第255話 2024夏クールアニメなどの感想 (3)
●【多数欠】
いや、これ原作を読まなきゃ厳しいわ。
リアルタイムで観ても、台詞が追いきれない。
何となく、「あ~、そうなのか」って感じで観てはいる。
先生が「目的のために赴任してきた」とか言ってたけど、ゲームは前から始まってたってこと?
と思ってたら、突然カードから魔人?が出て来たぞ。
ジオングもどきも出て来たし。
このロボットの原作の足の有無は知らないけど、作画の手間が省けて良し。
まあ、仮想空間の話で確定ですか。
と思ったら、ラストに首チョンパ。
思ったのだが、この作品はアニメより実写に向いてるんじゃないだろうか。
アニメならではの『表現』が、今のところ見当たらない。
魔人やロボットは、CGで何とかなるし。
ディズニープラスでは、岩明均先生の『七夕の国』の実写ドラマを放送している。
PVを見たが、出来が良い。
良質な作品は、金を払って観る時代になったのか。
●【グレンダイザーU】
2話を視聴。
何だ、こりゃ。
作画もヘナチョコだが、ストーリーもヘナチョコ。
要するに、超邪悪な渚カヲルにデューク・フリードの星が征服されたってこと?
その時に王様と王妃様は亡き者にされ、デュークが濡れ衣を着せられて地球に逃亡したんですよね?
婚約者と妹も、それを信じちゃったの?
この王宮が襲われたシーン。
モブ兵士たちが倒れてるんだけど、顔が見えた二人は美形タイプ。
非美形兵士は、顔も映して貰えないと言う格差作画です。
デュークの王子衣装のデザインも、何とかならなかったのか?
今時、あの白いセパレートは無いだろう。
見所?は、半裸で語り合うデュークと兜甲児……の筈だが、ヘナった絵で萌え所が全く無し。
汚れたバトルスーツを川?で洗濯して干していたが、耐火・耐水機能は無いのか、手で洗える程度の生地なのかオイ。
もう、力の入れ所が間違ってる。
主題歌にGLAYを使うとかより、まずは作画を何とかしろ!
永井豪先生作品のリメイクである必要を感じない。
貞本キャラを使うなら、オリジナルのロボットアニメにしとけ。
永井先生原作のロボットアニメなら、キャラを原作に寄せろ!
ホントにどーすんだ、これ。
『キン肉マン』とこれを見比べると、リメイク作品の在り方を考えさせられる。
●【大河ドラマ・光る君へ】
よし、今回は良かった。
道長の正室の倫子と、皇家の血筋の明子の対面場面が恐い。
この三者の立ち位置は、『源氏物語』に於ける『夕霧・雲居の雁・落葉の宮』の関係を連想する。
源氏の嫡男の夕霧の妻は、内大臣の娘で、内大臣家の力は強い。
落葉の宮(朱雀院の御娘)は、夕霧の親友の未亡人で、実家の力は弱い。
しかし、二人の妻は同格となり、ショックを受けた雲居の雁は子どもたちを連れて実家に帰ってしまう。
ちなみに、雲居の雁も落葉の宮も、夕霧の従姉妹に当たる。
落葉の宮の異母妹『女三の宮』は源氏の正室であり、現代の感覚だと嫌な親戚関係ですが。
定子逝去の場面は、もうちょっと時間を取って欲しかった。
定子の妹の
定子亡き後に一条天皇の寵愛を受けた女官だが、一条天皇は定子の面影を追っていたのだろう。
光源氏が、義母の藤壺中宮の姪の紫の上を育てたように。
●【1998W杯 アルゼンチン×日本】
フランス大会一次リーグで、日本がW杯初出場の試合。
再放送は、実に嬉しい。
この試合は当時も観た。
が、思い出すのは裏話ばかり。
日本人ツアーが現地に行けば、宿が取れていない・チケットも無いと言う異常事態が多数発生。
大手ツアーは、海外予選からスタジアム・ホテル間の送迎バスもあったと本に書いていたが。
この異常事態は、フランス人の替え歌にもなっていたようだ。
「♪ここは本当にフランスなのか~? 宿が無い~」って感じだったか。
スポーツニュースでは、現地で渡される筈だった日本人兄妹のチケットが一枚足りず、兄が妹にチケットを渡したと云う、泣ける話を放送していた。
そして……どこの情報だったか。
男性有志によるイケメン選手アンケート結果の二位が、キーパーの川口能活選手。
これが影響したかは知らないが、後に川口選手は「敵に舐められないよう」前髪を上げてワイルド系にイメチェンしたと云う。
この試合の日本のユニは、青シャツ・白パンツ・白ソックスで可愛い。
肝心の試合結果は、日本の負け。
グループリーグ戦では、一点も取れずに終わったんだっけ?
けれど、この後から日本はW杯の予選を突破するようになった。
今は、世界各地のクラブチームで日本人選手が活躍している。
確実に、進化しているのが嬉しい。
で、今回はこれまで。
近況ノートにも書いた通り、めまいを起こしたせいか、暑さのせいか、隊長は万全では無いですが、書きたいことはいっぱいです。
新作も思い付いたので、さわりだけでも書きたい。
主人公は『
異界移動して闘う話で、今度は海が舞台です。
海と言えば、海神さまも出て来るな。
『黄泉月の物語』に出た、あの海神さまが。
さて、次回に続きますよ!
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