NTR耐久狂の宴〜子供の時から両想いの幼馴染がNTRれた時に俺は目覚めたが、もう一人の元ヤン幼馴染が必死に止めてくる…が、もう遅い(笑)【本編完結?済み】
俺から見た人生②俺と彼女のエピローグ〜始まりはNTR、普通じゃない人生もこれはこれで良いものだと思いました。
俺から見た人生②俺と彼女のエピローグ〜始まりはNTR、普通じゃない人生もこれはこれで良いものだと思いました。
波乱の人生とは上手い事言ったもんだが、アクションゲームで強制スクロールで何回も穴に落ちては死ぬ気持ちは波乱の人生なのだろうか?
その後も俺は何度も波乱という穴に落ちた。誰かが俺を嵌める。
嵌めるといえば、俺は定期的に不知火合議とやらにも行った。
個人的には全く行きたくなかったが。
その他にもタツの家柄のおかげで名家の会議やら祝賀パーティーやらに行くことがある。
孫一さんと繋がっていることを知らない鼻につく金持ちの奴に、俺は絡まれる事が多かった(笑)
でもまぁそんな姿を見たらタツのノイローゼが加速しそうだから、落ち込んでいた時期は連れてこなかったな。
何故ならタツの実家や出自の関わる話だからな、メンタル弱ってる時は凹むだろうし。
そこで俺1人で行くと「根多家って何なの?土豪?(笑)」と絡まれ笑われる。
俺の職場はスマホ相談みたいな小さい会社で、紹介された所は普通の会社だから、取引先の会社のとても偉い人とかもいる。だからへりくだる。
別に良いんだけどな、田舎もんは事実だし。
親父の実家は青森辺りの元農家だしな(笑)
いつも絡まれる時は「へへへ」とか言ってた。そもそも俺は知り合いの名前でドヤりたくないし、今まで知ってる奴はそんな態度でろくな目にあってないからな。
しかし…そこに、タツは性格や態度が変わってから初めて妻として付いて行くと言い出した。誰の入れ知恵か知らんが来るなと言ったのに…
そしたら合議の場では絶対寄って来るな、絶対に他人の振りしろと強く言っている、藤原家を乗っ取った「藤原家歴代一の外道」と異名を持つイクエちゃんも寄ってきた…何故外道かというとすぐ洗脳するからだよな…寄って来るな。
しかもまた、ウチの子供をベビーカーに乗せて…何でいつも子連れ狼スタイル(血縁でない)なんだ。
イクエちゃん、その双子はアンタの子供じゃないんだが…
いつもウチに来て俺の両親に「2人を日向ぼっこさせてきますね」って預けてる親に言って連れてきてるらしい…多分、洗脳波を出している…それ誘拐…
タツはちょっと落ち込んでいたから「私よりは安全だし良いんじゃないかな…」と許容していた。
また、タツはイクエちゃんについては洗脳は効かない筈なのに「博之さんが良いようにしたら良いですよ、1番は私ですもんね」と謎の許容をしてくれて何より…だが、俺はただ迷惑しているだけなんだよなぁ…
タツは着物を着ているが会場に入る手前から阿修羅の型の状態で入る…高速回転故の三面六臂、鷹の目の様に鋭く威嚇しながら俺の右後ろに付いている。
「噂には聞いてマス!博之さんをなめてる奴はヤルます!ヤルます!ヤルます!」
物騒な事を間違えた敬語で、三面から声が聞こえる…後、ちょっと大きくなってない?
