第446話 謎の美少女と、すぐ瘦せるサプリ!?その151

「何か、用ですか?」

 飛騨が、さらに頭の上で「?」を浮かべながら聞く。

「あなた達、これから一緒に来てくれる?」

 女性からそう言われ、根津と浦も「?」となった。

「なんでー?」

 浦が首を傾げながら質問する。

「あなた達に、聞きたい事があるの」

 女性は、柔らかな口調で答えた。三人組が、これから警戒しないように。   

「何ですか?」

 根津が代表して聞く。

「先週の水かけ強盗の事件についてだけど」

 女性からの言葉に、三人組は「えっ!?」と声を揃えて驚いた。

「それって、前からネットとかで載っていた」

「水をかけて、現金を奪う強盗事件ですよね」

「やーちゃん達、被害にあっていませんけどー?」

 なんで聞かれたんだろう?と言わんばかりに三人組はますます「?」となる。

「私が、襲われたんです」

 女性の隣に居た結が、突然そう言ってきた。

「―――!?」

 結からの言葉に、三人組は一瞬心臓が跳ね上がった。

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