NTR耐久狂の宴〜子供の時から両想いの幼馴染がNTRれた時に俺は目覚めたが、もう一人の元ヤン幼馴染が必死に止めてくる…が、もう遅い(笑)【本編完結?済み】
俺から見た人生①俺と彼女のエピローグ〜俺とタツの物語は普通の幸せでありたかったが
俺から見た人生①俺と彼女のエピローグ〜俺とタツの物語は普通の幸せでありたかったが
ある日の食卓を思い出す。それを孫に語る。その日は何を思ったか色々思い返していたな。
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食卓に並ぶ夕飯。俺が作った、味噌汁と唐揚げ、しゃぶしゃぶサラダ。
そして、タツが炊いたご飯と、タツが現場(仕事場)から貰って帰ってきた新聞紙に包まれた謎の食い物。
ワーワー…ガヤガヤ…ザワザワ…と、賑やかな食卓。
子供の時のタツに似た男の子が、俺に話しかける。
「ねえ、何でお父さんとお母さんの昔話はいつもウ○コが出てくるの?おかしいよ、幼馴染からどうして付き合ったのか聞いただけなのに」
横から俺に似た女の子がそれに返す。
「お母さんのせいだよ、お母さんはほら…アレだから、アレ」
「お母さんが何だって言うんだ照虎?オレの事をアレとか言うな。後で説教だな、博之さんの。それとな、龍博、ウンコとか言うのは大体私に嫉妬してる奴だ。ソイツらの諫言に騙されてはいけないぞ?」
妻のタツが鼻をフンッと鳴らしながらお説教とか抜かしている…
奥から高校時代の同級生…いや大学も一緒だった藤原(旧姓、吉川)幾重がツッコむ。
「実際事実じゃない、いつも漏らしてるのは誰かしら?あの通り魔ネコを除けば貴方が2番目よ?」
その横で葛(旧姓、根切)暗転が唐揚げを頬張りながら箸でタツを指す。
「フヒィヒィ、ムシカイザーの奥方で間違いないでしょうなドゥフフ」
まず夕飯の時間にウンコの話題とかやめろ…
夕飯の時間は俺にとって唯一の家族とのスキンシップの時間だぞ?何考えているんだよ…
「暗転、箸で指すな。ほら、ご飯食べよう。その下品な話はやめなさい。」
「そうですよ、ね?ヒロさんの言うとおり♥せっかく皆の為に作ってくれた料理、今日も美味しく頂きましょう」
今、敬語で話していたのも…タツだ。タツは俺にだけ敬語になった。たまに昔に戻るが…
そして俺の横にタツ、そして前に小学1年生の双子、龍博と照虎がいる。
そこに繫げるように同じ高さのテーブルがあり、女性が4人、一緒に夕飯を食べている。
その奥で俺の両親と雪虎さん、アイカの両親がソファーのあるテーブルで笑っていた
あの後、アイカが居なくなってから敬天とやらの虫好きの暗転と、下音と上名という双子が葛家の養子に入った。暗転は4歳下で双子は5歳下だった。
結局アイカは、葛家からはいなくなり、棺さんが身元引受人となり改名した。棺さんがアイカの両親に
『貴方達の子育ては間違っていない。ただ、出会いが悪かっただけです。それを証明して頂ければと思う』
と、実家と縁を切っていた暗転と、親が居らず孤児でもあった双子の引受話を出し、アイカの両親は承諾した。
そして、何故かイクエちゃんは藤原の養子に入った。この件に関しては特に意味は無いそうだ。
何でこんなグチャグチャになったのか…
俺とタツは、俺が大学2年の時に子供が出来て結婚した。要は出来婚だ。
そんで俺は大学を中退、凄い勢いで孫市さんに土下座して仕事を見つけた。
俺も思い出したくもないので色々省略するが、まずタツは高校卒業後、シラヌキとやらに就職した。
別に頭が悪い訳ではないが…いや、悪いな。
勉強は出来たが大学に行くとサークルという魔境で精神汚染される、現に想像しただけで薬漬になったという謎の理屈により行かなかった。
そしてシラヌキというギャルゲーを作る会社に就職したが…1年経たずに倒産した。
