第3話紫陽花を見た
コンビニへ行く道中、きれいな花を見つけた。
薄い紫色の花である。
こういう花を見ると間も無く梅雨入りして夏本番を迎える。
息子は少年時代を謳歌している。
部活も、身体が大きいから園芸部を辞めて、ラグビー部に入るそうだ。
学習塾に通い、週末はパパゼミナールが待っている。
文武両道を合言葉に頑張っている。
そろそろ、僕の出番が無いくらいスラスラと宿題が解ければいいのだが。
夏休みの宿題は小学校より、難しく多いだろう。
小学生の時、夏休み最終日がキツかった。宿題をせずに、夕方5時から夜中の2時までかけて終わらせた学年もあった。
このままでは、志望校に進学出来ない。夏を制する者は冬を制するのだ。
中学生になっても、パパ、ママなので反抗期がないかもしれない。
友達の前では、お父さん、お母さんだが。
今年の夏、市民プールに一緒に行ってくれるだろうか?
夏は恋心をくすぐる季節。
僕とは行ってくれないだろう。
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