第238話 2024春クールアニメ・ドラマ等の感想(11)

●【怪獣8号】

 

 6話・7話を視聴。

 6話で怪獣を迎え撃つ防衛隊の絵面・演出が、まんま『エヴァ』で笑った。

 同じスタジオが制作してるから問題なしだろう。

 

 防衛隊員のスーツが優秀すぎるな。

 『ベルセルク』のガッツの『狂戦士の甲冑』並みに頑丈だ。


 いまだにOPとED曲が一小節も覚えられん。

 何とかしてくれ。



●【宇宙戦艦ヤマト・新たなる旅立ち】


 5話を視聴。

 

 ガミラスの避難民救出に当たるヤマト御一行。

 助けたガミラス人の子どもたちを抱き締めるキャロラインさん。

 こういう場面、良いなあ。


 そして、前々回に『全裸変身』を見せてくれた敵のオッサンも波動砲に散る。

 新作のこのデザリアム人のデザインを見たら、若いイケメン連中は髪がある。

 オッサンたちが坊主なのは、サイボーグ化が進んでるとか?


 前回までに比べて、ちょっと劇画調が入った作画だったのが気になった。

 


●【うる星やつら】


 ラムちゃんが編み物をしてるシーンが好き。

 昭和っぽいと言えばそれまでだが、あのビキニで編み物する図は可愛い。

 

 ラムちゃんの母親役は、旧シリーズのラムちゃんの平野さんですよね。

 声がそっくりだ。

 平野さんと云えば、『ブル―ピリオド』の美術教師役が印象深い。

 落ち着いた熟年教師役がピッタリだった。

 

 もうじき最終回っぽいけど、あっと言う間だったな……。



●【SYNDUALITY Noir】


 何話か知らんが、水着回。

 なのに、気合いが感じられない。


 変に胸を強調するカットが無いせいか?

 こういう回で演出を頑張らないで、どーする?


 女が観て不快ではないが、可愛さが強調された訳でも無い。

 深夜放送なのにビミョー。



●【光る君へ】


 清少納言が『枕草子』を書くきっかけは、まひろ(紫式部)のアドバイスがあったから。

 いや、これはいただけない設定だ。


 『良いことは、すべて道長とまひろのおかげ』という主人公補正が効きすぎる。

 その余波で、道長妻の倫子に黒幕役が押し付けられてるぞ。

 女院の部屋の呪詛道具は、すべて倫子と女院の自作自演だろうか。

 その辺が判らんかった。


 一条天皇即位式の回の、高御座に置いてあったナ●クビも誰の仕業か判らないままに終わってるし。


 私的に、この作品のベストキャストは中宮定子と一条天皇だ。

「勝手に出家しやがってええ、グスン」と嘆く一条天皇の世間知らずっぶりと、毅然とした中宮定子の対比が面白い。


 清少納言は、定子との初対面での顔芸が無ければ……。

 紫式部は……ちょい話し方が幼すぎる。

 

 某番組で『クリィミーマミ』役の人が台本を読んだのを聞いた監督が、脚本家に「台詞は三行以下にしろ!(だっけ?)」と言った話を思い出す。



●【1990 W杯決勝 アルゼンチン×西ドイツ】


 深夜の再放送を視聴。

 この枠の再放送試合では、初のナイター。

 観客は七万人越えとか。

 

 徹底的にマラドーナをマークされ、アルゼンチンは起点を封じられる。

 マークしたのは長身のブッフバルト。

 解説の人は「長身の選手にマークされると怖い」と言っていた。

 小柄なマラドーナには、壁のような存在だっただろうか。

 

 ブッフバルトは、積極的にタックルも仕掛けてたし。

 デカイのが足元に来たら、やはり脅威だろうな。


 両チームとも相手を押さえ、PKで一点を取った西ドイツが優勝。

 ひょっとして『西ドイツ代表』表記は、このW杯が最後か?


 スポーツにも、常に歴史は付いて回る。



 今回はここまで。

 次回に続きます。

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