一分間物語
あしかや 与太郎
第1話
ここはバファリ王国。人口は一千万。とても大きく強い国。
国王が、玉座の前を行ったり来たり。
別室から、元気な泣き声。拍手喝采、大歓声。
大臣「産まれました、男の子です!」
国王「よっしゃ!」
念願の男の子。五人産んで、男の子は二人目。
大臣「国王、男の子の誕生を、国民に伝えますか?」
国王「いやまだだ。魔女の森にいる占い師を呼べ」
数日後、占い師はやって来た。勇者の顔をじっと見つめた。
占い師はボソボソと、大臣に話す。
大臣「国王と、二人きりになりたいそうです」
国王「良いだろう」
部屋からみんな出て行った。二人きりになると占い師は、静かに首を横に振った。
国王「なぜだ!?」
占い師は、静かに話し出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます