第200話 2024冬クールアニメの感想(1)

 アニメの感想と書きつつ、先日放送された実写映画から行きますよ!

 今年の大河ドラマも混じっています!



●【約●のネバー●ンド】


 今回が初見。原作未読、アニメは視聴。

 

 『見えている地雷』を、地で行った作品。

 怖いもの見たさで視聴したが、開始四十分で脱落。

 演劇なら、成人が色髪ヅラを被って十五歳を演じるのもアリだが、これは厳しい。

 主演が先に決まっていて、当時の話題アニメと組み合わせたのか?


 テレビだから良いが、金を払って観たら怒髪天。

 何を血迷ったら、こんな作品を撮れるんだ。

 

 内容も、ただただ状況説明台詞の羅列。

 まあ、二時間余りに詰め込むのが無理があった。


 とにかく、出演者のコスプレが痛々しくて見ていられなかった。

 観ている側に、変な気を使わせる作品を作るんじゃねえ!

 

 

●【異修羅】


 開始八分ぐらいでギブアップ。

 グロシーンに耐えられなかった。


 『刃牙』のように覚悟を決めた者同士が戦ってグロるのは、まあ見られる。

 しかし、抵抗の術のない少女が、即死させられずにブチられるのは駄目だった。

 次回は見るかも知れないが、キツイなあ……。



●【マクロスΔ】


 初見だが、これ再放送ですよね?

 テロップの『西暦2067年』にビックリ。

 調べたら、初代の『マクロス』って『2009年』設定なのか!


 ちなみに、古いアニメの舞台年代はこんな感じ。

 

 『北斗の拳』は『199X年』。

 『宇宙戦艦ヤマト』が『2199年』。

 『イデオン』が『2300年』。

 『バイファム』が『2058年』。

 『レイズナー』が『1996年』。

 『ナデシコ』が『2196年』。

 『カウボーイビバップ』が『2071年』

 『リヴァイアス』が『2225年』。


 『シドニアの騎士』で、地球壊滅後にシドニアが出航したのは『2384年』。

 並べて見ると面白い。


 で、Δの内容は……魔法少女モノ色が強いかな。

 視聴継続するかは微妙。



●【天官賜福】


 第二期の1話。

 OP開始早々の、『天官賜福制作委員会』の画面を占拠するバカでかいテロップに驚く。

 この主張は何なんだ?


 天界での会合で、皆さん集まっています。

 あのホログラム会議は、中間管理職用か?

 一番エライ神さまのCVが子安さん。


 ああ……やはり誰が誰だか区別つかない。

 名前テロップを入れてくれ。

 いや、それぐらい自分で調べろってか。


 主人公いわく「私は世間知らずのお姫様ではありません」。

 いや、あんたはお姫様ポジだよ!


 なんやかんやで『千と千尋』の異界のような町に潜入。

 町人?の賭け事を階段上の特等席から見守る三郎。

 波乱の予感です。

 


●【範馬刃牙】

●【葬送のフリーレン】

 

 どっちも見忘れた……。

 正月は、視聴習慣が崩れてしまう。

 『フリーレン』はBS放送があるから良いか。



●【ガンダムSEED DESTINY】

 

 BS11の再放送を視聴。

 初見。


 25話からOPが変わったが……

 おい!

 仮面かぶってるネオ(CVは子安さん)の素顔を、ここで出すか!?

 いや、正体はバレバレ(前作で死亡扱い?のムウ)だけど、そりゃねえだろ!


 それにネオは、敵だろう?

 恋人だったマリュー艦長と同じカットで素顔を出すってことは、彼は主人公側に戻って来るってことですね?

 

 監督・演出はイカレてるのか?

 それとも、視聴者にバレていると思ってのヤケクソサービスか?

 意味が分からねえよ!



●【光る君へ】


 大河ドラマ。

 衣装見たさに視聴。


 いくら粗暴な性格の藤原道兼でも、自ら人をブッ刺すはありえん。

 平安貴族は『穢れ』を嫌っていたし、返り血を浴びた顔で自邸に戻るか?


 やはり女性の『片膝立て座り』は無いか。

 そういえば、几帳とか立ち障子とかの調度品を余り見なかったような。

 仕切りが多いと、撮影に差し支えるからか。


 しかし、『大奥』の方が、画面密度が高かったように思える。

 せめて、女房役を増やして画面を埋めて欲しい。

 女性の華やかな衣装も、重要な調度品なんだし。


 姫君や奥方様が出たら、その後ろに女房が数人いても良い。

 絵巻のような美しい世界を再現して欲しい。


 せっかく入内シーンがあるのに、正装した女房たちが歩いているだけ。

 衣装がロクに見えない。

 衣装の無駄遣いで、実に残念。

 

 姫君だけ、豪華な衣装を着れば良いと言うものじゃない。

 お付きの女房・女の童の衣装が貧弱なら、主人の恥となる。

 その辺、じっくり見せてくれ。

 

 貴族女性の礼装『細長ほそなが』も着てくれるんだろうな?

 今の所、『小袿』と『裳唐衣(十二単)』だけ。

 『源氏物語』で、柏木が源氏の正妻の『女三宮』に惚れるのは、『桜の細長』姿の彼女を垣間見たからだ。

 『細長』が見たい、見たい!

 切に願う。

 

 

 と云う事で、次回に続きます。

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