妹からの警告 ②

「懐かしいわね」


里紗は、公園を見渡しながらつぶやく。


「あぁ、小さい頃遊んでたな

 それで…話って?」


「………」


里紗は、ブランコに座った。


「ねぇ、西宮先輩とどんな関係

 …生き別れたお姉ちゃんとか?」


「!!…なんでそれを?」


(その事を知ってるのは、

 今のところ自分か日菜姉のみのはず

 日菜姉が話したのか?)

 

孝介が困惑してるのを見て里紗が笑った。


「ハハ、お姉ちゃんが話したのかとでも

 思ってる?」


図星だっためうろたえる。

里紗は、ハンッと笑って


「そんなわけないでしょ、

 お姉ちゃんの態度があまりにも違かったし

 孝介にいたっては、西宮先輩にべったり、

 これは、何かあったなと調べてみたら

 案の定」


ピラッと一枚の写真を取り出す

そこには、孝介と鈴が

手を繋いでいる姿があった。


「鈴姉さんだっけ、ずいぶん仲いいのねっ!」


里紗は、ブランコから勢いよく

立ち上がり近づいてくる。


「本当よかったわね、

 本当のお姉ちゃんに再会してさっ!!」



「ぐっ…がっ!!」


近づいて来た里紗が孝介の首を掴み

締め上げフェンスに叩きつける。


「…ねぇ言ったよね、

 お姉ちゃんを傷つけたら許さないって」


里紗は、力を入れ締め上げる

孝介も何とか逃げようとするが

里紗の力があまりにも強く逃げ出せない。


「ねぇ孝介、実の姉が戻ってきたから、

 お姉ちゃんはもう用済みなの?

 どうなの…ねぇ…ねぇ!!」


「ぐうっっ、そんな事は…ない!!」


必死に里紗を見つめる。


「…ふーん、嘘はついてないようね」


里紗は、首を絞めるのをやめ離れる。


「ガハッ!はーはー」


「ふん、

 これは東条日菜の妹としての警告よ、

 まぁもちろんこれから、

 お姉ちゃんと孝介の仲は、

 否応にも変わっていくと思うわ」


「そんな事は」


「そんな事あり得るのよ、

 だからね孝介、その時は…出来るだけ

 お姉ちゃんに優しくしてあげて」


「里紗……わかった

 だけど、俺と日菜姉の関係は変わらないよ

 俺は、日菜姉のおかげで

 立ち直れたんだから」


「…はぁそう言う事じゃ

 …まぁ孝介らしいっちゃらしいけど」


里紗は、呆れた顔を見せた。


「まぁいいや、

 じゃここからは、孝介の幼馴染みとして

 言わせてもらうわね」





「西宮鈴は、

 あなたの本当のお姉ちゃんなの?」





どうも、こんにちは

今回最大のミスをしてしまい

何かのミスで途中までしか書かれていない物が投稿されてました。

すいません(修正済み)

後ストックも含めて再確認おこないますので

何かありましたらコメントの方に

お寄せください

 

 

 

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