圧倒的に売れず、小説家としてはセミプロのイクエちゃんを使い、無理矢理何とかしようとしたものの、今度はイクエちゃんが壊れ新作が売れず、三作目でパトロンの獅子川さんがキレて潰れた…らしい。俺はタッチしてないので、その件については知らないし知りたくない。
その後、大学在学中の俺に、不知火の人にいきなりタツを何とかしろと言われ、またもや孫一さんの指示で『NTR相談探偵事務所』とか言う謎の会社に就職したタツ。
俺がいないとコントロール出来ないと相談役(業務委託)の室長は俺、天下り正社員のタツとパートにイクエちゃんがねじ込まれ謎の相談所を始めたが…結果、こちらも1年経たずに廃業。
そして無職になり、成人式を迎える手前でタツが壊れた…『ワタじぃはにゃにもできなゃいのぉ!はじゅかしくて式にでれにゃいぃ!』と騒ぎ立てるタツを俺は慰めつつ、何とか社会復帰させようとした。
別に成人式なんて出なけりゃいいじゃねーかと思ったがそういう問題でもないらしい。
何やらアイカとネトが煽ったらしい。
ちなみにネトは医者になった…いや、俺達の中で一番出来が良いのは知っていたがまさかそこまでとは…まぁ祖父が医者だったからな。
今は祖父の病院を継いで、病院名に勝手に改名して親と揉めている。
その名は『気持ち医院』…医療に詳しくても頭は悪かった。
アイカは戦争孤児を預かり教育を施して社会復帰させる団体「ラシイン」のメンバーとして、世界で活躍する日本人…フランスのマザー・テレサとして日本のテレビで紹介された。
叛徒という半グレみたいな所に居た時に、自分が子供が生めない身体という事は知ったらしい。それを知ってより自暴自棄になったそうだと、本人では無く棺さんから聞いた。
俺は結構ドライと言われるが、その話を聞いた時に『ふーん』ぐらいだった。俺の中で幼馴染みの事は良かろうが悪かろうが無条件で受け入れる事にしている。だからそんな感じだ。
今は『来栖川愛華』の名前になっており、30になる頃には来栖川家の68代当主になるならないでなんかやっている…
そのアイカが成人式の日に、皆と会いたいと。
道半ばではあるが3年…成長した姿を見せたいと言った。
ネトはその時、既に医大に言っており道が決まっていた。
俺も馬鹿みたいな探偵事務所にいたものの、一応国立大学に行っており将来は地元の公務員試験に受けるつもりだった。つまり…
タツだけがフリーターどころか無職だった。
タツ曰く職業大戦だ、公務員VS医者VSマザー・テレサVS無職忍(プレデター)だ…と。
人物と化け物が混ざっているがそれはともかく…
そして駄目押しに獅子川さんが余計な事を言った為に、タツが余計におかしくなり、結果今に至る。
いや、端折り過ぎた。要は俺との子供を作っちまえと、責任取る能力だけは間違いない、だから一生離れられないようにしろと。
獅子川さんはマシロ君にした、ピルをしているから平気と1年程ゴム無しで行い、いきなりピルをやめるピルトラップの事をドヤ顔で言ったらしい。
それから成人式まで…半年無いぐらいか?
タツという名の動物(発情期)だった。いやぁ、思い出したくない…あの時期は本当に酷かった。
涙ながらに大学を辞めろとか言い出した、○ンコの元気がないのはサークルで酒池肉林をしてるからだとか。
俺はサークル入ってなかったし、毎日何回もするから当たり前だよ…
しかも壊れすぎてイクエちゃんが混ざっても気にしなかった…アイツは人間じゃないから平気とか、「眼鏡、ヒロが永遠に種を出せるように洗脳しろ」とか指示したり、もう意味が分からなかった。
無論、1日に最低でも2、3回していた。
そんな事してれば子供は出来る。双子だった。
双子を妊娠してドヤ顔で成人式に出た…妊娠してからまるで天下を取ったかのような態度になった。
なんなんだ、こいつは。
アイカに「何も無いクセに結婚やら子供出来たらやたらマウント取るタイプ、そういう奴いるわ…」と、アイカの奢りの居酒屋で言われて、酒は飲んでないのにネトの金たまを蹴りまくり、帰ってから泣かれた…別に良いじゃん…子供めでたいじゃん?
