孝介を取り巻く思惑 ①

教室 【堀越秀助視点】


「行ったようだな」


孝介が教室を出かけたのを見て

委員長に、話しかける


「堀越くん、あれでよかったの?」


「ああ、孝介も気づいてなかったろ

 ……ほらお金、お釣りはいらないから」


委員長に、5千円札を渡す


「うん気づいて無かったけど

 何でこんな事を?」


「まぁちょっとした罪滅ぼし」


秀助は、頭をかいた


「孝介くんと日菜先輩の関係の事」


「ああ、西宮先輩との事だけ聞き出そうとしたら、余計な所まで踏み込んじまった」


「ふ〜んでも孝介くんは、あんまり気にして無いと思うよ」


「そうだとしても、俺が気にする」


「ハァ、秀助くんてそう言う所真面目だよね」


「まぁ孝介は、親友だからな」


「ふ〜ん」


委員長は、手に持っていたお金を返してきた


「おっおい」


「私も煽った所があるから、

 今回は、私が払うわ」


「いやっ!でも!!」


委員長が耳元に向かって来てささやく


「その代わりと言ってはいけないとは

 思うけど

 今度の楽しみにしてる♡」


それじゃと委員長いや…里紗が離れていく


「ハァー、次の予定考えとかないとな」


頭をガシガシかきながら

秀助は、昼飯を食べに向かった






どうもここまで読んで頂きありがとうございます。

今回は、短いです

本当は、鈴視点と日菜視点この二つと

一緒に出そうと思っていたのですが

分ける事にしました

ですので次は、鈴視点と日菜視点です

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