第249話 2024春クールアニメ・ドラマの感想(終)
●【怪獣8号】
2期決定とのことですが、最初から2クール放送にした方が良かったのでは?
放送枠が取れなかったとか?
主人公の半裸生体ユニット姿は……美しくは無くとも、熱かったから良し。
リヴァイ兵長といい、キコル父といい、『こいつは味方だ』証明方法が『ボコる』一択か。
観てて痛いです。
おととい買い物をしていたら、『8号』のフィギュアを持った親子が歩いていたが、もうプライズの景品になってるのか。
こりゃ、映画化もあるな。
●【キン肉マン】
うわ、見忘れた!
0話でしたっけ?
リメイクではなく続編ですよね?
もう夏クールアニメが始まってるのか。
時の流れは早い。
●【神之塔】
最終話を視聴。
途中で数話を見忘れたけど、何が何だか分からんままに終わった。
二期も観るけど、誰にも感情移入できんかったよ……。
『謎の塔の中』が舞台の作品なら、板橋しゅうほう氏の『アイ・シティ』を推す!
昔、OVA版のテレビ放送を観たけど、内容が良く分からず。
後に古本屋さんで原作漫画を見つけて購入。
こっちは面白かった!
宇宙空間に無限に伸びる『神の塔?』は圧巻。
コンパクトにまとまった印象深い作品です。
●【ドラマ・ブラックジャック】
ドクター・キリコのビジュが公開された途端に炎上した作品。
実際に観ると……キリコが出る意味無し!
性別変更は否定しません。
木村拓哉さん主演の『ヤマト』では、佐渡先生が高島礼子さん演ずる女医になってました。
これ、意外と悪くなかったです。
あのキャラを実写で再現するのは無理なので、ガラリと変えたのはアリかと。
けど、キリコはあの衣装が駄目すぎる。
パーティーグッズのような白キノコヅラに黒眼帯、は有り得ない。
そもそも、黒眼帯をしている人を実際に見たことが無い。
映画の中とか、昔のタモリさんの写真だけだって。
●【大河ドラマ・光る君へ】
道長を清廉潔白キャラにしようと必死過ぎる。
悪いのは、一条天皇と中宮定子と安倍晴明かよ(-_-;)
平安時代の公卿が、娘を天皇に入内させようと画策するのは当たり前。
それが「天変地異を収めるために」って……邪馬台国時代の話か?
まーた、まひろが邸の縁側に腰掛けてるし。
えーとですね、『絵巻 下級貴族』で検索すれば、当時の下級貴族の邸を描いた絵巻がヒットする筈です。
踊りを見物する貴族一家が描かれており、その中で妻だけは邸の中の御簾の内側に居ます。
まひろ、お前は邸の御簾から出るな!
出るとロクなことにならん!
で、宣孝はいつ、妻と道長がかつて恋人だったと知ったんだ?
そんなシーンや台詞は記憶に無いのだが?
●【人形劇・平家物語】
人質として鎌倉に預けられた義仲の息子の義高。
頼朝と政子の娘の大姫とは同い年で、ふたりは仲良く花を見物に行く。
一方、戦で負傷した葵御前を見舞う義仲。
それを盗み見する山吹御前は、「私は殿のお傍に上がる許しを得た」と冷笑する。
平家軍の斎藤実盛は白髪を染め、名を名乗らずに討ち取られる。
実盛の助命を命じていた義仲は、首級を検分して実盛に似ていることに動揺。
巴御前が髪を染めていることに気付き、義仲たちは慟哭する。
ここの演出は素晴らしい。
本家『平家物語』では、義仲の家臣が池で首級を洗って髪を染めていたことに気付いたことになっているようだ。
今作では、巴が懐紙で髪を拭って、染色に気付く。
巴の思慮深い性格を表す良改変だ。
比叡山では、源平どちらの味方をするか審議する。
僧侶や僧兵の人形がズラリと並ぶシーンは壮観だ。
清盛を失った平家は、比叡山に源氏との仲介を懇願するが、三日遅かった。
御所では、寝入っている安徳天皇を母の徳子(清盛の娘)が見守っている。
そこに入って来た家臣は、一門が西に移動していると告げる。
清盛の妻の時子尼は、栄光の日々を思い起こす。
邸に火を放ち、西を目指す平家の人々。
その光景は、あまりに哀しい。
今回はここまで。
次回、夏クール編に続きます!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます