第225話 夢の中に元都知事
変わった夢を見たので記録して置きます。
私は旅行中で、立派な石垣造のホテルの屋上に居ます。
屋上には三つの円塔があり、その一つを眺めている男性がいます。
何と、故・石原慎●郎氏です。
傍に側近らしい男性がいて、何やら説明をしています。
それらを眺めつつ、塔のひとつに入りました。
中はお土産屋さんで、『トムとジェリー』のグッズを売っています。
見上げると、天井は高く、木の柱が複雑に交差しています。
グッズを見回りつつも、何も買わずに外に出て、町を散策。
異国っぽい雰囲気で、屋台がぎっしり並んでいます。
やがて海岸に出ると、そこには砂で出来た『かまくら』が並んでいました。
人々は楽しそうに遊泳し、『かまくら』で休息しています。
私はそこらの屋台の串焼きを眺め……食べられないまま、目が覚めました。
うーん。
故・石原慎●郎氏だけが、意味が分かりません。
はっきり顔も見たし、夢の中の私も「石原慎●郎だ」と呟いていました。
別に関心の無い人だし、なぜ夢の中に出現したのか想像も付きません。
ただ……街の風景は、一昨日に見たW杯の再放送『アルゼンチン×イングランド』の影響かも知れません。
開催地はメキシコで、故・マラドーナ選手の『神の手ゴール』『五人抜き』が有名な試合です。
夢の中の街は、メキシコっぽい感じがしました。
それなら、石垣っぽいホテルも納得です。
マヤのピラミッドがありますから、そのイメージが頭に残っていたのでしょうか。
『トムとジェリー』も、ガチャガチャの景品を見ましたし。
やはり、故・石原慎●郎氏だけが異質です。
夢とは、本当に奇々怪々なり。
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