第270話 2024夏クールアニメの感想 (12)
●【グレンダイザーU】
敵のルビーナと密会した罪で、拘束部屋に入れられるデューク。
そのくせ、敵が襲撃して来たら『敵の襲撃です』とアナウンスが漏れ聞こえる謎。
『デビルイヤー』使いの緑のオッサン(奥さん手製のマントを着用)たちは光子力研究所に難なく侵入。
拘束部屋から脱出したデュークはザコ敵を倒し、グレンダイザーに搭乗する。
援護のために、マリア・さやか・カヲルもどきが、それぞれ『スペイザー』なる戦闘メカで出撃。
テロンナ(ルビーナの姉)が乗るロボットと、グレンダイザーが相討ちになると、カヲルもどきは「デュークはオレの獲物だ!」とばかりに戦線離脱。
するとマリアが「どこ行くのよ!?」と訊ねるんですが……
ここで疑問。
ながら見しているのですが、マリア・さやか・カヲルもどきが正式にチームを組んだ描写ってありました?
以前の話では、綾波もどきが「私はグレンダイザーの巫女。グレンダイザーに乗りたければ善い人になりなさい」とカヲルもどきを勧誘。
しかし、二人が一緒に光子力研究所に居る描写は無かったので、二人が勝手に行動しているんだと思ってました。
なのに、この有り様。
マリアが、カヲルもどきに「どこ行くのよ!?」と言ったので、チームを組んでるのは間違いなし。
それなら、マリア・さやか・カヲルもどきの三人が集まって、「さあ、出撃よ!」ってシーンが欲しい。
弓博士も、カヲルもどきを信用したのか?
何が何だか分かりません!
●【モノノ怪】
『鵺』の後編を視聴。
あ~、そういうことね。
あの屋敷に、生者は居なかったと。
やっぱ、ビジュアルがスゴイです。
十年に一度は、こういう『受け』度外視の作品が出て来るような。
『平家物語』も然り。
体調を崩したりして、映画を観に行けなかったのが無念。
配信待ちか……。
●【多数欠】
主人公無双開始。
だから、生徒会長にリーダーをやらせろと。
主人公と対等の相棒キャラが居ないのは、つまらない。
他のキャラが、うなずき役になっちゃうし。
『ジョジョ五部』は、ブチャラティがリーダー・ジョルノが主人公と、二人が話を引っ張ってた。
五部が、ジョジョ完成形と言われるのも納得だ。
スタンド能力もスタイリッシュで、頂点を極めている。
●【NieR:Automata】
二期の21話を視聴。
ゲーム原作らしいが、ゲームは未プレイ。
この一話前の話も観ていて、何となくストーリーは理解した。
ロボット生命体と、人間を守るアンドロイドの戦いらしい。
絵はキレイだが、人物は手描きっぽい。
彩色もクールで良い。
巨大ロボットは、CGですね。
内容は……ウィルスにやられて、レジスタンスの人間たちは全滅。
人間たちの味方?のロボットたちも全滅。
ロボットの子どもからウィルスが広がり、最後はおぼあちゃんロボット?が子どもを抱いて自爆。
主人公の少女アンドロイドと少年アンドロイドは、敵に最後の戦いを挑む……。
と云う話で合ってます?
見事な鬱展開に、気分もどんより。
ちょっと調べたのですが、ゲームにはストーリー分岐があって、このアニメ版は分岐ストーリーの一種でしょうか?
ま、画面がキレイなら、ストーリーが多少は分からなくても引き込まれる。
エンディングの画も美しい。
やはり、制作費は重要だと思わざるを得ない。
と云うことで、今回はここまで。
次回に続きます。
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