第177話 2023秋クールアニメの感想(4)
●【Dr.STONE】
13話を視聴。
ラスト付近で涙腺決壊。
仲間を信じるコハクちゃんと銀狼がもう……。
二人の顔アップの作画が美しい。
この調子で完走して欲しい!
●【葬送のフリーレン】
地上波放送の7話を視聴。
今回から、血生臭い表現が出て来る。
兵士の首チョンパシーンで「これ、母さんです」を思い出した。
先週までとは随分テイストが違うが、路線変更か?
血の量なら、上記の『Dr.STONE』13話の方が多かったが。
前回「疲れた大人が週末に観るには向いていると思う」と書いたが、撤回する。
作画は安定していて、その辺は安心して観られる。
●【キャプテン翼】
4話をリアタイ視聴。
全編の7割ぐらいのシーンで、ナレーターが喋りまくり。
キャラの心情を語ってくれます。
日向小次郎の恩師が『体を鍛え直す』ために三倍の重さのボール(黒っぽいので鉄製かと思った)を送ってきました。
案の定、足を痛めました。
でも、このボールで特訓していれば強いシュートを打てるようになるぜ!
……なんちゅう非科学的なトンデモ根性論だ(呆)。
昭和風の怪しい特訓をする彼の姿に涙を禁じ得ない(嘘)。
●【天官賜福】
3話を視聴。
戦闘シーンがグリグリ動く。
こりゃ、観てて気持ちいい。
ゾンビ花嫁たちの動きも良い。
が、Bパートで明かされる真相はヒドイ。
敵将軍にたぶらかされて捨てられた女将軍の恨みでしたってことだが、その将軍とやらの子孫の将軍も冷酷だ。
何だ、こいつ。
でも、仙界?の人なんだよね。
この辺、よお分からん。
字幕版の方が分かりやすいのか?
主人公が早口気味なのも、口パクと日本語台詞を合わせるのが難しいからでは?
結局、罪の無い村の少女が犠牲になると云う後味の悪い話だった。
一番悪いのは、女将軍をたぶらかした将軍だろ?
寝所を共にし、愛されていると思った女将軍は故国を裏切り、それで捨てられたんだから堪ったもんじゃない。
納得できねえ……。
●【範馬刃牙】
16話を視聴。
作画レベルが、前回より落ちたか?
顔アップの輪郭線が弱いかな。
ピクルと刃牙が出会った時とか。
やはり、15話のレベルを毎回維持するのは厳しいのだろう。
Bパートで、闘技場に来た時の刃牙の語尾に息継ぎ音?が入って聞こえるのは、声優さんのクセか?
一緒にいた他キャラの喋りには入っていないようだが……。
それにしても、古谷徹さんのナレは癒しだな。
こっちも『キャプテン翼』同様に、キャラの心情を解説してくれます。
●【MFゴースト】
4話を視聴。
ここに来て、主人公の無表情さ(顔パーツの不動さ)が気になって来た。
原作の絵柄と主人公の性格もあろうが、もうちょっと何とかならないか。
無表情とも違う、人形のような顔に見える。
顔の輪郭の動きが少ないせいだろうか。
レースシーンは、相変わらず良い。
●【長歌行】
前も書いた、中国人漫画家さんの作品の本国での実写ドラマ。
たまに視聴しているが、原作に出ないオリジナルキャラ多数に驚く。
おそらく、ドラマとしてのコンテンツ重視だろう。
長歌は、ふつうに『チョウカ』と発音していたな。
長歌の弟子になる少年が、長歌より長身なのは仕方ないが、この子がアイドル風で好みだ!
原作では、長歌が毒を仕込んだ氷菓子を敵兵士に持って来るシーンがある。
菓子が『口に入れたらすぐ溶けた』と表現されていて美味しそうだったが、実写では普通の求肥餅っほくて美味しそうに見えなかった。
食事シーンに拘る身としては残念!
時たま挿入される漫画シーン(長歌が水に落ちるシーンとか、役者で撮影するより楽なのだろう)、連載時の絵より写実感が増していたな。
何となく、池田理代子先生の絵を思い出した。
諸事情で、日本での雑誌掲載が打ち切られたのが残念である。
今回はこれまで。
次回に続きます。
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