223話 七つの封印
「あらあら、本当に勝っちゃったのねぇ」
「これは想定外だな。だが……」
なんとか獣神メギルを倒す事に成功。
これだけでも相当な快挙なのだが、悔しい事に今回の戦いはこれで終わりじゃない。
「メギルを倒したところで終わりだ等と軽く考えては困る。これは別に試合ではないのだ。
つまり、いよいよ残り二柱の神が参戦するという事か……。
今戦ったメギルが最強の神だとは思わないが、残り二人も決して劣る力を持っている訳ではない筈だ。
特に、ファティマさんは竜族の神……。下手したら、メギルより強いぞ。
だが、残念ながらこれ以上戦う力が俺には残っていない。
その証拠に、ハイ・アーマードスーツの装着時間は限界に達し、身体から自動的に離れていく。更に、周囲を浮遊していたセブンソードも浮力を失って俺を取り囲むように地面に突き刺さる。
くっそ、どうする。
と思っていたら……《アリエス》の扉が音を立てて開き、中から二つの影が飛び出した!
「主よ、ここは任せてもらおう」
「おうよ、こっからはガチのリベンジマッチだ」
地面にへたり込んだ情けない俺を守るようにして立ち塞がったのは、頼もしき二人の仲間である。
「ゲイル! ヴィオ!」
よし! 絶望的かと思っていたが、これでようやく希望の光ってやつが見えて来たぜ!
………
……
…
とまあ、こんな調子であの戦いの結末を語り続けてもいいのであるが、過去話をくどくどいつまでもやっていても仕方ないので、この戦いの結末を先に説明しておこう。
このように再びバトルに突入してしまった俺たちであったが、それからしばらくしてようやく現れた救援の存在によって、俺たちは命拾いすることになる。
「ふぅむ、あやつめ。今頃来て、何のつもりだ?」
眩い光と共に現れたのは、一羽の鳥であった。
孔雀みたいな豪華な飾りのような羽……更に、全身の羽毛そのものが発光している。
体長は約1メートルと、一般的な鳥のサイズよりは大きい。だが、ガルーダやらフェニックスみたいなでかい鳥系魔獣を見ていると、えらく小さく感じてしまう。
まぁその鳥が何者なのかという話だが、俺にはなんとなく察しがついた。
この姿で会うのは初めてであるが、鳥から発せられるオーラみたいなもんが、目の前に居る神様たちと同じだったからな。
「遅くなった。……ひとまず、メンバーは欠けていないようで、何よりじゃな」
「……オフェリル様か」
聞き馴染みのある声で、俺は身体の緊張を弱めた。
すると神の一人、海神ムーアが険しい顔と声で反応する。
「我々の招集にも応じなかった貴女が、今更何の用なのかしら? 手を貸してくれるの?」
ここでオフェリル様が神サイドに着くと大変不利……というか、敗北必至なのであるがそこは安心している。
完全に味方とは断言できないが、正直この人(神?)には他の神連中よりもずっと信用を得ているつもりだ。
何せ、俺がたった今振るって見せたセブンソード、その原料たるオリハルコンはこのオフェリル様より貰ったものなのだ。
島を墜落の危機から救ったり、機械のメンテナンスその他諸々の報酬でリクエストしたら、結構な量のオリハルコンを提供してもらえた。
「いや、
期待通りの言葉が吐かれると、ファティマさんとムーアから放たれる怒気が鋭くなる。
「ほう? 魔神側につくという事か? いよいよもって聞き捨てならんな」
その言葉に、オフェリル様はわざとらしく溜息を吐く。
「はぁ……お主らは短絡的すぎるぞ。すまんな、レイジよ。こやつらは、先の大戦で近しいものを魔神めに奪われておってな。神の中でも、特に魔神に対する恨みが強いのじゃ」
んん?
