第160話 2023夏クールアニメの感想(5)
●【伊藤潤二コレクション】
第六回、七回、八回を視聴。
第八回の『ご先祖様』がキモくて印象に残る。
ご先祖様の頭(記憶)を子孫が受け継ぎ、蛇のように伸びている画が、オドロ気持ち悪くて良い!
惜しむらくは、作画(顔が崩れ気味)がイマイチだった点。
第七回の『道のない街』も忘れ難い。
始まりから終わりまで、全てが夢の中のような話で、ストーリーの要約が困難。
この話は、アニメより実写の方が向いていると思う。
ラスト、主人公の叔母さんの「上流に進めば街を出られる」の台詞の物悲しさが心に刺さった。
●【大雪海のカイナ】
六話、七話、八話を視聴。
要するに、隻眼のサド提督を倒せばオッケーってことだな!
敵国に潜入したカイナ・リリハ・弟くんは、一般市民の若者たちと友の誓いを立て、脱出に成功する。
敵国の本拠地は漂流島?で、この島の構造こそ二瓶作品の真骨頂だろう。
複雑な通路、階層、これらを見ると萌えるぜ!
リリハ姫の国のアトランドは人口千人とのことだが、千人で『王国』は厳しい気がする。
兵士は二百人ぐらいだろうか?
あの都市の維持には難儀しそうな人数だ。
『建設者』が造った都市で、オーバーテクノロジーで維持しているのだろうか?
とりあえず、風呂はサウナ仕様と言うことは分かった。
若い男女(片方は姫)が一緒に入るのは問題ないのか?
『シドニア』では日光浴は男女別になっていて、女性の浴室に入った主人公がパンチを食らっていたが、こっちは大らかだ。
そして聴くたびに、ED曲『ジュブナイル』が好きになる。
良い曲だ!
GReeeeNさんの曲です、お薦め!
●【スプリガン】
八話『
遺物であるロボットの
CGモデリングですが、それほど違和感なくアニメ画に馴染んでいたかと。
軍の女性中佐さん、序盤の顔が崩れてない?
もっと美人に描いてあげて欲しかったかな。
主人公と同い年ぐらいにしか見えんし。
ともかく、彼女が生き残って良かった良かった。
彼女がタイトスカートなのも萌えポイント。
女性制服のズボンも多くなりましたが、スカートの良さも否定しないで欲しい。
しかし、この作品のOP画を観るとアニメの『亜人』のEDを思い出す。
挿入される影絵作画のせいだろうな……。
●【蒼穹のファフナー THE BEYOND】
六話、七話、八話を視聴。
八話で、ようやく人間関係が把握できた。
マリスって人間だったのか。
人型コアのルヴィ・カーマ嬢のお付きの男性は、『EXODUS』でパペットとして扱われた彼本人だったらしい。
コントロールが解けてブッ倒れた後に出番が無かったけど、いつの間にか救出されていたのか?
新国連リーダーの婆様(パペットを考案した張本人)の金髪美人秘書?が初登場。
伏線キャラだよね?
しかし、六話Bパート。
無印でもあった、敵が基地に侵入して犠牲者が出る話。
私が気に入っていたインドから来たオペレーターさんも、真矢ちゃんのお母さんもやられたよ……。
でも、この回は作画がイマイチなんだよなあ。
つーか、敵が侵入したのに、この緊迫感の無さは一体?
八話では合同葬儀が行われていたけど、ずいぶん犠牲者が出てたんだな。
並ぶ遺影は、この作品の(嫌な)名物だな!
この回の作画は全般的に良し。
だけど、真矢ちゃんの下着に気合いが入っていないぞ!
料理作画の気合いとはエライ違いだな!
『EXODUS』の銭湯回も、作画が崩れていたし。
テレビEDITIONだから、円盤では修正されているのだろうか?
上記三話では、
出撃前に、彼は自分の死を予知。
養母にそれをあっけらかんと伝えると、顔をぶたれてしまう。
そして戦闘後に生き残った彼は、涙を流して養母と抱き合う。
この一連のシーンはお気に入り。
そして、二代目総士の養父母の敵フェストゥムも、次第に感情を学んでいく。
これが最終決戦の鍵となるのか?
でも、八話でようやく『私の見たかったファフナー』が見られた気がする。
新規の視聴者は、全く訳が分からないだろうけど。
さて、今回はこれにて終わりです。
次回に続きます。
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