日菜姉とお泊まり②

「……あのさ、

 いつまでパジャマのままなの?」


「え、何かおかしい?」


二人は、

一緒にココアを飲み

部屋で寛いでいた


「もう着てきた服は、乾いてるし

 着替えれば?

 買い物行かないの?」


「え〜、この雨でしょ

 行きたくない〜ゴロゴロしよう〜?」


「まぁ、俺はいいけど

 何する?ゲームだったら準備するけど?」


日菜は、机にひじをつき笑う


「ニヒヒ、勉強でも良いよ?」


「よし!ゲームしよう!

 すぐに準備するから」


孝介は、すぐに立ち上がり準備を始める


「……仕方ないなこうちゃんは。」


……その後、二人は夕方まで、

ゲームをなどして部屋で過ごした

        ・

        ・

        ・

「ってもう夕方だ、ひな姉ご飯どうする?」


「うーん?よし!!

 私が作ってあげる」


「いいの?

 外食でも、宅配でも良いんだよ?」


「いいの!!

 元々作るつもりで来たんだから」


ゴソゴソと日菜が

鞄からエプロンを出しキッチンに向かう


「俺も手伝うよ」


「そう?ありがとう」


ガチャ

日菜が、冷蔵庫の中を見て

うんうんと首を振る


「ちゃんと自炊してるんだね、

 食材もちゃんとあるし

 調味料も揃えられてる」


「まっ!まぁね」


「ふんふん、よし決めた

 今回は、簡単に野菜炒めにしよう」


日菜は、冷蔵庫から食材を取り出していく


「じゃ、俺は何すればいい?」


「だったら野菜切ってくれる?」


「了解」


二人は、手際よく料理をしていく


「……あれこうちゃん

 お皿どこにあるの?」


「あぁ……ここにあるよ」


孝介は、鈴先輩に料理を任せてたため

場所を一瞬探したが無事にお皿を出す


「………ふ〜ん、ありがと」


貰った皿を軽く洗い

そこに料理を盛り付ける


「よし完成、じゃこうちゃん

 テーブル持っていって食べよ」


「ああ」


孝介は、料理を持ってテーブルに向かった






「…………やっぱりおかしい」









 

 








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