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「あれ?おじさんは?」
女の子は、周囲をキョロキョロと、見渡してます。
「にゃー。」
「ネコさん、こんにちは。」
と、女の子はネコの前にしゃがみました。
「おじさんは?」
女の子は、周囲を見渡しながら聞きました。
「にゃー。」
「さすがに…わからないかぁ。」
そう言いながら、女の子は頭をかきました。
「にゃー。」
いつもより、少し大きく聞こえる鳴き声は、女の子には伝わりませんでした。
「教えようとしてくれてありがとう。少し待ってみるね。」
女の子は、少しガーデニングの手入れをしてみたり、お花を眺めているうちに、飽きてしまったのか、
「また別の日に来るね。ネコさん、バイバーイ。」
と、ネコに手をふって、帰っていきました。
「にゃー。」
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