俺だって仕事見つけて頑張るけどな。
妊娠してからは余計メソメソした、知っていた。メンタル激弱だ。普通のメンタルでも大分まいると聞くが流石のメンタル雑魚…凄い感情の波だ。
そして出産、何やら痛みがコントロール出来なかったらしい…タツは多分、初めて激痛というものに襲われたようだ。
しかも双子、本人の体調もあり出産は難産だった。暴れ回るタツ。千代さんのお姉さんの病院だったから抑えつける人員はいたが…
その時、タツは最初で最後のアマテラスの心声を聞いたらしい。俺がよく喰らうやつだ。
―――この娘にはネタキュンシュの魂が行き…このアマテラスはネタキュンシュと共に行く…クソ雑魚メンタルのせいで私とネタキュンシュを殺すなこのクソ漏らし、踏ん張れよこの馬鹿―――
と、タツに言った…というよりかは全員に聞こえていたが、声が聞こえたタツによると、直後に痛みが少し引いて気付いたら生まれてたらしい。
散々嫌がらせを受けたアマテラスに助けられてタツは双子を出産した。でも普通にイクエちゃんがいたので良く分からないが元々、ヨシイクエとアマデウスは別物というパワーワードが出た為、何も言わなかった。
しかし俺は泣きながら喜んだな、赤ちゃんは可愛かったし、タツには何度も感謝したもんだよ。
外野から全く分からなかったが、何やらアマテラスが混入したという双子の上の少し俺に似た女の子の照虎と、タツにソックリな龍博はスクスク成長した。
そして子供が乳離れした時に子供達を撫でながら、俯きながらタツが言った。
その時の事を今も覚えている…忘れる訳ない。
「私はこの子達の親になる資格はあるのだろうか?二人の子供は可愛い…しかしヒロに無理矢理子供という絆を作り、しかしまた出産と思うとエッチも怖くてずっと出来てない。それにアマテラスに助けられ初めて子供を産めたし、これから先、子供達の為とはいえ働ける気がしない…皆がどんどん先に進んで行く…普通になっていくんだ…私は…弱くて進めない…のに…」と。
タツは俺と付き合ってからずっと頑張っていた、幸運は頑張って自分の力で手繰り寄せるものだと言っていたし俺もそう思う…でも、棺さんの言う通り…運や偶然…というのはある。
そう。人生、どうにもならない事が沢山ある。
俺が高校生の時、恋人のアイカと昔馴染みのネトの逢瀬を見た時もそうだ…俺は動けなかった。
怒り、涙を流し、絶望し、全てを否定した。
1人であれば…きっと途中で、幼馴染とは向き合わないまま…後悔だけを残しこの街を去っていたかも知れない。
だか、タツがいた。タツが傍にいてくれた。
俺の口に出来なかった『助けてくれ』をタツは必死に掴み取ろうとしてくれた。だから…
俺は子供を親に預け、タツの首根っこを掴み、嫌がるタツを無理矢理道場に引っ張り込んだ。
そしてメソメソしてるタツを拷問にかける事にした。間違えてるだろう?俺もそう思う。
多分俺はまたキレてたんだと思う。それはメソメソしているタツにではなく、タツに『私を信じろ』と言わせ続けてた自分自身だと思う。
『俺を信じろ』と言えなかった、結局信じて貰えなかった、不安にさせていた、信じるに値しない自分にキレた。
別に普通じゃなくても良いんだ、無理に何かにならなくても良いんだと…お前はお前は何だと。
身を持って伝えなければならない。
アイカ…お前に出来なかった事を…タツは…してくれたよ。
…俺はあの日から…幼馴染の事、いや、全ての事をは受け入れる事にした。例え売春しようと寝取られようと…
だが、思い込みでも虚勢でも良い。愛する人には例え嘘でも、言う権利がなくとも、自分の事を棚に上げて言わなければいけない時がある。
受け入れなかった…諦めなかった自分を取り戻す。
その為には…とりあえず近くにあった有刺鉄線を頭に巻いた。とりあえず指の骨(自分の)を折った。
「え!?ちょっと待って!違うんだヒロ!そういう事じゃない!そういうつもりで言ったんじゃない!何でそうなるんだッ!?」
23か4の時か?2人とも、もう大人だった。
良い大人に、2児の母親のタツに対魔忍みたいな格好をさせた。
「この格好するの!?ヒロ、ちょっとまってよ!ごめん!私が悪かったって!ムグゥ!?」
俺は目と鼻と耳から血を流し、自分にブチギレながらタツに伝えた。食いしばり過ぎて前歯と奥歯の中間の歯が一本抜けた。なんかよくわからないが吐血した。
拘束し、猿轡を付けたタツの頬に優しく手を当てた…
「ダヅァ…俺をじんじろ!俺は…いつだってダヅァをみでいる…だずげでっていゃぁ…いづダッでだずげでやるぅ…ダカラぁ…オレのメを見ろぉおろっおッッッっ!!」
「ヒロッ♥ちょっ♥らに!?♥らんでぇ!?♥」
タツは最近、目を伏せて話すようになっていた。
だから両掌で無理矢理前を向かせる、俺の目を見せる。そして…エロい事をした、溜まっていたので。
「おおおう!おまえがだだがうなら俺はダダがウッ!だげどなぁ…おまえがだすげでっていやぁ…ヲレぁじんでもだずけるンだッッッ!わがったがっ!っ?」
「たっ!たしゅけてっ♥ひりょ♥しゃかい!♥こわい♥おとょな!♥こわいっ!♥たしゅっ!♥ンはッ!?♥」
キレてて血が出てるから、うまく喋れない。タツの顔面に血が飛び散る…そして腰を振る…これで間違えていたら俺に打つ手は何もない。
大人になったから、わかる。
腰を打ち付ける俺は人として間違えている。
ただ…優しいだけの俺では、愛してはくれたけど、信頼はしてくれなかったから。
怒り…滾り…猛り…狂う奴のどこが…信頼出来るのか?
自分ではそんなもので信頼を勝ち取れるとは思えないが…それでもやるしかない。
―――見なさい愛しい子供達…あれがネタキュンシュの真の姿よ…挑んでくる強きを挫き、そして弱きをも挫く…そして助けを求めればその心を挫く…そう、ただ挫き続けるのよ…嫌だと言っても挫き続ける…自らの足で立ち上がる日まで…―――
ちょっ!?待てよ!おい、馬鹿、やめろ!
後、何でお前の子供みたいな台詞なんだよ!
―――そして立ち上がった足をローキックでまた崩す、それがネタキュンシュよ―――
何故か双子用ベビーカーに子供達を乗せてイクエちゃんが道場の入口で見ていた、マジでやめろ。
親の逢瀬は子供にはアウト、そんな事も分からないのかあのバカは?俺は将来、この日の事を「お母さんと一緒にプロレスやってたんだよぉ〜」なんて誤魔化そうとしても「お父さん血だらけだったじゃん、有刺鉄線電流爆破デスマッチでもやってたの?」なんて言われたら「違うよ、大学は中退したけどね」とか…何の話をしてるのか分からん。とにかく駄目だ、どうすんだコレ!?
