第6話

高校では、うちは女子として考えられているから、体育の着替えも女子といっしょにやっている。

体育の授業も終わって、着替えていたら、1人の女子がうちのところに近づいてきて、

「好きですっ!」って、耳元で、そっと、ささやいてくれた。

着替えを素早くすませて、それから、2人だけになれる場所に行って、キスした。

その子のほうから、めっちゃ積極的に、うちのくちびるにチュッチュッってキスしまくっていた。

うちの高校生になってから、キスする女の子の4人目になった。


軽音部で音楽をやっている、その女の子、美音ちゃんは、放課後、いっしょに帰りたいって言うから、その日、美術部には行かないで、美音ちゃんといっしょに帰った。

家に着いたら、美音ちゃんは、すぐ裸になって、えっちしようって言ってきた。

うちの体は女の子みたいで、えっちも女の子どうしのえっちになってしまうけど、美音ちゃんは、それが良いらしくて、うちのことも裸にして、優しく愛撫してくれた。

なめまわしながら、

「やっぱり、あやめちゃんの体、女の子みたいで、可愛くて、美味しいっ!」

って言ってくれた。

「好きよ!あやめちゃんの体!思った通りの、可愛い体ね!」

って、めっちゃ誉めてくれたから、うちも

「美音ちゃんの体も、えっちで可愛いね!」

って言ったら、

「嬉しい!」って喜んでくれた。


その日は夜、ずっと、2人でえっちしていた。

うちの部屋には、前から、何かしら、霊の存在を感じていて、夜、寝てると、うちの体にのっかかってくるのを感じていた。

この日も、夜、2人でずっとえっちしていて、時間をふと見てみたら、11:11だったので、今日も霊、来るかなって思った。

いつも、時間をふと見て、11:11だったら、その時、霊もやって来るのよ。


そしたら、今日も、2人の体の上にのっかかってくるのを感じた。

美音ちゃんに霊のことを話したら、美音ちゃんも、何か感じているようだった。

美音ちゃんは音感といっしょに霊感にも優れていて、音を聞いて色が浮かんでくるみたいに、霊の姿も浮かんでくるみたいだ。

美音ちゃんは、

「あっ!着物姿の可愛い女の子だーっ!」

って言った。

美音ちゃんには、着物を着た可愛い女の子の姿が浮かんできたらしい。

「2人のえっちを喜んでくれてるみたいだよ」

って美音ちゃんは言った。

「霊の女の子が、わたしをこの部屋まで連れて来てくれたような気する」

って言った。

「霊の女の子も、歌とか好きみたい。女の子も歌ってたみたい」

って教えてくれた。

うちも毎晩、霊があらわれるのを感じてはいたけど、どんな霊なのか、よくわかっていなかったから、今日、美音ちゃんに来てもらって教えてもらえて、良かった。


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