第277話 2024夏クールアニメ等の感想 (16)

●【ドラマ・ウィングマン】


 おっと、北倉先生役は宮野真守さんか!

 キャスト発表第二弾でも伏せられていた理由がコレか。


 アオイさんのコスは、セパレート仕様は維持。

 ただし、食い込みは無しっぽい。

 女性視聴者の視点を考えたら、それぐらいで充分。


 総理大臣役の方が居るってことは、敵の存在を政府が知るってこと?

 原作終盤に近い展開になるのかな?


 調べたら、アニメ版ではウィングマン専用バイクが出たんですね。

 実写でも出したらカッコイイかも。

 高校二年生設定だし、乗ってもコンプラ的には問題なさそうだ。



●【モノノ怪】


 テレビシリーズのラスト三話『化猫』を視聴。


 三話目を見なければ意味不明。

 いや、よくそんな構成を思い付いたものだと感嘆する。

 原案があるようだけど、そちらと同じ構成だろうか。


 このエピソードは大正時代が舞台らしく、薬売りの超越性が描かれていて良い。

 三話目に出て来る女性記者の衣装が、『はいからさんが通る』っぽかった。

 こっちの作品も、主人公が女性記者になってたし。


 『はいからさんが通る』は、アニメ映画版を前に見たけどハズレ。

 原作が古い作品なので、ギャグシーンが笑えないし、テンポも悪かった。

 ギャグ抜きで作った方が良い。


 話は逸れたが、『化猫』のラストシーンは清々しい。

 事件に巻き込まれた人々が、犠牲になった女性記者に献花をする。

 そして戯れる猫たち。

 これまでの悪夢を払拭する、秀逸な最終回だと思う。


 そして、劇場版は三部作だと知って驚く。

 二作目は来年公開か!

 次こそ観に行きます!



●【多数欠】


 開始と同時に、カメラ目線キャラが「今までのだ」と言った。

 私は、チャンネルを『ずん喫茶』に変えた。


 ダイジェストを見ても理解できるとは思えん。



●【グレンダイザーU】


 12話を視聴。

 お花畑で頭を抱えて四つん這いになるデューク。

 しかし、兜甲児に相談して立ち直ったっぽい。

 兜甲児が、どんなアドバイスをしたのか気になる。

 

 そして、出撃体勢を整えるマジンガーXとスペイザー三機。

 かくして、マジンガーXとスペイザー、グレンダイザーは月の敵基地に向かう。

 出撃シーンでは、画面四分割でパイロットたちが映ったが、コレだよ!

 こういうカットが欲しかった!

 

 月での戦闘は、珍しく燃える展開!

 ロボットアニメは、かくあるべし!

 宇宙の色が青すぎるのが気になったが、メカの黒と被せないためだろうか。

 

 そしてデュークは敵基地に侵入し、グレンダイザーを降りてルビーナを探す。

 顔を合わせたデューク・テロンナ・ルビーナの痴話ゲンカが勃発。

 ここで、デュークの決め台詞。

 

「ルビーナ。君を愛しているが、今はテロンナを放って置けない」


 ……上で甲児たちが戦ってるのに、何やってんだ。

 それにしても、堂々と二股宣言とは、さすが世間知らずの王子様だアホ。

 

 と思ったら、そこに現れた緑色のオッサンに、ルビーナ撃たれる。

 敵の攻撃に逃げ回る三人。

 この辺りの、お姫さま抱っこ逃走シーンの作画がヘボイ。

 ルビーナが重くて、デュークの足取りが覚束ないのかヘッポコ。

 そして、広い温室?のお花畑でルビーナ逝く。


 今回、絵コンテが柳沢テツヤ氏になってた。

 ああ、何か納得。

 ひょっとして、ラストシーンあたりの顔アップの作画修正もやっていらした?

 他にも、アップ顔がキレイな絵があった。

 

 9話も柳沢氏が絵コンテを担当されてたようだが、気付かんかった。

 デュークが拘束部屋に入れられた回だが……。


 うーん。

 この作品は、柳沢氏に作監を任せときゃ良かったんじゃね?

 

 以前に書いた『勇者指令ダグオン』。

 オグロアキラ氏と柳沢氏の作監回が、当たりだった。

 柳沢氏は、OVA版のキャラデザもしている。

 脚本が変なのはともかく、作画がキレイなら何とか誤魔化せたのに。


 そして、次が最終回だろうか?

 この出来で13話で終わりなら、リメイクの意義も無いような気がするが。

 


 とにかく、次回に続きます!

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