応援コメント

虹霓」への応援コメント

  • ひとつひとつの言葉が研ぎ澄まされていて、何気ない風景の描写がこの上なく美しかったです。名前すら明かされない「君」の存在が際立っていました。素敵な物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    中学生の鬱屈した感情を、ただ心のうちで縮こまって惨めになってしまうようなものにはしたくないと、なんとかもがきながら書いた結果なので、そのように言っていただけるととても嬉しいです。

    お読みいただきありがとうございました!

  • こんにちは。友川 創希と申します。
    この度は「始めの方だけでもいいから読んで!」の恋愛&ラブコメ&現代ドラマの企画にご参加いただきありがとうございました。
    雨をいいアクセントにしながら、個性的なキャラたちの心の中まで見えてくるような素敵な作品だなと思いました。自分も少し前まで中学生だったので(今は高校1年生です)懐かしさ的なものも感じられました。情景描写が繊細でまるで美しいアニメーション映画を見ているかのような気持ちになれました。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。
    (そして、返事が遅くなって申し訳ございません……)

    雨を道具にして、思春期のやるせなさやもどかしさを描ければと思って書いたので、そういっていただけるととても嬉しいです。
    とりわけ描写は過度なほどに書き込んでいるので、むしろ少しうるさく感じられるかもしれませんが、私としても気に入っているところです。

    コメントありがとうございました!

  • 中学生。
    大人でも子供でもなくて、
    心の中も雨が降ったり止んだりで、
    常に揺れて、形を変えて、掴みどころがなくて。
    でも、一番キラキラ輝いている時期のような。

    初めて出会った言葉に表現に
    すごくドキドキしました。
    とっても素敵なお話でした!!!



    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そう、とても微妙な時期なのですよね……。
    今でこそ私自身が年を重ねて当時を冷静に見られますが、些細な変化や出来事が当人にとっては世界が終わるかのごとくに悲しかったり、すべてが鮮やかに色付いたかのように嬉しかったりしたものです。
    懐かしいあの輝き(と共にある影)を、どうにか描きたかったのです。
    それが少しでも伝わったのならば、冥利に尽きます。

    お読みいただきありがとうございました!

    編集済
  • 『恋愛』をテーマにした物語は多いですが、なんだかおしゃれな話だな、と感じながら読ませていただきました。

    今はもう大人になってしまいましたが、あの頃子供ながらにいろいろ考えながら生きていたことを思い出します。

    私は同性とばかりつるんでいて青春と呼べる学生生活とは少し違ったようなものしか経験していませんが、恋だけが青春じゃなく、すべての生活が1ページなのだと感じた作品でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    当時と上手に距離が取れるようになった今だからこそ書けるのかなと思っています。
    そして、今でもあの頃と変わらないところもある。
    私の作品のなかに、なにか懐かしさを少しでも感じていただけたのなら嬉しく思います。

    お読みいただきありがとうございました!


  • 編集済

     初めまして。 企画からお邪魔させて戴きました。

     十数年前、あっという間に過ぎ去った『青春』を美しい文章で閉じ込めた御作、甘酢っぱい記憶と共に拝読させて戴きました。

     ……と言いつつも、実は私は引っ込み思案で、こんなに素晴らしい時期を送れませんでした……。

     そのため『私』に当時の自分を投影して楽しませて戴きました。

    作者からの返信

    初めまして。コメントありがとうございます!
    加えてレビューまでいただき、感謝してもしきれません!

    私にとっての青春もまた、彼らのように輝かしいものではありませんでした。
    しいて言うならば、「私」のように他者と自分を比較してしまうような卑屈さはあったかと思います。
    そして、いまだに自分は何者なのかと自身に問いかける日々です……。あまり成長していないのかもしれませんね。

    お読みいただきありがとうございました!

  • こんにちは。企画の方からお邪魔しました。

    昔からの関係性を壊したくない気持ちや、自分や友達の気持ちを守ろうとする思い。
    青春時代の複雑な感情が文章に凝縮されていて、余韻に浸ってしまいました。

    君の存在がいいですね。
    一見蚊帳の外の存在なのに、君の言葉で情景が引き立って行くような気がします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    私から見た「君」はいつでもヒントを与えてくれる存在なのだと思います。
    とりわけ中学生は迷いがち。そんな中で、「君」はちゃんと「君」として生きているように見える。
    じゃあ「私」は?となった時に、模範ではないですが、常に「君」がいることで、「私」は安心できるのかな、と。

    お読みいただきありがとうございました!!

  • 『虹霓』が読めずに何だろうと思いつつ、「君」が教えてくれて、なるほどと思いました。
    最後まで「君」の性格、キャラクターがブレずに際立ってます。
    変わりやすい空模様(雨)に中学生の繊細で揺れ動く心情をのせて描かれた作品。とても素敵でした。
    中学時代(思春期)の心情を言葉で表現するのは本当に難しいと思いますが、選び抜かれた言葉も雨の情景もとても合っていて、心が中学生のあの頃に戻っていく気がしました。
    面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    中学生の頃って本当に多感な時期でして……不安で、怖くて、気持ちが昂ったり、急に落ちたり、ぐらぐら揺れてばかりでした。
    そういう意味では天候なんかと親和性が高く、描きやすいのかもしれません(と言いながら、苦心して書いたわけですが……
    日本の四季や過去の文学が描いてきた季節というものに助けられました。やはり、文学は過去からの蓄積なのだなと思います。

    お読みいただきありがとうございました。

  • 自身の夢中になれるもの(やりがい)・部活動・4人の親しいからこその関係・他のクラスメイトへの“生き延びる”ための打算に満ちた関係。
    なんか久々に、中学(一年)生が主人公の、多感に満ちた青春小説を読んだ気がします。
    国語・理科の知識や語彙のチョイスも惚れ惚れして、またラストも綺麗で、とても良い小説でした!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    思春期の心の揺れを、雨の情景を借りて表現したいと思いつつ書いた作品のため、それが多少なりとも成功しているのであれば嬉しいです。
    とりわけ言葉選びには注意を払いました。雨を通じて言葉そのものの魅力などが少しでも伝われば幸いです。

    お読みいただきありがとうございました!