僕が彼女を雇うまで
前回のあらすじ
プライバシーは大事。
「……話を戻そうか。」
春川さんに倒されてから5分後の事。
あのあと、春川さんに謝られたが実際自分が悪いので仕方がない。叩かれた頬が痛いのも甘んじて受け入れよう。彼女の珍しい顔も見れたし。照れた顔を学校の生徒に見られでもしたら見惚れてそう。そんなことを頭の中で思いながら話始める。
「様々な会社を手伝って来たけど自分達にも限度があるため、新しく1から作ることにした。」
これまでは会社の手伝いだったが今回から自分達でアニメやゲームを作ろうと思ったのだ。
「しかし、いつも手伝いとして呼ばれていたので、いざ自分達がアニメを作るとなっても声優や編集者、色んな人が足りない。いつか自分達で作るのを考えていたので前々から集めていたのだが裏方がいない。そこで」
一言切って告げる
「春川さん。裏方やってみない?」
「えっと………私がですか?」
「そう。春川さん側としてのメリットとして月50万
。マンションの一部屋をタダで貸し出しでどうだろう?部屋は有り余ってるし。」
会社での大事な所なのだからもっと給料上げても良かったけど働いてる人達からクレームが飛び込んで来そうなのでここで落ち着いた。
「その………裏方の仕事って大変なんですよね。
私に務まるのでしょうか。」
「わかない。やってみんとわからん。」
「わ、わかない?」
ヤッベ、口調が………
「こ、こほん。話を戻すね。この話を、裏方をするといった選択をする場合、できればになるけど、新たに寮に住む選択もできる。後、ストーカーについてはちゃんと対処するので、考えなくていい。」
そう言いながら席を立ちドアへ。
「どこに行くのですか?音乃君」
「見回り。残業してないかの確認に行く。戻ってくる間に考えといてね」
言いながら部屋を出て、見回りに行くのだった。
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