第13話学園生活 ③

────回想中 ────


案子

「 私達が、学園中等部最強よ !

攻撃目標変更、目標『 埼玉三姉妹 』よ

頼んだわよ 『 ポン 』『 タン 』 ! 」


椪子

「 ま~か~せ~て ! 」


丹子

「 任せるッス ! 」


三獣士が姉さん達を襲い始めようとしたら


「 いくわよ、 優羽、優亜 !」


「「「 ジェット・ストリーム・アタ◌ク 」」」


姉さん達が、一列に並んで三獣士を空中に打ち上げてしまった。



「 埼玉拳・奥義 ! 」



恋、優羽、優亜

「「「 トリプル・ハイパー・サンダー⚡️・キィッーーーク !!! 」」」



姉さん達の手に(脚? )によって三獣士は沈黙してしまった。



残りは、番長だけだったんだけど、名乗り出す前に、



久遠

「 福岡拳・奥義・四十八の殺人技のひとつ、『 地獄の断頭台 ! 』 」


あっさり番長を仕止めちゃったんだよな。

それ以来、久遠姉さんが『 裏番 』扱いになって、恋姉達が『三拳士 』と呼ばれて恐れられるようになったんだよな。



────回想終わり ─────


【 銀河side 】


それ以来、肉食系女子生徒達も襲うのは減ったけど、たまに懲りない連中がいるのは仕方がないのかもしれないな。


俺が、穏やかな学園生活を送れるのは姉さん達のおかげでもあるから感謝しているんだけど、いささか俺にかまいすぎるのが たまに鬱陶うっとうしくなるんだけど俺、悪くないよね。



昼食タイムは、美春だけでなく 久遠姉さんや恋姉、優羽姉、優亜姉も混ざって 皆で仲良く食事をしたんだけど 遠巻きで見るクラスメートの目が痛かった。



授業が終わり、これから『 サトウヨーカドー』に向かおうとした時に 恋姉に呼び止められた。


「 銀河、これから真っ直ぐに家に帰るの ? 」


銀河

「 父さんに買い物を頼まれているから『サトウヨーカドー』に寄ろうと思っているんだけど 」


「 なら、姉ちゃんも行く !

これは、大変だ。 皆( 銀河の姉妹達)に連絡しないと ! 」



あっ、 失念してしまった。 教えてしまうと、こうなることはわかっていたのに…………俺のアホ !



俺は、後から姉さん達が合流する事を 皆に伝えてから『 サトウヨーカドー』に向かうのであった。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る