第152話 2023夏クールアニメの感想(3)

●【伊藤潤二コレクション】


 おいおい、放送してたんかい!

 知らんかったよ!

 夏にピッタリだな!


 三話目の『四つ辻の美少年』と超短編『なめくじ少女』を視聴。

 うーん、後者の方が一発芸的キモさで印象に残るな。


 HPを見たら、『富江』からもラインナップされてた。

 それに……『グリセリド』があるやないか!

 選んだスタッフ、良い仕事してるな!(大嘘)

 視てやるぜ!オエッ


 閉所が苦手人間の御用達(大嘘)『阿彌殻あみがら断層の怪』は無いのか~残念!




●【大雪海のカイナ】


 四話「鎧の戦姫」を視聴。


 敵国の船に捕らわれるカイナとリリハ姫。

 カイナは脱出するが、リリハ姫は取り残される。


 リリハ姫の兵士たちと共に、国王と謁見するカイナ。

 娘を見捨てても、国を守ろうとする父王に戸惑うカイナ。


 寝室に案内されたカイナの許に現れるリリハ姫の弟王子。

 王子の先導で、秘密の通路を通ってリリハ姫の救出に向かう。



 うーん、ちょっと中だるみ感あり?

 初めて世界情勢が明らかになるけれど、映像的インパクトが足りないか。

 一話の映像が美しかったから、それと比較すると物足りない。


 兵士長?を見ると、モデリングに手抜き感を感じる。

 カイナやリリハに比べると……何だろう。

 ゴツめのオジサンキャラの限界なのか?


 王子さま、素直な良い子だねえ。

 王さまの髪のメッシュは何だ?

 娘には冷たいが、国の情勢が厳しいからあんなもんか。

 

 カイナの寝室を視て、『カリオストロの城』でクラリスが閉じ込められた塔の部屋を思い出したのは私だけではあるまい。




●【青のオーケストラ】


 チャンネルを変えたら放送中だったと云う、いつものパターン。

 15分ほど視聴して、気付いたこと。


 弦楽器演奏シーン、キャラが体を揺らすシーンのみCGモデリングですね。

 手描きで微妙な揺れを表すのは線がブレるので。これは妥当。


 ただ……バイオリンを肩に乗せたキャラの絵。

 斜め上から見降ろしたアングルが非常に不自然に見えた。

 モデリング使用なので、おそらく絵的には正しい。

 けれど頬のラインが直線的で、私の目には頬がコケてるように映った。


 かの『宇宙戦艦ヤマト』の昔のシリーズで、ヤマトをデフォルメしたのは有名だ。

 特に斜め後ろからのアングル。

 波動エンジンの噴射口を大きくデフォルメした絵はカッコいい。

 それは、美しい嘘だ。

 人の顔(頬)も、『それ』らしく見せて欲しい。

 

 『TRIGUN STAMPEDE』でも、ショートカット少女の頬のラインが硬かったのを思い出す。

 頬をコケずに柔らかく見せるか、は今後の課題だろう。

 『カイナ』のリリハ姫は頑張っているな。




●【蒼穹のファフナー THE BEYOND】


 三話「運命の器」を視聴。


 敵地から連れ戻した総士を説得する一同。

 総士(新規視聴者)に、これまでの経緯を真壁指令が説明してくれます。

 それを完全には理解できない総士(新規視聴者)は反発してハンスト。


 しかし空腹には勝てず、出された御飯を食べる総士を見守る一同。


 そして島に帰還させられた総士は、封印していたファフナーを発見する。

 それは、かつての総士(一人目)が搭乗していた機体だった。



 相変わらず、ひと目で見分けられないキャラがいて困る。

 ボリューミーな茶髪が多すぎ。

 三つ編みにするとか、メッシュを入れるとかしてくれ(切実)。


 前作でインド軍のオペレーター女性、生きてた!

 いわゆる美女顔が多い中での、シンプル顔だったので印象に残ってました。

 今は、島でオペレーターやってたんだね。

 ひそかにファンだったので、再登場が嬉しいです。



 そして『スプリガン』も五分だけ観ました。

 これも、チャンネルを変えたら…のパターン。

 敵の少年?の部下が米軍アーミーと云う所に時代を感じる。

 かなり昔に掻かれた作品ですよね?


 

 さて、今回はこれまで。

 次回に続きます。

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