第3話「宇宙で実習」
基地に入ると
[
「これから
この入口から案内の通りに進みなさい」
先生は三ツ
通路を進む
そして体にピッタリしているけど動きやすく着心地も
顔と暗号を登録し更衣室を
順路を進むと
「宇宙服に
先生が宇宙服の
「ヘルメツトは無いのですか?」
先生も用意していないが聞いてみた。
「今回は艦内での実習ですので必要ありません。
ちょっと残念な気もするが、あきらめるか。
「
ううっ、高そうだな
「いえいえ、いりません」
「それが
パンパンと先生が手をたたく。
「皆さんの宇宙服に不具合は見つかりませんでした。次は、こちらの画像に注目!」
円卓の地図が動きだし、ここから湖に向かって矢印が伸びて
「今日は軌道エレベエタを利用して
計画された進路が示される。未来予想によると帰りは、ここに直行するようだ。
「
運が良ければ見えるかもって程度なのだろう。
「さあ
地上を歩くのかと思ったら違った。通路が宇宙船まで続いていて、一人乗りの丸い
宇宙船の中は床が青色で、座席と壁や天井は白だ普通ぽいな。窓は閉じられているようだ。
「座席に深く
確かに引っ付いているのが分かるけど、念のためシートベルトも着用した。
「次は靴です床に吸着していますか?しっかり靴底を床に付けてみなさい」
足踏みしてみると、足が床に着いたり離れたりする感覚が
「手袋も吸着しますよ確かめてみなさい。宇宙船の
おお、それはつまり!
「先生、宇宙では
「はいそうです。ですが、実習中は床を移動する練習をしましょうね」(ニッコリ)
すかさず答えてくれた先生の
「はい!もちろんです先生」(ふひー)
先生が私たち実習生を見回してから座席に消える。
「これから軌道エレベエタに接近し、
私はググっと
私だって学習したのだ、ガツンと加速しても今度こそ驚いたり叫んだりしない。ちびったら宇宙服のオムツもあるし。
だんだん体が後ろに傾いて今は上を向いている。地上で見た軌道エレベエタは垂直だった、もうすぐアソコを登るのかな。
「気分が悪くなった人はいませんか?」
座席から立ち上がった先生が全員の顔色を見て回る。
「この連絡艇の
先生が手を
「ようこそ宇宙へ!これからが体験実習の本番ですよ」
地表が遠ざかって行くのが見える。あれれ、いつの間にこんな所まで、加速とか
宇宙船が回転すると丸い物が近づいてくる。あれー、私の
ボーとしていると先生が
「大丈夫そうで良かった。みんなと一緒に楽しんでね」
はれー耳が幸せ過ぎるー。私が宇宙を楽しめるのは先生のお
「軌道管理局は、
今は入国管理が
私達は出国しないので管理局に寄る必要もないわけだ。
管理局の軌道を離れ、次は宇宙戦艦が
「皆さん
いや、だが、しかし、私には早く
「先生、トイレを使ってみたいです」
先生は、ちょっと
「そのまましても
えー!それは先生あまりにも、ご無体なお言葉では。
「ちょ、いや、それはダメですよー」
「ああっ、そうでしたね。謝罪します。オムツの
先生はションボリした・・・。しかし、すぐ立ち直った。
「オムツ体験は
私は賛同する意味でコクコク
「トイレの使用を
「絶対しませんので安心してください先生」
宇宙で生活するのに
この
それにしてもオムツに出すとか、とんでもない目にあう所だったけど、私にしては
これも体験実習の
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます