第3章 月と金星と魔法講座
冒険録12 主人公が円周率を唱えた!
俺達は
それで今は、小休止とばかりに三人で切り株へと
「あの骸骨に加えて他の魔物なんかも
「ほんとそれよねぇ……」
「ただ、こんな魔物が居る森の中でグースカ寝てた俺達が
「うん。キャンプは好きだけど、着の身着のままはイヤだよぉ。それに確実に安全地帯とは限らないし、やっぱり襲われる前に
夕は何かを思い出したのか、立ち上がって切り株の対面へと回ると、俺から回収した帽子を上に置く。ちなみにその帽子の中には、例の禁断の衣が封印されているぞ。
「
「おう」
背後へ回していた上半身を
そうして誠に
「!?」
こっ、これはマズイぞぉ……! タイツが素足と
「お待たせっ!」
「うおぅ!」
脳内でヴァーチャル大人夕と
「……どしたの?」
「いや、数学の美しさを再確認するのに熱中していたところだ」
「ぷふっ、なにそれぇ~。変なパパ♪」
夕は俺が
「さてそれじゃ――」
――プルルルル
「「え?」」
話を戻そうとしたところで、夕のポケットから電話の音が鳴り
この異世界に来た時に、どちらも
夕も不思議に思ったようで、
すると……なんとそれは
【?の力:38/38(+3)】
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