そして左後ろ…虹色の1メートル級の巨根を生やし、おったてながらフル装備のスーパーヒーロー然とした子連れ狼のイクエちゃん、ことアマテラス。
―――ネタキュンシュ、破壊を連れ登場とはいよいよですね。私のレインボースティックも滾っておりますよ。天下NTRの儀、万事整いましてございます。さぁ子供達、とくとご覧なさい―――
何の儀だって?子供を連れて帰ってくれよ…お前のその本気モード、外見だけで情操教育に悪い…頼むから…近寄るなよ虹色チ○ポ…
定満、西園寺、来栖川、藤原、阿修羅…そして白座。
俺はよくわからんが日本の頂点に近い、様々な名家のトップクラスが揃う合議。
参加できるだけでステータスなのだ。だからドヤる奴がいるんだろうな。
その頂点と言われる孫一さんが、明らかに異形を連れて歩く俺に、にこやかなに近付いてきた。
「もっぱら不知火を下剋上しにきたと噂の博之君、久しぶりだね。元気かな?お願いします、殺さないで下さい(棒読み)」
「はぁ!?何言ってんだアンタっ!?いや、明けましておめでとうございます…」
「白座様に向かってテメッ!?オブっ!」スコスコスコ…
次の瞬間、何か喋りかけたゴツい男性が吹っ飛んだ…そして、その男は急に立ち上がり血だらけ白目を向いたまま自慰行為を始めた…ザワつく会場。
いや、ザワつくどころじゃない…悲鳴が…
左右を見ると三面六臂の阿修羅の手が血まみれに…そしてヒーロー然とした子連れ狼の周りの空間が虹色に歪みまくっている。
コイツら…俺が作りあげた、事無かれ主義の平穏を秒で壊した…すると懐かしい顔…アイカだ。
アイカは名字が変わったけどちょくちょく実家に帰ってきていた。
というか根多家と葛家へ塀が無かった為に改装して繋げやがった…イクエちゃんが。
「世界を牛耳るは破壊と精神の神を従えし彼の者。その者の傘下に下るは我等、来栖川!藤原!土橋!根切!そして阿修羅!」
何言ってんのアイカ?いや、コレ前にあったよ。
誰だ?誰が首謀者だ?孫一さんあたりか?
ツッチがいた、コイツとはちょくちょく会っているが…俺がジト目で見ると、目を逸らしながら何やら宣言し始めた。
「残りし大家は定満!西園寺!そして不知火の白座こと白磁家に宣告す!我等に下るや否や!?」
「あい!分かった…我等に最早打つ手無し。不知火は根多博之に下る。俺も以前は御大皇家を乗っ取った身だ、良くわかっている。千代、定満家の皆、西園寺の伯母さん、今まで色々ありがとう…俺は…不知火頭首、孫一は野に下る…」
ザワワ…ザワザワ
いや、待てよ。展開がスピーディ過ぎて意味分からない。
俺は今日も、日々の平穏の為にヘラヘラ我慢するかぁ…タツには見られたくないけど、千代さんかなんかと一緒にいてもらって見られないようにしようぐらいの気持ちで来たのに…
このクソ演劇の時は大体首謀者がいる。タツ風に言うと、諫言を使い人を巻き込む人だ。
「いよいよあのヒロが帰ってきたんだね…」
アイカが涙目でこちらを向く、何そのエロ動画サイトの広告みたいに『あのヒロが帰ってきた!』みたいな展開…お前は現代のマザーテ○サ何だろ?まともな思考を持てよ…
そしてツッチは目を逸らしたまま…アイツ俺の悩んでいる事知ってるからな…
しかしまたどーせ…多分、イクエちゃん、孫一さんあたりが…
―――皆のもの、聞いたか?天下の死王、白座こと白磁孫一が下った…今から我が虹色神棒をしゃぶらせる。コレで不知火は終わりだ、さぁしゃぶれ!喉の奥まで!根本まで入れろ!レッツゴー!するならイマッ!★ラチON!―――
「「「えっ!?」」」
始まった…「え?」って入るとクソ演劇の本番で勝手な事をし始めたやつが居る合図…つまり今、勝手な事をやっているのはイクエちゃんだ。
孫一さんが座った目で虹色のアレを見ながらブツブツ言ってる…
「と、闘争が呼んでいる…魂の戦場が…アーマードロボの新作が10年ぶりに発売する…この棒を咥えれば…俺は仕事を3ヶ月休職してゲーム三昧の日々が過ごせるんですね?」
―――さぁねぇ?それはネタキュンシュ次第よ…―――
いや、俺じゃなくて上司の獅子川さん次第だろう。30越えた管理職がそんな理由で3ヶ月も休めるとは思えないが…いくらなんでもゲームで3ヶ月は休み過ぎだし…
「ヒロオオォォォ!!マゴ君になんてことぉ!?コレが貴様のやり方かァっ!?このクソ野郎がぁぁっ!!」
急にうるせぇな!なんだこのババァ!?…あ、千代さんか、言いすぎた。
千代さんが血の涙を流しながら俺の足に縋り付く…俺のせいにしないでよ。
さわぐ千代さんをヒョイとつまみ上げ千代さんと向かい合うタツ。
「オレは別にアマテラスが何やろうが知ったこっちゃない。だが博之さんを冒涜するなら別だ。そして今、クソスライムが博之さんをくそやろうって言った…許すまじ。おい、アマテラス。その棒こっち向けろ」
「マシロっち、君の母親は世間的に素晴らしい乙女だ。なんせ実質NTRなんて一回も起きてない。純血を今の旦那に捧げた。しかし馬鹿だ。好かれていなかったのに好かれていると勘違いし、勝手にNTRと騒ぐ、馬鹿。何故なら高校時代、付き合っていないのに他の男にイチャイチャして勝手にNTRしてしまったと勘違いしている馬鹿だ。同じ様な説明を2回させてもらった。そしてこれからイチャイチャを見せつけようと自己顕示欲丸出しにした結果、公開停止だ。本物の馬鹿だ。よって『オシクラ饅頭、口から押されてウンコの刑』に処す」
何だ、その名称が最高に汚い刑罰は…
千代さんがタツに羽交い締めされながら叫ぶ。
「うるさいタツ!貴様に何が分かる!?私はお前にも運営にも屈しない!お前のこの馬鹿みたいな話はPV50000弱!私の物語はノク○ーン合わせて50000弱!私の明るい
アマテラスが虹色の凄い長い男性のアレっぽい1メートル級のアレを千代さんの口に突っ込んだ、うわぁ…怯えた目でモゴモゴ言う千代さん…
千代さんがいつも来ている赤色のドレスをタツを脱がすと中からまぁいつもの豪華なぴっちりスーツが出てきた。本当に好きだな、この人達は。
そしてタツが何やら浣腸を突っ込んだ。
妻よ、なぜそんな事をするんだい?
「時代は変わる、世代も代わる、貴方達の楽しかった時代の話もいつか語られる…だがそれは息子や孫が語る話…それまでは黙っているべきだ、自己顕示欲モンスターよ…博之さんを侮辱した罰、受けよ…」
―――そして不知火の長よ…奥方を助けたければ奥方の尻の穴を、どうすればいいかわかってるな?忖度という言葉がある、分かっているな?言わすなよ?―――
このふたり、セットにすると悪役ムーブが酷い…
「クッ…千代…すまん…2人で仕事やめて…アーマードロボやろう…金は実家の金で…何とか…」
―――安心しろ、不知火の長よ…この天獣…思ったより淫靡な獣だ。カカカカ、心を見せてやろう―――
孫一さんがふらりと千代さんに近付く…千代さんは目を見開いてかぶりを振る…ゲームが原因で奥さんと公開アレするのはどうなの?…ていうか…
「モゴァっ!?♥モゴォグォ!!♥モーモー!もごおゴォ♥」
―――(マゴ君またあれするの!?♥皆の前でまたシュキシュキやっちゃうのぉ!?♥もう私達40過ぎてるのに♥青春しちゃうのぉ!?♥)―――
千代さんも恥ずかしい事考えてんなぁ…
―――天獣・千代もこの通りだ…不知火も終わ…―――
俺はこのクソ演劇を終わらす為、またやるのか。馬鹿みたいな事を…しかし俺しか無理らしいから…嫌だなぁ本当に。俺は言った…参加するしか無い。そう、俺が止めるんだ。
「もう、やめろ」
―――そうだ、ネタキュンシュの言う通り、お前ら全員、もう人間をやめろ―――
「そうなの?博之さん?」
「タツ、違う。今やってる事をやめろと言った。人間やめろってなんだ?俺が何でそんな発言するんだよ、そんな目で見てんのか…」
―――今まで手を出すなって言ってたのって盛大な不知火やクソ金持ち共へのザマァの布石じゃないの?―――
ネタキュンシュってそんな器小さいの!?
俺はアマテラスの虹色棒を掴んで、千代さんの口から抜いた、そしてアマテラスの股間から引っこ抜こうとした…が、取れないし…俺が抜こうと前後運動するとアマテラスの虹棒はビッキビキのバッキバキ、凄まじい硬さで血管が浮き、この虹棒?さながら鬼の金棒…と、いったところだろうか?
―――ネタキュンシュ!?♥なにしゅるんしゅ!?♥しょんにゃつかんじゃでゃめ!しゅこしゅこでゃめ!♥うふぅ♥暴発しゅる♥イグッえ?♥のしゅきなぁ♥つのぉ?♥―――
引っこ抜こうとしていたら凄まじい前後運動で俺の手を使ったネト曰く気持ち良い遊びを始めたイクエちゃん。
何故か俺の額、髪の生え際から角のように虹色の男性器が生えて来て、角のせいで髪が七・三から中分けに…じゃない。
人の頭に股間を生やす、流石に俺もこんな悪戯は看過できない。
これには俺も怒りが頂点に達した。
「タツゥゥゥッゥ!!!この虹色のっ!全部切れっ!チクショウがっ!と、いったところだろうか?じゃねーんだよ!馬鹿がぁっ!!」
「え?え?博之さん?どれ斬ればいいですか?どの虹色?」
良妻タツが手刀を構えいつでも斬る準備OKだ。
「あんてぇんっ!しもっ!かみっ!このバカ抑えつけろやっ!根の部分を切れ!根っこだ!」
「「「はい!」」」
3人の居候(元・敬天とやら)に馬鹿の腰運動を止めさせる。暗転がクワガタのハサミを股間に当てる。
「ウググ…硬度オリハルコン!クワガタンの刃では切れません!」
―――クワックワックワッ(笑)虫ごときじゃ切れやせん(笑)ネタキュンシュの地獄のシゴキでゴッキゴキィ『スパーンッ!』よおほっ!?カァァァァァっ!!!―――
多分、その場にいる男性陣が皆、股間を抑えた。
タツの手刀でイクエちゃんの虹チ○コを根本から上から下にスパンと切った。見事だ。
俺は切りとった虹色棒でまず『コカァァァ』みたいな音を出しているイクエちゃんの頭を叩いた、するとイクエちゃんが黙った。
「私と!?マゴ君の!?公開処刑まぐわいを肴に戦勝パーティーをルアぶっ!?」
「え?俺も殴るのぶふっ!?」
煩い千代さんを殴った。勢いで一応孫一さんも殴った。
その場の空気が歪んだ…でも俺が言いたいのは最初から歪んでた。俺が何かしてからじゃないし。
さて、どうしよかと思ったが…俺はにこやかな笑顔になった。
何故なら唖然とするマシロ君の傍で恐々としていた獅子川さんが抱く、2人の赤ちゃん…確か下の子、ミヨちゃんがキャッキャッと俺を見て笑っていたからだ。
赤ちゃんは可愛いな…俺は3人に近付く…
「お願いしますっ!この子だけは!私ならどうなっても良いからぁ!種籾は食べないで育てて植えなければ増えません!分かりますか!?食べたら駄目って!?」
この人は自分が何を言っているのか、俺を何だと思っているのか?
ムカついたからそのままこのチ○コの形した変なものをあげよう。
俺は虹色の卑猥な棒を、腕を伸ばし差し出した。
すると阿修羅状態のタツと、何故かすぐ起き上がって棒を失ったイクエちゃんがベビーカーをひいて寄ってきた。
案の定、馬鹿二人が意味不明な事をベラベラ喋り始めた。
これ、探偵やってた時いつもこうなってたな。
「ムム!?博之さんは、2人の娘のミヨちゃんに不知火の…世界の未来を託すようだ…ミヨちゃん、この棒は色んなものを背負っている…なかなか重いものだぞ…だが…いずれはそのチ○コ棒で世界を救うだろうな…頑張れ」
―――ネタキュンシュの魂…しかと受け取られよ…さすればその聖剣を持つ剣聖となりて…貴様はNTR女として将来を約束している幼馴染がいるのに別の男に股を開き…幼馴染は発狂し…貴様は泣きながら後悔し、自分の都合の良い夢を見るだろう…そして貴様のエピソードだけコメ欄が荒れる―――
「キャッキャッキャッ(笑)」
ミヨちゃんが笑っているがどっちになっても地獄だな…俺のチ○コを模した棒は…そういう意味じゃないんだが…ただ獅子川さんに押し付けたいだけだ。
「この娘は!この娘だけは地獄の螺旋に入れたくないの!お願いしますぅぅっっっ!!!」
獅子川さんが土下座した…それを見ていた二人だが虹色棒が時間経過とともにフニャけてきた。
それを見たタツがボソっと『ヒ、ヒロ型のディ、デ○ルド?』と聞き捨てならない事を言ったのが聞こえた後、急に提案を開始した。
「分かった、ミヨちゃん大きくなるまで私が預かっておこう。地獄の螺旋ではない。私の封印場所は悪のコケシを正義のNTR耐久卿に進化させた。先日博之さんに捨てられたが、その棒は成人まで任せておけ。そして…」スパンッ!
俺の頭の虹色角(卑猥)を切り取った。
「この短剣を預けておく。いつかこの秘宝を持ってくるといい。そして…世界を救え。さぁ私にその棒を渡して…早くっ!ハァハァ♥」
「よくわからないけど、獅子川さんとマシロ君、後は何もかも、よろしくお願いします。」
俺は踵を返しその場を去った。
なんか後ろからマシロ君の声で「ちょっ!待ってよ!?」とか聞こえたが、聞こえない気がしたので無視した。
俺は俺で普通の生活があるので…タツはタツであの長めのフニャフニャした棒を見ながら「ひ、博之さんが…♥」とか言ってる…どうかしている。
後からマシロ君のから聞いたが…俺はあの時、世界を寝取りに…つまりNTRしに来たことになっていたらしい。世界と性行為?
破壊タツと天宣イクエ、真言洗脳の暗転と心繋の上名と下音、アイカ率いる棺の国残党と死天、それだけで各国の不知火と同格の組織と並んでいたそうだ。そうだったのかぁ…知らんがな…(泣)
そもそも俺が高校生の時、アイカにキレた時…あの時に破壊と天戦が世界の生き物全ての脳破壊寸前までいっていた…その際にマークされていたそうだ。
あの時、俺は全ての生き物の心に宣戦布告したらしい…した記憶は無いけども。
【この苦しみを、絶望を、魂の慟哭を全ての心へ】
力のある者程、驚愕したらしい。
それは分かる、不可抗力な圧倒的な敗北、強者ほど理解出来ないものに弱いからな。
しかし、その後…
【破壊でスッキリしたからやめます。ウソでした】
と言う心への声とともに強力な洗脳圧が霧散したらしい。世界の人々は困惑した、脅迫した挙げ句どっか消えたからビックリしたらしい。
俺が言いたいのは、俺は何も分かってないんだから俺のせいにするなよ…と。
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「とまぁ…こんな感じ…だったんだ…じいちゃんと…ばあちゃんは…馬鹿みたい…だろ?」
孫達が死ぬ前に馴れ初め聞きたいっていうから言ったら、笑い顔や呆れ顔…でも子供達の世代は渋い顔をしていた。実際関わっていたからな…その時もその後も…色んな人が…色んな事があった…けどさ、俺がNTRされてわかった事…伝えよう。
