孝介と鈴とキ〇?
「こっこうくん?」
二人の距離は近い、
吐いた息が相手にかかるぐらいに
そんな状況になった現在孝介は、
(……やっちまったーー!!
ドドドどうしようどうすればいい!?)
テンパっていた。
当初の考えていたのは、
鈴さんの肩を押して優しく寝かしてから
毛布を渡して少しでも仮眠してもらおうと
あとで考えると馬鹿な考えをしていた。
だが緊張していた為
先輩を寝かそうと押したが力加減がわからず
強い力で押してしまう
先輩も咄嗟の事に目の前の
自分に掴み俺も引っ張られ今に至る。
「鈴…さん」
この状況をなんとかしようと動こうとした時
腕が先輩の胸に当たったすると
「…んっ!」
先輩は、ビクンッとなり少し色っぽい声を
そして顔を真っ赤にしている。
(とととにかく、どかないと)
「すっすいません今どきま……」
孝介が退こうとするが
それを制するように先輩が手を伸ばし
掴んで来る。
「えっ…鈴…さん」
「……こうくん」
先輩は、目を閉じる
…これ…は…
柔らかそうな唇から目が離せない
…徐々に…引き寄せられていく…
ピンポーンドンドン
「すいませーんいらっしゃいますか〜?」
「「!!」」
ハッと我に帰った。
(俺は、何をしようと!?
…とっ取り敢えず)
「すいませーん、いないのかな〜?」
「あっはーい、今行きます
鈴さん…すいませんが」
「あっうん…」
鈴さんが手を離した為
立ち上がり玄関に向かった
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