第10話第31話最終回

〈ホテル前〉

修一「じゃあまあ、とりあえずまた、元気でな」と、元兄は、ホテルに入った。


真一「やっぱり、良い兄貴って感じな人だよね、まあ、今は女性だけど」

巧「うん、良いお姉ちゃんになった!」

真一「あとは、まあ、ご両親はどうする?」

巧「とりあえず、母親には顔を出してみたいな」

真一「良いかもね」



〈東壱寮〉

有崎は、二日間学校に行ってないらしい鱈本の部屋の前に立っていた。

トントンとノックするも出てこないので、立ち会いの元、開けてみたら、変な臭いが充満していた。鉄錆のような嫌な臭いだ。


有崎「いるのか!!」と部屋に入り、悲鳴をあげた。

鱈本成国は、右目にダーツ矢が刺さり、口の中に卓球のピンポン玉が入れられ、首から下を切断された遺体で発見されたからだ。

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