冒険録58 ヒロインはやわらかいらしいぞ!
暴走して一緒に風呂へ入ると言い出した夕は、目の前で
マズイマズイ! とりあえず後ろを向いて――いや、根本的な解決にはならない。まずは何とかして夕の身体を
そして、重力に従って
「【
俺は夕に手をかざして、
「あっ……ん、たすかる……かも。そのぉ、勢いで脱ぎ始めたはいいけど、実はすんごく恥ずかしくて、もう頭クラックラして倒れそうだったたんだぁ……」
「それなら思い直してくれよぉ……」
「あはは……」
ほんと暴走すると色々やらかしやがる子だな! ただまぁ、気絶しそうなほど恥ずかしいのを押してでも、俺と一緒に入りたかったと……そう言われると、もちろん
「……あのぉ、この状態でも……だめぇ?」
そうして少し冷静になった夕は、混浴許可を得るべく甘い声でお願いしてきた。ほとんど姿は見えないが、きっと
「はぁぁ、分かったよ……
「やったぁ!」「わーい! ままぱぱとおふろなのー!」
マッパ妖精さんも
「んしょ、んしょっとぉ」
霧の中からは
霧の中には生まれたままの姿の夕が居るはずだが、何も見えないのでダイジョウブ。ウン。
次いで夕は霧ごと
夕はそのまま右の樽に入るのかと思いきや、ペタペタと足音がこちらへと近付いてくる。
「こっち、入っていい?」
「……逆に聞こうか。ナゼいいと思った?」
「だよねぇ……」
夕とならギリギリ一緒に入れる大きさだが、ちょっと動くだけで
「むぅ~、パパのけちんぼ……一応聞いてみただけだもん……」
夕は残念そうに
「よいしょっと………………――んあああ~~~、気持ちいいぃぃ…………はふぅ、一日動きっぱだったし、身体の
「だなぁ」
夕は樽の横に置かれた
「――んひゃあぁっ!?」
そこで夕が急に驚きの声を上げ、さらにパシャッとお湯の
「こらぁ、ルナちゃん! そんなとこツンツンしちゃダメッ!」
「えへへ~」
霧で全く様子は分からないが、どうやらお
「やらかいのー!」
「も、もぉ!」
ルナが
「……くっ」
初っ
【304/304(+18)】
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第7章も半ばまでお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
やったぁ混浴成功だ! よしさっさとイチャイチャしろ! などと思われましたら、ぜひとも【★評価とフォロー】をお願いいたします。
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