第4話 日常 ③
【 銀河side】
丸っきりアニメやラノベの主人公の立場なのに本人は、やさぐれていた。
王子
「 どうせ硬いだけの『 残念勇者 』ですよ
命中率 0 かしこさ 3 なんて………攻撃力 ∞ ちから ∞があっても
意味無いじゃないか 」
あ~あ、完全にスイッチが はいっちゃたな。
銀河
「 葵さん、 何とかしてくださいよ !
幼馴染みで、彼女なんでしょう 」
葵
「 彼女じゃ無いからね !
それに
檸檬
「 ごめんなさい
私が『残念勇者って何ですか ?』なんて、聞いたからですよね 」
茜
「 気にしない~ 気にしない !
そのうち復活するから大丈夫よ 、檸檬ちゃん 」
乙女
「 ところで異世界から帰ったという事は『魔王 』を倒したからなの ?」
薊
「 私達は、魔王を倒していないけど悪い領主を凝らしめた !」
葵
「 魔王が『 善 』で ヒト族の国『 王国、帝国、聖国 』の方が『 悪 』だったわよ 」
シンサン
「 その悪名高い『 王国 』の第 8 王子が俺なんだ !
むしろ『 魔王国 』は、俺達の国が
クリスティーナ
「 私は『 王国騎士』でしたが、一番悪いのは『 聖国 』と 女神 メッサリーナの教えですよ !」
シンサン
「 メッサリーナの『 正義教 』は、
俺もクリスも 女神 エリリンの『 友愛教 』の信者なんだ 」
檸檬
「 メッサリーナって酷い女神だったんだね 」
【 メッサリーナside】
『
アノ教えは、私のモノでは無くて ヒト族の教会が勝手に創ったモノなのよ。
『ヒト族を優先する教え 』なんてしてないのよ。
只、『 魔王を倒せ ! 』としか教えていないのよ !
それを、あの教皇が自分達の都合のいいように教えを、創ったのよ !
まあ、めんどくさいから放置していた私も少し位なら悪いかも知れませんが ?
でも、一番悪いのは、異世界召還で来たのに魔王側に付いただけで無く
大魔王になって、
むしろ、私は 被害者なのよ !
オリュンポスの女神の
ねえ、聞いているの ◌◇ ! 』( ◌◇は、人の名前です。)
??
( メッサリーナは、静かにしてよ !
愚痴は、後から聞いてあげるから 今は黙っていて ! )
メッサリーナ
『 約束よ。 しばらく静かにしてるから 』
【 葵side】
依頼の件だけど、まるで 『雲をつかむ』ような話だわ。
『 メッサリーナを説得しろ 』だなんて、等の本神は何処にいるのよ !
銀河の周辺にいるらしいのは、解ったけど………誰に寄生しているのよ !
誰か、教えて !
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