第3話 経営と今の小説家達の下層の力は似てる

 1位や名誉を手に入れる為に頑張るのは良し! 競馬で言うとそれだけ優れた馬が産まれ、小説界隈で例えると素晴らしい作品が産まれるのです。


 さて、1位以外の敗北者達はごまんといます。その人達や馬は賞金をもらえず死んでしまうのかというと違います。

 まず競馬の話から進めると5

 6着以下でも

 生涯で1度も1着にならないが、身体が丈夫で、出場できるレースにとにかく出続け、だった名馬「ハルウララ」がいます。 


 彼女の逸話は有名ですが、今回の話の総点はということです。

 他にも一着にはあまり恵まれなかったが、賞金を稼いだ馬は沢山いる。


 その賞金はいったいどこに使われるかというと、基本的に牧場の経費使われると思います。ダビスタのゲーム内でも主な資金源は出場費がメインになってきます。

 1着になれる強い馬はやはり事故も多く競走馬としての寿命が短いか平均ほどになります。しかし、なかなか1着になれないけど出走回数が多く事故が何故か起こらないで長く使える馬も現れ、私はゲーム内でその馬がほぼ生命線として資金難を乗り気っていたので、「あー……こういう人材も社会には必要なんだな」って思いました。



 実際ダビスタはリアルの牧場経営を再現しているらしく、簡単に強い馬をポンと作って勝たせるようには作られていないし借金も作らされて毎月維持費+借金返済の赤字経営のどん底の中、馬か馬券で稼ぐしかない過酷なやりくりを強いられるのです。

 そんなどん底の中、ずっと健康でいてくれる安定した存在が細い線を通すよりもどれだけ安定するかわからされました。




 それじゃあ話を小説活動に変えると、まずどのコンテストでも参加賞があると思います……え? 無い?

 いや、ありますよ。

 書いた作品の感想が少なからずもらえると思います。

 公募なんかだと読み子の人から詳しい採点をもらえますし、Web系でも複数人から感想がもらえる。

 Web小説で感想や閲覧数がそもそももらえないという人もまずという事実を獲得出来るはずです。

 どうして落ちたのか。

 どうして伸びなかったのか。

 どうして読まれなかったのか。

 まずは、自分に何が足りないのかという情報が手に入る点で、コンテストに出場した価値がありますし、それを活かす道しるべが出来るのです。

 一発で上手くいく人は希にいますが、運の良さと早熟の素質がある可能性があるので、自分がそうでないなら気にしなくて良いと思います。

 私は寧ろ失敗をし続けて泥をかぶりながら手に入れた努力の結果と工夫の方が価値があると思います。

 。着実な稼ぎが出来る力は大きい力より長持ちし、より大きい力を作るチャンスが出来ます。


 つまり経営が破綻しなきゃ馬を作れる。

 筆を折らなきゃ小説を書き続けられる。

 ということです。

 死ななければ負けないのです。

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