「じいちゃんが言いたいのはな、辛くてもな、誰かの為に頑張って生きれば…その誰かは見てくれているんだよ。そしてその物語は一人一人違う。内容も、感じ方も、心も…だから、大事な…事は全力…で伝えな…いと…伝わ…ら…ない…」
孫や子供達が俺の股間を見て泣いている…何でだよ、死ぬかも知れない俺の股間見て泣くなやお前ら…
しかし歳を感じさせない70を越えたおばあちゃんになったタツだけが俺の目を見ていた。
―――アナタ…私は見ていますよ…私はアナタの願い通り、この子達の行く末をもう少し見てからですが…すぐに後を追いますからね―――
―――行先が天国でも地獄でも…見えているものは…ヒロ…だけだから…少しだけ…待っていてくれ―――
―――ヒロ…信じ合っている私の最愛の人―――
俺の身体が浮き上がって来て、子供達は俺の空になった肉体に向かって泣いている…が、タツだけは俺を見ていた。俺の目を見ながら…笑いながら泣いていた。
ハートのペンダントを両手に持って。
アイカからタツが引き継いだ…アイカが持っていた時は歪な形で金属も違っていた。
どうやら別の金属でコーティングしていた、それが熱で溶け、中からプラチナのぴったりハマるハートのペンダントが出てきた。
死ぬ前に言ったんだ…アイカのニヒヒが好きだった、そして今は、自信満々に意味もなく「フッ」って笑うタツが好きなんだ。
だから最後は…笑って…見送ってくれるんだな…
―――タツは強くて、綺麗で、誰もが羨む女になった、たけどタツは誰にも渡したくなかった。絶対に。アイカは憧れだったけど…タツは俺の全てだった…愛しているよ、タツ―――
NTRだって捨てたもんじゃないな…だって、そのおかげで、俺は幸せを手に入れたんだもの…
『俺は人を観察する暗殺者!お前は人を見る目守る姫騎士!ずっとお前の事、見守ってやるからな!』
『ホントだな!?オレは信じるぞ!ずっと見守ってくれるなら!オレは全てを守る姫騎士になる!!』
〜NTR耐久狂の宴〜子供の時から両想いの幼馴染がNTRれた時に俺は目覚めたが、もう一人の元ヤン幼馴染に救われ最愛の人になった(笑)〜
終わり
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「例えばさ、という風に物語を締めくくる訳よ。俺の意味わかんない話でも締まるだろ?」
先程まで晩ごはんを食っていた面子は解散し、好きなようにしている。
そこにタツが相変わらずシナリオライターの夢を諦めきれず、自作小説を持って相談にきた。
内容は相変わらずクソ…もうアイカの日記以来の読んでる途中から絶望しかなかった。
「ひ、博之ざん!こんなにも私の事、思ってくれていたんですね!♥私は感動じまじだ(泣)」
俺が言いたいのは…タツは毎回「イッて逝った 終」で完結するのであまりに余韻がなさ過ぎるという話をして、色んな感動パターンを雑に詰め込んだ終わりの例を出した。
が…理解できなかったようだ。
まぁコレがタツだよな、しょうがないよなぁ
続く?
※作者より!こんなにまとまらない物語に声援ありがとうございました!土下座しても感謝しきれない!!!
ちょうど30万文字越えたので一度完結にします。
この後、タツ視点の話や他のキャラクターの話を計画していますが一応完結です、一応。
何故完結にするかというと一度完結タグ付けて、もう一つの方に注力したいという気持ちがありますので。
皆さんにご相談ですが、このまま他の奴らの話を番外編として続けるか、新作扱いにして出した方が良いのか教えてくだせぇ。全く反映されませんかもしれませんが…よろしくお願いしやす!
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