254話 「ロゼ」




「……ふぅん」


 肩口めがけて振り下ろした刃を襲撃者の女は後ろへサッと移動する事で避けて見せた。

 その動きは、まるで避けようとしたのではなく、普通の動きの延長線であるかのように自然なものだった。

 しかも、視線は俺を見ていない。


「ざけんな!」


 アーマードスーツのパワー全開で刃を滅多切りに振るう。


 上級魔獣であろうと、ただの一太刀で両断出来てしまう程の切れ味……いや、最早次元の分断レベルの力を持つ剣……それが《セブンソード》の最後の一振り……《漆剣しちけんノエル》だ。

 そんな剣の一撃を受ければ、いくら竜族であろうとダメージは計り知れない。


 ……正直言って、この時の俺は相手の生死についてきちんと考えられていたか、不明なところがある。ただ、一瞬にして行動不能にされた仲間たちの姿を見て、俺の怒りは極限に達していた。

 それこそ、手持ちの最強の武器を使って戦いを挑むほどに。


 が、そんな俺の状態とは裏腹に、対戦相手となる襲撃者の女は涼しい顔で俺の繰り出す斬撃を避け続けていた。

 パワー全開で繰り出す攻撃は、最早目で捉えられるレベルではない。

 だというのに、それらは全て避けられた。


 まるで、ひらひらと舞い落ちる木の葉……。

 その手で掴もうとしても、するすると逃れて決して掴むことが出来ない!


 こうなれば……。


「ノエル……魔剣技を使うぞ」

「ふにゃ!」


 俺の言葉にノエルが「了解」とばかりに応える。


烈破れっぱッ!」


 俺の言葉キーワードに反応して、刀身にブゥンとエネルギーが灯る。


 振り下ろした刃を今度は逆に切り上げる。

 それもただ振り上げただけではない。

 刃にエネルギーを溜め、それを散弾のようにして放出したのだ。


 これまでのような線による攻撃ではなく、面による攻撃だ。

 簡単に避けられもはずも―――


 ―――が、襲撃者は軽やかにその場で跳躍し、斬撃の届かない上空に達する。


 だが、それすらも計算のうち。空中ならば、回避のしようもあるまい!


