5-契約
これからどの精霊が話しているのかややこしくなるので精霊の念話の前にどの精霊なのかを区別が分かりやすいようにしました。
ご迷惑をお掛けしてすみません。
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闇『俺らがここに来た理由は精霊神様にお願いされたからだ。』
(お願いですか?)
闇『ああ。お前も聞いてるだろ、精霊神様が転生したら精霊を贈ると。』
(確かにそんなこと言っていましたね。)
闇『でだ。俺たち大精霊は精霊神スピーナ様のお願いという形でお前が契約するに値さる者なのかを見に来たんだが………』
(見に来たのは良いんですが、僕はどうでしょうか?)
闇『俺的にはお前は善人だな。魂の純潔さは精霊には見ることが出来ないが、感じることが出来る。お前は合格だ。』
(魂の純潔さですか?)
風『そうだよ。魂の純潔さはね、今まで善行を積めば光り輝き、悪行を積めば黒く穢れるんだ。でも流石は神様たちに見定められた転生者だね。凄い輝きを感じるよ。そうだね、僕的にも合格かな?』
(先ほどから合格と言っていますがどういうことですか?)
風『教えてなかったね。僕たちは精霊神スピーナ様から君に仕えるように言われたんだ。だけど僕らは穢れた魂の持ち主には仕えたくない。だからこの目で確かめに来たんだ。』
(なるほど、そう言うことですか。)
闇『ウィンの言うとおりだ。俺からお見てお前は合格だ。だから契約しないか?もちろん俺以外の精霊とも契約できるぜ。』
火『あ!ブラウずるい!私も契約する!』
水『私もこの子と契約したいですね。』
光『私も同じく契約したく思います。』
土『シイカも、する。』
風『結局女性陣も喋っちゃったよ。まあそう言うことだよ、ロイ君。君は僕たちと契約するかい?』
(契約ですか。契約することで僕に何かメリットはありますか?)
正直、契約するのは問題ないですがデメリットしかないなら考え物ですし………
風『メリットね。僕たちと契約するメリットは各属性の精霊や精獣と繋がり、その属性精霊や属性精獣の精霊魔法を扱うことが出来ることかな。デメリットは僕たちの精霊魔法は普通の魔法よりも魔力を2倍ほど消費してしまうことだよ。』
たいしたデメリットではないですね。なら契約してみましょうか。前世では友達などは出来ていませんでしたし精霊でも友達に入るのでしょうか?
(分かりました。皆さんと契約しましょう。)
『『『『『ありがとう(ございます)!』』』』』
(だけど僕は契約の仕方を知らないですよ?)
闇『大丈夫だ、俺らが教えてやる。契約の仕方は簡単だ。お前……じゃなくてロイは、はいかいいえで答えるだけだ。簡単だろ?』
(確かに契約の仕方は簡単ですね。なら始めましょうか。)
火『なら私から!』
闇『何でお前から何だよ!?』
火『自己紹介のときの順番的に?』
光『まあまあ落ち着いて下さい。順番なんて些細な問題ですよ。』
闇『ちっ、分ーたっよ。』
火『それじゃあロイ契約しよ!』
(分かりました。)
火『なら始めるよ!』
(お願いします。)
火『汝を求めるは火の大精霊フレア。汝はこの火の大精霊フレアを受け入れるか?』
《火の大精霊フレアから契約を求められました。契約しますか?》
(はい、契約します。)
《火の大精霊フレアとの契約が成立しました。》
そうしてフレアとの契約が成立した。
水『それでは次は私ですね。』
(お願いします。)
水『汝を求めるは水の大精霊ミル。汝はこの水の大精霊ミルを受け入れるか?』
《水の大精霊ミルから契約を求められました。契約しますか?》
(はい、契約します。)
《水の大精霊ミルとの契約が成立しました。》
そして風の大精霊ウィン、土の大精霊シイカ、闇の大精霊ブラウ、光の大精霊イトラと次々と契約した。
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隠蔽無しのステータス
【名前】ロイ・ハイヤード・バルメテオ
【種族】人間 【性別】男性 【年齢】0歳
【職業】無し
【称号】伯爵家長男 転生者 神々の期待を背負う者 火の大精霊の契約者 水の大精霊の契約者 風の大精霊の契約者 土の大精霊の契約者 光の大精霊の契約者 闇の大精霊の契約者
【レベル】1
【体力】80
【魔力】110
【生命力】D
【筋力】E
【防御力】E
【俊敏性】E
【器用値】F
【幸運値】E
【魔法】
創造魔法
精霊魔法
【スキル】
鑑定 収納
【耐性】
全状態異常耐性(特大)
【加護】
創造神の加護
生命神の加護
魔法神の加護
大地神の加護
武神の加護
技能神の加護
商業神の加護
精霊神の加護
【契約精霊】
火の大精霊フレア(階級:帝級)new
水の大精霊ミル (階級:帝級)new
風の大精霊ウィン(階級:帝級)new
土の大精霊シイカ(階級:帝級)new
闇の大精霊ブラウ(階級:帝級)new
光の大精霊イトラ(階級:帝級)new
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