第161話 お天道様は見ている
数日前の話です。
暑さやら何やらで手を抜き、夕御飯を仏壇にお供えしませんでした。
(一日に何回も、お水もお花の水も代えているし、お菓子も飾っているし)
私も両親も、そんな軽い気持ちで夕飯を食べたのです。
その翌日は、風が強い日でした。
家の全ての窓を全開にしていたのですが――午後に仏壇を見ると、仏壇にお供えしていた幾つかのお菓子が吹き飛んで床に落ちてました。
……御先祖様が不快に思われたのでしょうか。
それとも、風のせいでしょうか?
仏壇に手を合わせてお菓子を並べ直し、夜は素麺と伊達巻(この日の夕食)をお供えしました。
心を尽くすことを忘れてはいけないようです。
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