　―病院内―

　いつもと違うベット。

　目が覚めた時にいつもと違う光景だと少し混乱してしまった。だけど

「……懐かしいな。」

　久々にあの夢を見た。とても体がポカポカする。太陽が当たっているだけだが。

　そんな事を思いながらベットを降りようとしたら、眼の前のドアからスライドして一人の看護師さんが入ってきた。

「起きたのね。熱はないかしら。」

　熱がないことを伝え、状況説明をお願いした。

　看護師さんの話は大きく分けて３つで、

　１つ目は電話から、学生が倒れていると緊急で連絡が入った。その場所では、学生の服装を着ている人が待機していたらしい。その人は、用が済むとすぐに帰ってしまったそうだ。

　２つ目である内容は１日寝てたらしく学校から連絡があったらしい。特別、興味がない。

　３つ目の内容はある会社から連絡があって、僕の様態の確認したいとあったそうだ、要らん迷惑をかけた。

『助けてくれた人には恩返しをしないとな――』

　生態の確認の為１日過ごす事になった僕は、そのまま病院で一晩過ごすのだった。

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