―――藤原さん、もう分かってるんでしょう?認めたくなかったんでしょう?ずっと…根多君に恩を返したかった…自分が根多君を選び続ければ…もうNTRとか辛い目に自分も根多君は合わないものね…女として…パートーナーとして…対等になりたかったのよね…でもね、それは貴方の驕り…本質は…―――
「ちぎゃうう!♥ゆゅゆうにゃあ!♥ちきゃぁ♥そりぇはぁ♥ヒロぎゃひとりになっちゃうう♥」
―――ネタキュンシュに並ぶ?…フフフ、ものは言い様だわ、貴方は大和撫子…といったところかしら?旦那の後ろを一歩引いて歩く…それが貴方の本質。そうなると根多君が1人になっちゃうのが辛いそうよ?これは女心?何でしょう?―――
タツは…ほんとに馬鹿だなぁ…
後、イクエちゃんは子供を連れて消えてくれ…頼む。この空気て腰を止めるのは無理
「タツ…言ったろ?ずっとお前を見てるって。もし一歩引いて好きな事してるのが良いならそうしろ。そのタツをずっと見てるから。小学生の時の…大人しいタツが本来のタツなんだな。お前が後ろにいても俺は見ているよ…タツを感じる事が出来るんだよォゥッ!?」ビュル〜ル〜
「ビロォ♥アオフっ♥イグ♥」
いい台詞を言おうとしたらイッてしまった。
「オッオッおぅっ!オレッは、タツの為に龍虎無限打ちを編み出した、タツの為に拷問虫を集めた、タツの為にゲームの裏技を調べた、ろくな事してないけど…全てはタツに勝つために。タツを孤独にしないように…そして今度は支え合って生きていくんだ…子供の為だけじゃない。俺とタツ、どんな形でも同じ道を歩く為に…だから俺についてこっいぐ」
「はい!♥イッ♥はっい!♥ヒロ!ユッキッさん♥」
気付けば道場の中に家族や友人、不知火の人達がいた…さてはイクエちゃん、呼んだな…なんかあると人を集めんのやめろ、エ○ァじゃあるめーし。
人の性行為は見世物じゃねーんだ…どいつもこいつも失せやがれ。
しかも2度目になると思ったよりメンタルダメージが無い…慣れていく自分が嫌だ…
この日からかな?タツが博之さんという様になった。敬語を使うようにもなった俺にだけ。
昔…小学生の時からの憧れらしい。
そりゃそうだろうな、雪虎さんがそうだからな。雪虎さんは何だかんだで前の旦那が忘れられないらしい…そういう所も似ていると思う。
タツは…人の背中を見ているのが好きだ、優しくて情が深すぎる…最強の破壊の権化と言われたタツも、現代社会ではあまりにも弱い獣だ。
この事があってからかな。
子供や周りには未だに自分の事をオレと言ったり、口調も偉そうなのは変わらないが、どこか吹っ切れた顔になった。
俺はタツに、最早お洒落もへったくれも無い、職場を紹介した。
ヤクザの叔父さんの事務所の下請け会社…根多建設だ。俺も中学時代バイトした。
要は建設会社と言う名の現場作業員をやらしてみた。
俺はタツに提案した。一生同じ所で働く必要はない。色々やって見ようと。潰れたら後腐れなく他の仕事が出来ると思えばええと思った。
そして紹介したら仕事が向いていた。
でも、そうだろうなと思ったよ。
無敵で怪力、歩く重機で無事故安全保証のタツだ。
同僚もジジイしかいない。うんこ漏らすレベルはいねぇけど、小便は漏らす汚ねぇおっさん、歯が欠けてたり目の色がおかしかったり、お洒落感や若者感ゼロの職場。
その中でタツは化けた…現場作業員は天職だった。今や一番危険な作業をする現場監督という攻めのスタイルというか、イカれた現場監督だ。
夏に家族でお出かけした時に、タツの服から何か…音がすると思ったら謎のモーター音がなる、膨らんでいる服を着ていた。それに対してミニスカー
ト…と腹巻きを間違えていた。凄いミニだ。
結果、出来上がったのは敬語でお淑やかな態度の変態女…俺の妻。
服とかどうでも良くなっていたな。服は現場作業員の行くワークウェアの服屋のみ。
しかし最近、そういう店もキャンプやらが流行ってお洒落路線になって来ていて、それに合わせてタツも合わせてちょっとお洒落になっているのは笑った(笑)
「もしもしー?昔の事を思い出しているのですか?駄目ですよ?過去を見ないでください…約束を忘れては困りますよ?…私はずっと見ていますから…博之さんが私を見ているかどうか…ず~っと見ていますからね?♥」
そっすね。まぁ色々あったけど俺は幸せよ?
小学生、中学の時、高校の時、成人以降、どんな時でも絶望があって、希望があった。
人生なんてものはそんなものだと俺は思う。
※いつもすいません。何だコレ…
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