第3話 病院のかかり方
画像はブレブレながら、医師が心配していた腫瘍などの明らかな原因は見つからず、原因不明の肋間神経痛ということで、とりあえず神経痛の薬を飲みましょうということになった。
なんとなく最短ルート行けてない気がして、少し大きな病院に紹介してもらえないか医師に頼んでみた。
以前、夫がケガからの難病となった時に、初期のとある病院で、治療に疑問を感じ大きな病院への紹介をお願いした際には、医師に激昂され、非常に嫌な思いをしたが、今では、怒られながらでも、あの時点で大学病院に紹介してもらって良かったと、自分達も思うし周りからもそう言われた。
そんな経験もあり、恐る恐るお願いしてみたところ、その医師は、原因が全くわからないこともあり、違う目で診てもらうのも良いと思うと、快く、セカンドオピニオンとして大きな病院の整形外科に紹介してくれた。紹介は整形外科にしかできないけど、そこで相談して内科など他科に紹介してもらってもいいと教えてくれた。
わからないことはわからないと言ってくれる医師が、本当に良い医師だと思う。
夫の時の医師は、ろくに診断もせず、俺が治してやるみたいなことを言い、注射やら薬やらあの手この手を短期間に次々と行い、一向に効果が出ないことにイラついているような医師だった。夫の体が壊されてしまうところだった。
ナマケモノゆえの最短ルート行きたい欲で、一瞬、大変な思いをすることもあるが、結果、後々楽できてるんじゃないかと、ナマケモノは思っている。
大きめの病院の整形外科で、更にCTを撮って、持参したブレブレMRIデータも見てもらったが、痛みの原因はやはり見つからなかった。そこでも、神経痛の薬をしばらく飲んでみるかという提案だったので、ここでまた、他の選択肢があるかを聞いてみた。脳神経内科で違うアプローチをしてもらうか、こちらの病院でもMRIをもう一度撮るかという提案をいただいた。ブレブレでしたもんね…でも、もう一度アレに入る勇気が出ない…。
なんとなく、神経痛って、内科の先生も整形外科の先生も、なんか困った感じに見えるのは気のせいだろうか。これをしてみましょう!という感じでなく、とりあえずこの薬…のんでみます?…っていう感じ。その続きに、(効くかわからないけど…)が見え隠れしている。
そんなことを察知して脳神経内科で違うアプローチというのを選んでみた。
病院嫌いなのに、かかるとなったら、効率的なかかり方を探したいナマケモノなのです。
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