんだその妙なかけ声は?」

アスティ「知らんのかオッサン? ビジターの癖に!」

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