第452話 謎の美少女と、すぐ瘦せるサプリ!?その157
「そのゲームセンターの店員さんにあなた達の写真を見せたら、マスクで顔を隠していたとはいえ、すぐにあなた達だと証言してくれたわ」
ジャージ姿の時は、マスクで顔を隠していた。頭にタオルを巻いていたので、髪型もよく分からないはずだった。が、
「さすがに目を完全に隠したら見えなくなるでしょう?だから店員さんは、あなた達の目をよく覚えていたの」
もしサングラスで目を隠していたら、全く分からなかっただろう。だが、三人組は誰一人サングラスを持っていなかったのだ。
「…っ!?」
まさか店員に目元を見られていたとは、それを知らされた三人組は絶句した。
「…で、でも!」
ここまで証拠があるのに、三人組はまだ観念しない。それで女性は、とっておきの切り札を出す。
「本物の水かけ強盗は、すでに逮捕されていたのよ。そう、結ちゃんが襲われた日の午前中に」
衝撃の事実に、三人組の頭が真っ白になった。
水かけ強盗が逮捕されたのは、ある通報がきっかけだった。
その通報を元に捜査したところ、すぐ犯人が捕まった。犯人は、成宮グループの本社の元女性社員だったのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます