3-転生しました

 伯爵家または伯爵領などを辺境伯家または辺境伯領へて変更します。


 ご迷惑をお掛けしてすみません。(6/5改稿)

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「おぎゃぁぉぁおぎゃぁぉぁ」



 神様たちと別れて直ぐに産後ですか。いや、まあおなかにいないだけマシなのでしょうが。


「オリーベ!息子か!?娘か!?」

「旦那様、赤子は息子です。」

「貴方、よかったわ。」

「ああ、良くやったオリーベ。本当に良くやった!」


 少し家族愛が強くないですか?まあ望んだのは僕なんですけど。

 取り敢えず生まれたての赤ん坊が声を出さなかったら変なので何か叫んどきますか。


「おぎゃぁぉぁおぎゃぁぉぁ(わーーーー。わーーーー。)」


 棒読みですけど許して下さい。僕は演劇部じゃなくて帰宅部だったので。


「元気な男の子ね。貴方に似るのかしら?」

「よしてくれ照れるじゃないか。それに姉になるルーナとミーナにも顔を見せないとな。」

「そうね。」

「ユリウス。ルーナとミーナを連れてきてくれないか?」

「畏まりました。」


 そう言ってユリウスと呼ばれた執事らしい人は扉から出て行った。

 しかし、なぜ言葉が分かるのでしょうか?別の世界なら言葉は分からないと思いますが………まあ気にしたら負けですね。


 そんなことを考えていると………


「お父様!まれたのは本当ですか!?」

「本当ですか!?」

「ああ、本当だとも。それも男の子だ。我が辺境伯家もついに息子を授かったぞ!」

「「やったー!」」

「ふふっ。」


 入ってきたのは双子でしょうか?二人とも顔がそっくりです。双子の髪は銀髪。違いがあるとすれば一人が赤、もう一人が青の瞳と言った所でしょうか?歳は5齢当たりですかね?


「私はルーナだよ。」


 そう言ったのは銀髪と赤色の瞳の少女。


「私はミーナです。」


 そう言ったのは銀髪と青色の瞳の少女。


「「よろしくね!」」


 こんな元気な姉が居るんですか。楽しそうですね。


「それで貴方。この子の名前は決まったの?」

「ああ、もちろんだとも。この子の名前はロイ、ロイ・ハイヤード・バルメテオだ。」

「素敵な名前ね。」

「だろ?」


 《名前がロイ・ハイヤード・バルメテオに命名されました。》


 僕の名前長くないですか?まあ伯爵家と言っていましたし、当然なのかもしれませんが。


「それじゃあロイ君は今からおっぱい飲みましょうね~。」

「なら、私は退室しよう。」

「ルーナは残る!」

「ミーナも残る!」

「ルーナとミーナも一緒に出ようか。」

「「え~~。」」


 双子はこんなにも息がそろうのですね。


 そうして辺境伯家当主ヘルツ・ハイヤード・バルメテオはルーナ・ハイヤード・バルメテオとミーナ・ハイヤード・バルメテオを連れて部屋から出て行った。もちろんメイドさん以外の執事さんも。


「それじゃあロイちゃん、ご飯にしましょうか。」


 そう言って僕の母親?は授乳をさせてきました。








 流石に大変でした。これから授乳やおしめの交換があるのは精神的に大変ですね。


 それから授乳を終えた僕は母親と寝ているのですが、ラインダート様に言われたことを実行しようと思います。


「んぎゃぁぁ(ステータスオープン)」


 ステータスオープンと言葉に出すと目の前に地球で言うタブレットに近い形の半透明の板が出てきた。





【名前】ロイ・ハイヤード・バルメテオ

【種族】人間 【性別】男性 【年齢】0歳

【職業】無し

【称号】辺境伯家長男 転生者 神々の期待を背負う者 

【レベル】1

【体力】80

【魔力】100

【生命力】D

【筋力】E

【防御力】E

【俊敏性】E

【器用値】F

【幸運値】E


【魔法】

 創造魔法

 精霊魔法


【スキル】

 鑑定 収納 


【耐性】

 全状態異常耐性(特大)


【加護】

 創造神の加護

 生命神の加護

 魔法神の加護

 大地神の加護

 武神の加護

 技能神の加護

 商業神の加護

 精霊神の加護




 なんか凄いですね。取り敢えずこの魔法と称号、加護を隠蔽スキルを創って隠そう。


「んぎゃ(創造魔法)」


《創造魔法発動。【スキル】隠蔽を創ります。隠蔽を創るには魔力を100消費します。》


 魔力100ですか。まあラインダート様に言われた魔力を使い切るという目的も達成できますね。ならやるとしましょう。


《創造魔法により、【スキル】隠蔽を創造………元からあるため、【スキル】隠蔽を復元します………成功しました。》


 創れましたか。ではさっそく使ってみますか。(ラインダート:魔力をからにすると本当は凄い気持ち悪くなるんだけど流石はファムの加護だね。)


 使ってみた結果がこちらです。


【名前】ロイ・ハイヤード・バルメテオ

【種族】人間 【性別】男性 【年齢】0歳

【職業】無し

【称号】辺境伯家長男 

【レベル】1

【体力】80

【魔力】100

【生命力】D

【筋力】E

【防御力】E

【俊敏性】E

【器用値】F

【幸運値】E



【魔法】

 


【スキル】

 鑑定 収納 


【耐性】

 全状態異常耐性(特大)


【加護】

 



 まあこんな感じでしょうか。


 今の時間はもう暗いのでそろそろ眠りましょうか。


『あの子じゃない?』

『あの子だね。』


 そんなとき、そんな声が聞こえました。

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 登場人物


バルメテオ辺境伯家当主:ヘルツ・ハイヤード・バルメテオ


バルメテオ辺境伯家婦人:オリーベ・リング・バルメテオ


バルメテオ辺境伯家長女:ルーナ・ハイヤード・バルメテオ


バルメテオ辺境伯家次女:ミーナ・ハイヤード・バルメテオ


バルメテオ辺境伯家長男:ロイ・ハイヤード・バルメテオ


バルメテオ辺境伯家執事長:ユリウス・エル・ヴィスト

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