凄くドキドキしました。 とある女性の生首について語られるお話。 語り手の話し方がこの因習の雰囲気にぴったりで、ぐっと物語に引き込まれました。彼が物への執着が薄そうなところも好きです。 それは話し方にも表れていると感じたのですが、その物自体に囚われないで、美を美たらしめようとする彼はホントに職人なんだな…と。とても魅力的に思います。 間違いなく怖い話なはずなのに、綺麗だなと思わされるお話でした。