裂空れっくうッ!」


 上空の敵に向けて剣を振るう。

 すると、刀身に宿っていたエネルギーが飛ぶ斬撃となって放たれる。


 これぞ魔剣技。

 別に格好つけて技名を叫んでいるわけではない。

 これは、ノエルと息を合わせるためのキーワードだ。

 アルドラゴのアイテムと違って、システム操作でノエルの力は使えない。

 ならばどうするか。

 あらかじめどのような技かを設定しておいて、俺の言うキーワードに従ってノエルが自発的に技を発動させるといった形にしている。

 そのため、キーワード自体も短いものに設定しているのだ。


 今度こそ避けられない。

 そう思っていた筈なのに、襲撃者の女は目前に斬撃が迫った段階で、その斬撃を蹴り飛ばしたのだった。


「―――!?」


 斬撃はあらぬ方向へ飛んでいき、蹴り飛ばした本人も、難なく離れた場所に着地した。


 不可能ではない。

 放ったのはビームではなく、魔力を斬撃の形にしたもの。

 つまり、身体の何処かに同出力の魔力を纏えば、触れたり弾いたりする事だって可能。


 尤も、その時の俺は怒りに駆られていて、そんな事を考察する余裕なんて無かった。


 ギリと強く歯噛みし、10メートルほど先に立つ相手を睨みつける。


「裂空・らん!」


 これは、先程の飛ぶ斬撃の乱れ打ちだ。

 一発で駄目なら、何度でも……と思ったのであるが、やはり結果は同じだった。


 乱れ打ちの斬撃を、襲撃者は時に避け、避け切れないものは手や足で弾いて防いでいた。

 そうしながらジリジリとこちらと距離を詰める。


 間合いを詰めようというのなら、今度は―――


裂光剣れっこうけんッ!」


 乱れ打ちを一旦止め、剣に魔力を溜める……溜める……。

 これは、かつてブレイズブレードで披露していた技と同等のものだ。

 ただ、ブレイズブレードでの使用はエネルギーの溜めにかなりの時間を要したのに対して、このノエルでの使用はごく短時間で済む。


「ブレイズ……ブレイザーッ!!」


 剣を上段に構え、蓄積された魔力をエネルギーの奔流として解き放つ。

 この周囲一帯を巻き込むほどのエネルギー波だ。

 最早、避けられはしない。


 ―――が、俺のその手は振り下ろされる事は無かった。


 溜めに溜めた魔力エネルギーが、解き放とうとした瞬間に霧散してしまったのだ。


 今度は何をした―――?

 と思って襲撃者に視線を向けるも、当人は俺の数歩手前で足を止めて何もしていない。


 攻撃を止めたのはだった。


「ふ゛な゛っ゛!!」


 叱りつけるような声が、手元の剣から飛ぶ。


「!!」


 ふと、頭を殴られたような衝撃が襲った。


 何をしようとした?


 こんなものを振り下ろせば、ここいら一帯は焦土と化す。

 それこそ、近くに倒れている仲間たちすらも、無事では済まないだろう。


 俺はブンブンと頭を振り、気を取り直す。


「わ、悪かったノエル。気付かせてくれて、ありがとう」

「ふ゛な゛ー」


 あ、まだ怒っている。

 でも助かった。安堵すると同時に、これが意志を持たない武器を持っていたと仮定すると、ゾッとしてしまう。


 改めて向き合っている襲撃者の女を見据えると、女は俺たちのやり取りを興味深げに見ているだけだった。

 割と隙はあった筈だが、コイツは何もしなかったようだ。


 少しだけ冷静になれたので、改めて襲撃者の姿を見てみる。


 2メートル程の長身に、腰まで伸びた鮮やかな桜色の髪。その髪の側頭部からは、巨大な角が自己主張していて、普通の人間で無い事は間違いない。

 ……少なくとも、角の生えたヒト族にはまだ会っていない。

 という事は、


「アンタ、竜族か?」


 俺の問いに、女はコクンと頷いて見せた。

 意思疎通は出来るのか。

 しかし、竜族に会ったのはこれで4人目だが……って、この竜王国に来て早々に槍持ったドラゴンに会ったか、あれはカウントしていいか微妙なので今は除外しよう。ともあれ、4人中3人は角の生えたヒト族の姿をしていた。

 これは、竜族特有の能力なのだろうか?

 また、会った竜族のどれも、かなりの美形。

 実際、この女も、人間離れした美貌を持っていた。

 ただの美人という事ではなく、何処か男っぽい印象も受ける。だが、その胸部の膨らみは相手が女性であることを示していた。

 どうにも奇妙な感覚だ。


「……ふむ。強力な魔力の正体はその剣か。でも、正体は剣じゃないな。なんだいそりゃ?」


 何やらのんびりとした口調でそんな事を言い出した。

 意外な言葉だ。

 問答無用で襲い掛かって来た割に、話す余地があるってのかよ。


「聞けば教えるとでも思ってんのか?」


「教えてくれないのかい?」


 きょとんとした顔で言いやがった。

 どんな精神してやがる。


「まだ……戦いの際中だろうが!」


 《ノエル》を構え、俺は再び女に向かって飛び出した。

 そして、またしても剣を振るう……振るう……振るう。

 今度は、怒りに任せたままではない。フェイントを織り交ぜながら、的確に相手のきょを突こうとする。

 が、やはり俺の剣の切っ先は、一度も襲撃者の女にかすりもしなかった。


「ふぅむ。さっきよりは全然いいね」


 俺の振るう刃をそれこそ紙一重の距離で躱しながら、襲撃者の女はそんな声を漏らした。

 まるで先生か何かのような言葉。

 その言葉は俺の怒りのボルテージをさらに上げた。


「何を余裕ぶってやがる!」


「……余裕だから?」


「!」


 カチーン!

