先輩と体調不良?
「うん、大丈夫だよそれじゃ」
ガチャン
家に来ていたひな姉が帰っていった
自分は、ひな姉を見送ったあと
家事をしようと脱衣所に向かった
「……あれ?洗濯物がない
…もしかして」
ベランダに行くとそこには、
洗濯物が干してあった
そのほかにも、お風呂掃除からゴミ捨てまでしてくれていた
「ひな姉、ここまでしてくれたんだ
今度、お礼しないとな」
ピロン
「ん?」
スマホを見ると
鈴先輩からのメッセージだった
『孝介くん今大丈夫?』
『大丈夫ですよ、どうしました?』
『今からそっち行ってもいい?』
「もう帰ってきたんだ、だったら
『いいですよ、待ってます』っと」
すると返信してすぐにチャイムが鳴った
「はやっ!今行きます」
タッタッ
急いで玄関に向かう
ガチャ
「鈴先輩、こんにちは
って!!大丈夫ですか」
ドアを開けると明らかに体調が悪い先輩が
立っていた
「……こんにちは、孝介くん」
「取り敢えず!部屋の中に入ってください」
「うん」
先輩が一歩歩き出した瞬間
フラリと身体が倒れる
「ちょ!!」
咄嗟に先輩を抱き止める
「先輩!大丈夫ですか!?」
「大丈夫、ちょっと力が抜けちゃっただけだから」
「いや!ダメでしょ!!」
孝介は、鈴を抱きかかえ
寝室に向かう
「…へ?こっ孝介くん!?」
「ベットに運ぶので少し我慢してください」
「ベット////!!
ちょ…ダメ!………私たちゴニョゴニョ
なんだよぅ」
「えっすいません聞こえませんでした
……取り敢えず」
ボスンと鈴先輩をベットに下ろす
「あっ///…………」
鈴先輩は、顔を真っ赤にして焦点があわない
「先輩……………熱もありそうですね!?」
「えっ?」
どこか困惑している鈴先輩に布団をかぶせ
体温計を渡す
「使い方わかりますか?」
「うっうん」
「じゃ、ちょっと待っててくださいね
薬箱持ってきますんで」
孝介は、寝室から出て薬と飲み物を持って
寝室に戻った
ガチャ
「先輩、熱どうですか?」
寝室に入るとそこには、
一段と青い顔をした先輩がいた
「せっ先輩?」
「孝介くん………こっちに来て」
「はっはい」
先輩の所に近づく
ガッ!!
腕を掴まれる
「……ねぇ孝介くん
昨日誰が来たの?」
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