第10話日常 ⑨

【 銀河side 】


♬♩♫♪♬♩⚁♬♫


あっ、メールだ。 スマホを確認すると父さんからで


[ 今日は、卵の安い日なので 10パックと……………………………………

………………………………銀河と誰か4人の姉達で買ってきて欲しい !

卵は一人 2パックまでだから、お姉ちゃんに協力して貰うように。]



銀河

「 …………………………美春、乙女、檸檬れもん、帰りに『 サトウヨーカドー』に寄って買い物をするから付き合ってくれないか ? 」


美春と幼馴染みの二人が、スマホをのぞきこんだ。


美春

「 美春は、OK だよ ! お兄ちゃんとの放課後デート 楽しみだなぁ~♬」


乙女、檸檬

「「 私も大丈夫だよ、銀ちゃん銀くん !」」


俺達の様子を見て王子達まで、


王子

「 『サトウヨーカドー 』なら、俺も欲しいモノがあるから途中まで付き合うよ」


クリス

「 プリ様が行くなら、どこまでもお供おともします」


シンサン

「 面白そうだから、俺も行くぜ ! 」


本当に、大所帯になってきたなぁ~ でも、このぶんだと姉さん達に連絡しなくても良さそうだな……………この時、姉さん達に連絡しなかった俺を殴りたくなるとは俺自身、思わなかった。



あかねside 】



あおい

「 王子達だけだと心配だからついていくわ !

まったく、世話をかけるんだから 」


やれやれという顔して王子を見詰める葵。


本当に、素直じゃないわね。

もっと積極的に王子にアタックしないと、クリスに取られても知らないよ。


あざみ

「 ツンデレやクーデレは、もう古い

葵は時代遅れヒロインだから、私達がフォローしないと駄目 」


………私も人の事は言えないけど、この娘の智識も大部片寄っているなぁ~ 。


仕方ないから、私達も付き合いましょうか。

『 サトウヨーカドー』の本屋で欲しい本を買いたいしね。


(ボソッ )「 本当に素直じゃないのは、お互い様だと思う」



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