 怒りのボルテージ……もう1ランクアップ。


 そうきますか。



 これなら……どうだッ!


 俺は《ノエル》を袈裟斬りの要領で振り払う。


 一閃―――いや、二閃。


「!」


 ハラリとその場に散ったのは、煌びやかな桜色の髪の毛……の切っ先。


 くそ。

 これだけきょを突いて、ただ髪の毛の先を切っただけか。


「へぇ、面白い武器だ」


 俺の右手に握られているのは、さっきまでと同様にノエルだ。

 だが、左手にはさっきまで持っていなかったものが握られている。

 陸剣ろくけんフォトンエッジ。

 猛攻の隙間を縫ってジャケットの内側から取り出していたのだ。

 これだけはサイズの問題で、普段から持ち歩けるからな。


 尤も、これを取り出した所はヤツも見る事が出来ただろう。それでも、まさか振るった短剣の刃が、瞬時に伸びるなんて思いもしなかった筈。


 だというのに、ヤツは避けた。

 光刃と化した《フォトンエッジ》の切っ先が目前に迫った瞬間、その身を後ろに飛ばしたのだ。

 くそ。どんな動体視力していやがる!


「烈空・乱!」


 距離の空いた襲撃者に向けて、再び魔力の刃を連発する。

 更にそれと同時に、《フォトンエッジ》を折り畳んで拳銃の形に変形させ、レーザーを放つ。

 射撃は得意ではないが、命中させることよりも、攻撃の手数を多くして敵の集中力を少しでも削ることが先決だ。


 だが、襲撃者はこちらに対して接近してくることを止め、俺からさらに距離を取った。


 ……何をする気だ。


「なかなか」


 襲撃者の女は軽やかに大地を蹴ると、付近にあった桜の木に着地する。


 着地……と表現したが、女が立っているのは、木の幹の上。

 つまり、木の上に垂直に立っていた。


「……ごめんね。ちょっと借りるよ」


 そう言うと女は、そのまま木の枝を一本掴み取る。


 そして、その枝をブンと振るうと、木の枝は一瞬にして身の丈サイズもある一本の棒……こんへと変化する。


「楽しくなってきた。ちょっと付き合おう」


「舐めんなよ。ただの木の棒で、俺の《ノエル》と打ち合えると思ってんのか」


 武器を取り出したという事は、俺に対してそれなりの脅威を抱いたという事なのだろう。

 だが、取り出したのは木の棒だ。

 いくら変な力で棍へと変化させたとは言え、木の棒だ。

 打ち合った瞬間にバラバラになるのは必然だと言えるだろう。


「それもそうだね。……じゃあ」


 女は自身の頭部に手をやると、一本の髪の毛をむしり取った。

 その髪の毛を棍に添える。

 すると、その髪の毛はするすると棍に巻き付き、明らかに質量を増やして棍全体を覆っていく。

 出来上がったのは、いばらのようなとげが無数に生えた一本の棒であった。


「強度はオリハルコンと同程度だと思っていいだろう。これなら、打ち合えるかな?」


 と、ニヤリと笑みを浮かべる。


 くそ。底が見えねぇ。

 この女……一体、どれほどの力を持っていやがる。


「うああぁぁぁぁぁッ!!」


 俺は雄たけびを上げ、女に向けて突進した。

 我武者羅がむしゃらだけではない。少しでも隙を突く瞬間を見逃さぬよう目を光らせていた。

 だが、《ノエル》と《フォトンエッジ》の二刀による猛攻を、この襲撃者の女は棒切れ一本だけで防ぎきっていた。


「~~♪」


 しかも、鼻歌混じりに!!


 悔しい!


 悔しいが、強い。


 俺は、今まで様々な敵と戦ってきた。

 巨大なカオスドラゴンに始まり、帝国のクズ聖騎士、異世界のサイボーグソルジャー、中身はクソオヤジの拳聖。……そして、神たち。

 そんな猛者たちと戦い、結果として勝利を得てきた。

 その結果として、自分の力にも自信というものを持ち始めていた。

 だというのに、この女にはこれまでの自分の力が通用しない。

 まさか、ただの竜族の一人が、神たちよりも強いっていうのか?


「何を……楽しそうにッ!!」


 そう。

 攻撃をいなしながら、女はひたすらに楽しそうなのだ。

 いや、楽しいというよりは……嬉しそう? そんな印象を受けるのだ。


「うんうん。近づくと、余計になかなか―――」

 

 すると、突然目の前の女が消えた。

 そして現れたのは――――――俺の背後だ。


「!!」


 ヤバい!

 剣の姿であるため、《ノエル》の防御も間に合わない。

 思わず死を覚悟するも、その衝撃は俺には訪れなかった。


「くんかくんか」


 訪れたのは、耳元に降りかかる吐息……と、はすはすという鼻から匂いを嗅ぐ音。

 しかもそれで終わりではない。

 なんと、女はそのままペロリと俺の首筋を舐めたのである。


「!」


 咄嗟に跳んで距離をとると、女はあからさまにがっかりとした顔つきになる。


「ケチ。舐めていいって言ったじゃないか」


 口を尖らせてぶーぶー言う女に、俺は焦ってしまった。


 な、何だこれは……。

 この女、一体どういうつもりなんだ!?


「言ってねぇ! そもそも戦闘中に何考えてやがる!」


 舐めるなとは言ったが、舐めろとは一言も言ってねぇぞ。

 そもそも、戦闘中に敵の首筋舐めるとか……ああ、なんか背筋がゾクっとした。

 何というか、今まで味わったことのない感覚だ。


「うん。さっきはその変な生物に気を取られていたせいで気づかなかったけど、君、良い匂いがするね」


「に、匂い……?」


 何言ってんだこの女。

 俺はそもそも、香水とか何もつけてやしないぞ。

 まさか、美味しそうな匂いがするから、俺を食べようってんじゃないだろうな。


「ボクの名称はだ。キミの名前を聞いてもよいかな?」


 ロゼ……それがコイツの名前らしい。

 まぁ本名かどうかはともかくとして、先に名乗られたのならこちらも名乗るのは礼儀だろう。


「……レイジだ」


 というと、ロゼと名乗った女はうんうんと満足そうに頷く。


「……レイジか。どうもそれがキミの真名まなという訳でもなさそうだけど、キミがこの世界において呼んでほしい名前という訳だね」


 偽名がばれた。

 アウラムみたいに俺の本名を知っていたって訳じゃない。

 どうやって分かった?


「まぁボクも本当の名前という訳じゃない。一番気に入っている呼び名だから、お互い様という所だね」


「俺としてはアンタの名前なんてどうでもいいけど」


「つれないなぁ。親愛を込めてロゼと呼んでおくれよ」


「親愛だと? 何言ってんだアンタ」


「うん。キミの事を気に入った。この世界において、ボクが気に入ったのは実に二人目だ」


 今度朗らかな顔でそう言いやがった。


「ふざけんな! いきなり攻撃しておいて、親愛も何もあるか!」


 俺が怒鳴ると、ロゼと名乗った女はばつの悪そうな顔でポリポリと頭を掻く。


「あ、そうだね。竜族の気配があったら、てっきり追手だと思って先制したんだけど……竜族って言っても彼だけだし、そもそもまともな竜族ではないっぽいし……これって下手打ったかな」


