誕生日の贈り物 ②

※表記記号 詩のタイトル

🔆「いつかの未来に祝福を、」



🔆心がみえる

迷いも幸せも理解してしまうほど

僕ら共に過ごした時が長すぎたね


🔆明日を迎えるおまじない

今日を見送って Good bye.

明日を引き寄せ Hello,Hello


🔆僕の物語

手の中でぱちぱち生まれた物語


🔆夜に溶かして

SNSに思わせぶりな言葉を残して消える

本当は ただ 追いかけてきて欲しいだけ


🔆王者の凱旋

荘厳たる鐘の音と月光を背負って

凱旋のファンファーレは鳴り響く


🔆最果て/旅路の夜に

終わりなんて誰にもわからない

それは幻か陽炎でしかないんだ

進んで休んで結局その繰り返し

だからもう今日は星と眠ろうよ


🔆僕が僕を忘れぬように

傷を憂いても 傷は癒えない

自ら理解し続けることだけが

唯一無二の 自己愛そのもの


🔆命の授業

尊ぶべきことも 學ぶべきことも


🔆積み重ねて/視線が絡む

忘れる筈ない積み重ねた土台の記憶

僕の記憶にばかり残っていかないで

卑怯だろ、君の記憶に、僕も残して


🔆100年後の未来まで/まずは僕から

消えないものが此処にある

僕の心は 僕のためだけに

僕だけが 僕のためになる


🔆色をみつける

人の顔色より 自分の色をみて


🔆寒空に溶けたい

星が綺麗な夜 吐息と共に溶けたくて


🔆金色の夢/寂しい線引き

遠い未来で君を待つ そう誓ってから幾数年

僕の生命は黄金に輝く 君だけの道標として

唯一この水平線と君への憧れだけが 遠くて


🔆忘れたくない

僕の身体が機械なら一生記憶しておけたのに


🔆不在の証明

君が要らない生き方なんかとっくに忘れたよ


🔆姿なき声/はじまりの集い

希望とともに絶望も連れてきた理由

けれど失ったものすら踏み越えて今


🔆わたしが生まれた日

遠い君からのお祝いの手紙

わたしの幸せが伝わるよう


🔆きみが生まれた日

遠い君へ感謝を届けるこの手紙

僕らは共にあるって伝わるよう


🔆朝を呼ぶ声/再始動

理不尽に下げた頭の数だけの誇りが

埃になって散っていきそうな日々に

埃を吹き飛ばす君の息吹が朝を呼ぶ

あの日の記憶を 持って家を出よう

埃は払われ 誇りはずっと胸にある


🔆灯火と鍵/はじめてに孵る

今日の第一歩は 冷たくて心地いい

出逢ったあの日に いつでも孵れる


🔆カウンター/手に灯り

3.2.1 あけたら 1.2.3 はじまって

月夜に弾ける 感謝の喝采が 降る

灯火は 再会の証 僕らのチケット


🔆赤色の鼓動

温もりは錯覚か 鼓動は錯覚か

違う 今も共にいるって事実だ


🔆白色の痕跡

空白を埋めたくて只管歩んできた

スポットライトに照らされた未来

待ち侘びた ああ 僕がいた場所

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