なんか聞き捨てならない言葉を聞いた気がするぞ。
「え? ひょっとして……今回の襲撃ってこの人たちの独断? 神様たちの総意とかじゃなくて?」
「少なくとも、他の神たちは妾が詳しく調査をするという事を認めてくれた。が、それでは生ぬるい! 魔神めの存在が確認されたのなら、即動きを封じるべきだ! と言ってこやつ等は飛び出したのよ」
となると、話は変わってくる。
この世界そのものと喧嘩するつもりで意気込んでいたのだが、実は神たちの中でも分からず屋の相手をしていただけだったってオチなのか?
「独断ではない。神たちの半分が同意したのだ。ならば、この行動もルールに則ったものだ」
「まぁ我々は今、6
「そんな話はどうでもいい。本気で魔神を庇うというのなら、相手が貴女であろうと容赦は―――」
再び臨戦態勢を取ろうとするファティマさんをオフェリル様は冷静に制する。
「早とちりするな。妾は別に魔神の味方をしようという訳じゃない」
「では、今の言葉の意味は―――」
「ふぬ、ファティマよ。お主の目には、それがあの恐ろしき魔神……かつてお主の父を奪ったあの魔神に見えるのか?」
急にそんな事を言われ、ファティマさんは虚を突かれたように目を丸くする。
それ……というのは、なんだかんだあってこの場に来てしまったノエルの事だ。
今は、意識を失って俺の手の中でぐったりとしている。
「え―――」
「怒りに濁った眼ではなく、冷静に見定めい。そこの弱った生物が、かつての魔神と同一存在か?」
そう言われ、ファティマさんは再び俺の手の中で眠るノエルに視線を向ける。
最初こそ怒りと恨みのこもった瞳でノエルを睨みつけていたが、1分2分と時間が経つにつれてその顔に戸惑いが生まれていく。
こちらには判断がつかないが、神の力とやらでノエルの中身を探っているのかもしれない。
そして、やがて……絞り出すように言葉を吐いた。
「……た、確かに……その生物にあの魔神の面影は全くない。それどころか、知能レベルは幼い子供にまで低下している」
「なぁにそれ? でも、確かに魔神特融の魔力は感じるわよ。そいつが魔神だってのは間違いないわよ」
「あぁ、妾もそれは認めよう。その存在は、かつて魔神だったものじゃ。
じゃが、今は違う。違う存在じゃ」
その言葉に、二人はハッと目を見開いた。
「違う……違う存在じゃと?」
「何があったのかは知らん。だが、かつての魔神ルシフェルは一度死んだ。そして、今の存在へと生まれ変わった。それが、妾が調べた限りの情報じゃな。
どうする? 何も知らない幼い子供に罪を償えという気か? それで気が済むのなら構わんぞ」
「わ、わし……いや、私は……」
正直、当事者からは少し離れた位置に居る俺たちにとって、ノエルと魔神が実質別人だとか、生まれ変わりだとか言われても、いまいちピンとこない。
記憶喪失とは違うみたいだが、転生とかそういうものなんだろうか?
ともあれ、神たち二人が動揺しているのは事実。
だが、ここで開き直ってノエルを罰しようとするのなら、やる事は一つだ。
「尤もその場合……また俺が……俺たちが相手になるけどな」
俺はそう言ってノエルを守るように前に出る。
すると、オフェリル様は笑みを浮かべた。
「なるほど、
「当たり前だ。よく事情は知らんが、今のノエルはかつての魔神じゃねぇんだろ? だったら余計に手出しさせるわけにはいかねぇ」
「ふむ。お主らには、この島を守ってもらった恩がある。もし戦闘になれば、妾も手を貸すとするかの」
予想外の言葉に俺は素直に驚いた。
「いいのかよ。神同士なんだろ?」
「何、妾も信じているからの。我が盟友が、そんな間違いを起こすはずがないとな」
再び視線を向けられ、ファティマさんは少しの間目を閉じ、何かを考えている様子で黙っていたが、やがて……
「……フッ。分かったよ。お前にそうまで言われては仕方ない。ここは、矛を収めるとしよう。良いな、ムーア」
「……仕方ないわね」
と、戦闘態勢を解く。
同時に周囲に充満していた殺気というか戦闘の空気そのものが消えていく。
良かった。
これって話は丸く収まったって事よね?
正直、このままバトル再開になったら、勝てる気とかしていなかったし。
……と、俺自身も安心しようとしていたら―――
「でも、このままにしておくほど、寛容なつもりもない。それがかつての魔神とは別の存在だとして、危険な力を持っていることに違いない。かつてのヤツ同様に、世界を敵に回す可能性だってある」
なんて事を言い出した。
安心させろよ!
なんだったんだよ、今までの話はよぉ!!
「それでまた身柄を渡せって話になるなら、また振出しに戻るだけだぞ」
「うむ、それについては妾から譲歩案がある。というか、これを用意していたので到着が遅れたのじゃ」
そう言ってオフェリル様が取り出した(空間に穴が開いて、そこから出てきた)のは、奇妙な形をした装飾具……首輪であった。
何やら首輪の中心からネクタイのように鎖のようなものがぶら下がっており、そこにはこれまた奇妙な形をした宝石のようなものが取り付けられていた。
それぞれ、色の違う七つの宝石だ。
「これは、特殊な封印が施された魔力制御装置じゃ。これを取り付ける事によって、装着者の魔力は七分の一にまで軽減される。これを取り付けるというのはどうじゃ? 無論、一度取り付けたら簡単には外せん」
「な、七分の一!?」
まさか、それをノエルに取り付けるっていうのか?
半分以下って相当な罰じゃねぇのかと、俺が難色を示していると……
「言っとくが、元々の魔神の魔力は我々残りの神の倍以上じゃ」
「まぁ七分の一まで減ったとしたら、せいぜいアルカの3倍程度か。それを多いとみるか少ないとみるかは微妙なところだな」
『わ、私の三倍ですか!?』
アルカが素っ頓狂な声をあげる。
魔力の無い俺には実感が湧かないが、元々ノエルの力でアルドラゴを全盛期並みに動かせられたんだ。そりゃあ凄い魔力量だったんだろう。
すると、前みたいにノエルの力でアルドラゴを自在に飛ばせる事は難しいかもな……。
「それをノエルが付けたら、晴れて自由の身ってわけか?」
「……いや、それでは足らんな。やはり、その者についてはじっくりと調べる必要がある。一度、我が国……竜王国まで来てもらおう」
……俺はいい加減苛立ちを込めてファティマさんを睨みつける。
「枷を付けた上に、牢に入れるってのか?」
『それでは、話が最初に戻るだけです。それを認められないからこそ、話は決裂したはずです』
俺とアルカの言葉にファティマさんは僅かに目を泳がせる。
「……だが、今魔神を世界に野放しにする訳には―――」
神としての責任とか、かつての恨みとか色々背負っているのは分かる。
でも、散々戦ったり問答したりしたんだ。こっちの意志を汲んで、少しは譲歩してくれてもいいんじゃねぇか?
そうして話は平行線を辿ろうとしていたのであるが、そこで予想外の者が話に割り込んできた。
「……では、代わりに拙者が竜王国に行く……というならどうでござる?」
ゲイルだった。
「なんだと?」
「ゲ、ゲイル何を言っている?」
俺の問いには答えず、ゲイルは淡々と続ける。
「拙者は一度死んだ身。それを禁術で蘇ったのが今の身体。竜王国としても、貴重な存在の筈でござる。詳しく調べる価値があるのではないでござらんか?」
ゲイルの言葉に、ファティマさんは考え込む様子で顎に手を添える。
「ふぅむ、つまり……代わりのつもりか?」
「そちらにも何か旨味がなければ、この場は収まらんでござろう? それに、拙者は竜王国からの逃亡者という立場。牢に入れるなり、実験するなり好きにすれば良いでござる」
「ちょ、ちょっと待った!」
当然ながら黙って聞いていられないのは俺である。
「ノエルの代わりにゲイルが捕まるとか本末転倒じゃないか。仲間の代わりに他の仲間が犠牲になるとか、俺が認めるとでも思ってんのか!?」
「主よ。ノエル殿に命を救われたのは、拙者も……いや、我々全員が同様にござる。だとするならば、その恩を返すのも個人の自由ではござらんか?」
「いやいや、そういう話じゃ―――」
そこでまた予想外の者が割り込んでくる。
「なーるほど。良い事言った!」
ヴィオである。
「つー事はよ。アタシたち全員に受けた恩返す義理はあるって事だな」
「ヴィオまで何言ってんだ!?」
「つまりよ。ノエルっちがこれ以上何かしら罰を受ける必要があるってんなら、アタシらが分散して代わりに受ければいいんじゃね?」
「―――は?」
「つー訳で、アタシも捕まるわ! その代わり、ゲールの刑期を短くしてくんな」
「な―――!?」
『なるほど、そういう事ですか。では、私も立候補します』
と言って次に手を上げたのは、フェイであった。
『三人いれば刑期自体も三分の一で済むはずです。これで文句はありませんよね?』
待て待て待て!
何か俺をほっといて話が進んでいくぞ。
『ちょ、ちょっと待ってよフェイ姉ちゃん!』
『そうですよ。でしたら、姉である私が―――』
姉弟であるアルカとルークが説得にかかるが、フェイは首を横に振った。
『いいえ、これはアルドラゴのメインコンピューターから外れている立場である私にしか出来ない事です。姉さんとルークは、いくら実体化して単独行動が出来ると言っても、艦のコンピューターに接続されている以上、長時間離れる事は出来ないでしょう?』
『そ、それはそうですが……』
『でも……だからってぇ……』
そんな話が繰り広げられている間、俺は必死に頭をフル回転させていた。
何か……何かないか?
もっと良い方法。
犠牲ゼロとは言わないまでも、もっと被害を少なくする必要……。
……そうしてしばらく悩み抜いた末、俺は顔を上げて口を開いた。
これしかねぇ。
「……確かに三人の言うとおりだな」
『ケイ!?』
「全員で分散すれば、罰自体も軽くなる。その通りだ」
俺は頬をパァンと叩き、気合を入れる。
現在、チーム・アルドラゴ存続の危機だ。
ここを乗り切るのが、艦長でもありチームリーダーである俺の責務!!
「おい神様たち。これからしばらくの間、アンタたちの言う事を聞こうじゃないか。アンタらにだって、うかつに手が出せない悩み事ってのがあるんじゃないか? それを俺たちが解決してやるよ。その代わり、俺の言いたい事は分かるよな?」
「ふぅむ、そうくるか……」
「面白いわね。確かに、最近頭を悩ませている問題はあるわね。でも、それを貴方たちが解決できるの?」
ムーアが挑発的な声で尋ねてくる。
ああ分かっているさ。神がふっかけてくる難題だ。並大抵の覚悟じゃあ乗り切る事は不可能だろう。
「やってやるさ。そうすれば仲間が犠牲になる必要は無いだろ?」
俺の言葉に、ムーアは満足げに頷く。
「そうねぇ。でも、出来なくて黙って逃げられても困るし、貴方たちが私の依頼を受けている間、一人だけお仲間さんを預からせてもらうわね」
「えっ!?」
「ふむ、それなら話は早いか。私も了承しよう。我々、三人の神が一人ずつ仲間を預からせてもらう。仲間を開放してほしくば、迅速に我々の依頼を解決するしかないぞ」
という事は、最初に言っていた通り、ゲイル、フェイ、ヴィオの三人が人質になるって事かよ。
俺たちが依頼を解決すれば、それだけ早く仲間も解放されるってんなら、確かに譲歩はされている。
「分かった。ただし、約束は守ってもらう!」
神たちに向けて、ビシッと指を突き付ける。
そして、不安げにこちら見る三人に向き直った。
「主よ……」
『
「言っただろう。全員でやれば、一人でやるよりも早く終わる。それに、迷惑をかけるのはこっちの方だ。少しの間だけ、我慢してくれよ」
そう言うと、ヴィオが笑みを浮かべながら俺の胸を小突く。
「へっ。アタシらが言い出したことだ。レージたちも、急いでやってミスすんなよ?」
「うっ! 肝に銘じとく」
それ、バイト時代に言われたことだな。
焦った状態で仕事をすると、何かしらミスを引き起こす。
今回ばかりは、仲間の自由がかかってんだ。ミスは許されない……。
「では、話をまとめよう。ファティマ、ムーア、メギルの三柱の神はこの者たちに今起きている自分たちの種族の問題を解決してもらう。
その間、この者たちの仲間を一人ずつ預かる。
それが解決され次第、仲間を開放し、更にかつて魔神だったノエルなる者の自由を認める。
……それでよいな?」
なんだかんだ言って仲裁役となったオフェリル様が、この場に集まったそれぞれに意思を尋ねる。
「仕方ない。ひとまずはそれで手を打つとしよう」
ファティマさんとムーアは不服そうながらも頷きあう。
メギルは倒れたまんま意識を失っているから、事後承諾になるだろう。
どう承諾させるかは、残りの神様たちに頼る事になりそうだ。
ともあれ、話はまとまった。
俺は、人質となる予定の三人を力強く見据える。
うぐ……改めて状況を考えると、なんか涙出そうになって来た。
一時的とはいえ、仲間との別れって結構くるな……。
「では、主よ……」
『姉さんたち……』
「んじゃ、しばしの別れ……だな」
ムーアが手を振ると、ゲートの魔法らしき空間転移の穴が空中に出現する。
ファティマさんがメギドの身体を担ぎ、それに続くようにして三人も穴の中へと足を踏み入れた。
やがて、ムーアが最後に穴の中へ入ると、同時に穴自体も消失する。
これで……完全に道は分かれた訳だ。
いや違う。
別れた道は必ず合流する。
絶対……絶対に三人は取り戻してやる!
◇◇◇
とまぁ、それが三人の一時離艦者が出てしまった事件の顛末だ。
その神の依頼の一つとして、獣族と海族の間で勃発しそうだった戦争の回避をさせられた。
いや、獣族と海族だから一気に二つ分だな。
正直、かなりしんどい思いをしたから、二つ分クリアはむちゃくちゃホッとしている。
おかげで、世間からは戦争早期終結の立役者として英雄扱いだ。
俺としては、思いっきり個人的な事情だったので、英雄扱いは勘弁してほしいんだけど。
さて、後はファティマさんからの依頼をこなすだけ。
だけ……と言いたいところだけど、まだヴィオもフェイも戻ってきていない。
近いうちにオフェリル様経由で連絡がくるらしいけど……もう随分と時間が経つ。
約束不履行なら、こっちから乗り込んだるぞコラ!
と、ブチギレたいところだが、こちとら連中の居場所すら知らん立場だ。
だから、向こうを信じて待つしかないって現状である。
そうしていると―――
『ケイ、オフェリルさんからようやく連絡が入りました』
ブリッジに、アルカの明るい声が響く。
その言葉に俺はようやく艦長席から腰を上げた。
やっとか……
やっとだよな……
「ようし、いよいよ物語の再スタートだ!」
すると、艦長席のひじ掛けへ何かが飛び乗る気配を感じた。
「行くぜノエル! 仲間を取り戻しにな!!」
「ふにゃ!!」
七つの
過去編はひとまず終了だ。
新たな物語を紡ぐとしますか!!
~~あとがき~~
という感じで現在に話が戻るのですが、ここまで話が大して進んでいなくて、自分でもびっくりしたり。
自分としても、書きたいシーンとかあるので早く話を進めたいのですが、なかなかまとまった時間が取れない状況だったりします。
また、本編にてバトルシーンをぶった切っていますが、これは本来ならちゃんと書くつもりだったのです。ただ、のちの展開の都合で、今回は省略する形になりました。原因は、主にノエル関係です。
一応、今後ちゃんと詳しく書く予定です。
さて、現在に話が戻る……となっていますが、実はまだ過去話が残っていたり。
エクストラチームの中で最もキャラが描かれていないテツことクロガネ。次話は、彼について掘り下げたエピソードになります。
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