 なんか、後半は小声だったけども聞き取る事が出来たぞ。

 明らかに聞き捨てならない言葉だった。


「え? ど、どういう事?」


「でも、まぁいいか。さあ、続きをやろう。久しぶりに熱が入ってきた」


「い、いや……。続きって言うか、さっきの言葉の意味を―――」


「さあさ! 今度はこっちから行ってみようじゃないか!」


 今度は、ロゼ自身が俺に向かって棍を振り下ろしてきた。

 咄嗟に《ノエル》で打ち払うが、今度は下段から棍が振り上げられる。それを《フォトンエッジ》で払おうとするが、ロゼの狙いは違う。

 ロゼは棍を水平に保つと、突きを放ったのだ。

 棍の先端が、俺のアーマードスーツの胸部分に食い込む。

 痛みは無いが、衝撃は感じる。

 強い衝撃と共に俺の身体は吹き飛ばされ、背後にあった大木に打ち付けられてしまった。


 俺は荒い息を吐きながら、思わず突きを打たれた胸に手を当てた。

 アーマードスーツのおかげで傷は無い。だが、もし突かれたのが頭部だったとしたら……。


「どうする? そっちはまだ何かあるんだろう?」


 ロゼは追い打ちをかけるでもなく、挑戦的な顔つきでこちらを見据えていた。


 怒りに任せて始めた戦いであった筈だ。

 だというのに、こちらの手は一切通じず、逆に掌で転がされている始末。

 ……正直、勝ち筋は全く見えない。


 それでも、まだを出し切ったわけでも無い。


 ハイ・アーマードスーツを装着した所で、結果は変わらないだろう。

 だが、俺には……いや、俺たちにはまださらにがある。


「いいだろう。こうなったら、とことんやってやる! ノエル……行くぞ!」

「ふにゃ!」


 ノエルの承諾も得た!

 俺は《ノエル》を大地に突き刺すと、右手に嵌められた指輪を左手で強く押し込む。


「アームド―――」


 オンと言おうとしたところ……


「ちょっと待つでござるーッ!!!」


 声が飛んできた。


「……ん? ござる?」


 まさか、まさかと思う。

 ござる。……そんな言葉を語尾につける存在が、この世界に二人と存在するだろうか?

 期待を胸に俺は声の方向へ視線を向けた。


 が、俺の予想に反して現れた存在は―――


「ロゼ殿! 待ったでござる! 待つでござる! ステイでござる!」


「……ん? やっぱ、敵じゃなかった?」



 現れたのは、小さなドラゴンだった。


 サイズ的には小型犬サイズ。


 頭部がやや大きく、それに半比例して手足が短い。

 所謂ちびドラゴンというやつだ。


 そんなちびドラゴンが必死に背中の翼をパタパタと羽ばたかせて、こちらに近寄ってくる。


「そうでござる! 拙者が待ち望んでいた方でござる!」


「ありゃあ、そりゃ悪かった。でも大丈夫。死んでないから」


 あっさりと言い切るロゼに、ちびドラゴンが鋭い眼光と声を投げつける。


「死んでいたら大問題……というか許す事は出来ないでござる」


「うっ! ……ごめんなさい」


 ロゼがペコリと頭を下げた。


 こいつ等、とんな力関係!?


「とにかく、皆を急いで運ぶでござる! 主よ、ナイア殿とアリエスは来ていないのでござるか!?」


 ここまで来ると、確証も得たも同然だ。

 姿はまるで違うが、コイツは……コイツの正体は……


「その語尾に、その一人称……まさか……まさかとは思うが、お前ってひょっとして……ゲ―――」


「そ、そうでござる! あ、あるじ~~! 会いたかったでござる~~! 待っていたでござるよ~~!!」


 俺が名前を言い切る前に、涙を流しながらそのちびドラゴンは飛びついてきた。


 とりあえずポンポンと頭を撫でて安心させつつ、俺は確信した。


 間違いなくだ。


 なんで……なんでこんな姿になっとる?







~~あとがき~~


 という訳で、一応の再会です。

 ゲイル君、実に久しぶりの登場になります。一応、246話の回想シーンにちょろっと出てましたが。


 新キャラのロゼ……彼女が何者なのかは、次回以降での説明となります。


 ちなみに、レイジとノエルの共同技である魔剣技……裂光、裂空、裂破ですが、同世代で分かる人が居たらニヤリとしてやってください。

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