第206話 朝から猛吹雪。しかしアイスを買って帰宅する。
本日は二月一日。
午前六時半に起床。
二月に入ると、この時間の明かりは必要なし。
薄暗いけど、身支度には支障は無い。
ベランダを見ると、薄く雪が積もっている。
空は曇っているが、穏やかだ。
しかし、三十分後。
外が靄に包まれ、雪が降り始めた。
雪はあっという間に十センチ以上積もる。
さらに三十分。
風も強くなり、雪の高さは二十センチを超える。
スズメが一羽、ベランダに近寄るが、すぐに引き返してどこかに行ってしまった。
最近気づいたが、ベランダの下の街路樹がスズメの溜まり場?になっているのだ。
スズメの無事を祈りつつ、徒歩出勤を決意。
この調子では、バスの遅延は確実だ。
かくして傘を差して出勤。
雪が無ければ、徒歩で二十五分程度だ。
しか~し、やはり歩道は雪が厚く積もっている。
踏み出すと、足首の上まで雪で埋まる。
降りしきる雪でメガネも曇る。
辺りは白い世界で、ホワイトアウト状態。
怖いのが、道路の高低差が判別不能なこと。
雪の下に、穴ぼこや雪の固まりが隠れていたりする。
注意していても転倒する。
三十五分かかって、どうにか職場に到着。
遅刻は免れた、ふぅ。
そして暗くなった頃にバスで帰宅。
いつもより、ひとつ前の停留所で降り、コンビニに立ち寄る。
アイスが無性に食べたいから。
最近のお気に入りは、メイプル風味のビスケットにメイプル風味のアイスクリームを挟んだやつ。
アイクリームの中にも、メイプルシロップが入っている。
コンビニの周辺が除雪されているのが有難い。
お気に入りのアイスも売っていた。
そして、紙コップサイズのプリンを発見。
底には、カラメルソースも入っている。
三百円越えだけど、カロリーは思ったより低い。
アイス三個とプリンを購入し、道路の雪を掻き分けるように歩いて帰宅。
夕食は、釜揚げうどんと野菜天ぷらと伊予柑でした。
寒い夜には、うどんの温かさが身に染みる。
そして、今。
これを書き上げてから、アイスをいただきます。
やはり、北国の冬にはアイスが不可欠なのでした。
天気予報では、日曜日までは積雪の模様。
来週の月曜日は休日なので、例によって祖父の持ち家の雪かきに行きます。
あと一ヶ月半は、雪に悩まされる日々が続くでしょう。
春、来い!
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