第2話
そこに、小さな村があった。百人ぐらいが、仲良く暮らす村。
お父さんは麦を刈りに。また狩りに出かけたり。
お母さんは洗濯に。または店の物を売ったり。
ある日の事。お母さんがいつのものように、川で洗濯をしていると、
娘「お母さん。小舟だよ!」
指す方向を見ると、そこには誰も乗っていない船が、どんぶらこ。どんぶらこ。
母「あら、流されちゃったのかしら……ん?」
船から赤ん坊の泣き声が。偶然、近くの岸に当たり、止まりました。
お母さんは洗濯を止め、その船に近づくと、そこには白い布に包まれた赤ん坊が。
「おんぎゃー。おんぎゃー」
娘「捨てられちゃったの?」
母「可哀想に……洗濯物、持ってきて。この子を村長さんの所に連れて行くわ」
抱き上げると、布からポトリと何かが落ちた。それは、青いペンダントだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます