第151話 2023夏クールアニメの感想(2)

●【大雪海のカイナ】


 三話「軌道樹の旅」を視聴。


 リリハ王女の故郷を目指す旅。

 カイナとリリハは、軌道樹をロープ伝いに降りていく。

 目指すべき麓は、遥か下で見えない。

 私には無理だ。


 一方、リリハの国の兵士たちは、仲間が乗っていた瀕死の『馬』を発見。

 隊長は『馬』を楽にしてやる。

 兵士たちは剣を掲げ、「トーアの元に」と祈る。

 みんな、優しいな。


 でも『トーア』は『東亜』。

 二瓶先生の『BLAME!』や『シドニアの騎士』と同じ世界なのか?

 『ポストアポカリプスファンタジー』と銘打ってるけど、『BLAME!』と同じく『建設者』がいるし。


 とにかく、ここでは『東亜』は神扱いされてるってことですね。

 


 夜になり、軌道樹の出っ張った所で眠る二人。

 トイレはどーすんだろうと思ったら、朝にやってくれました。

 

 ラスト、二人はリリハの国の兵士と合流出来ました。

 来週にも期待です。


 虫を食べるシーンだけは要らないけどな!




●【蒼穹のファフナー THE BEYOND】


 二話「楽園の子」を視聴。

 無印版のセフルパロと言うべきか。


 平和な島で暮らす少年の総士。

 父の道夫は漁師で、母の弓子は島で唯一の医師。

 妹の乙姫つばきは、ちゃっかり者。

 親友のマリスとは家族ぐるみの付き合いで、何の不満も無い。


 けれど、総士は島の外の世界に憧れる。

 彼は無線機で島の外に呼び掛け……応答があった。


 応答したのは一騎。

 かつての、生まれ変わる前の総士の親友で、敵のフェストゥムの世界に足を踏み入れて人間を止めた男。


 幼い総士はフェストゥムに拉致され、造られた小島で暮らしていたのだ。

 家族も友人も、当然フェストゥムが化けた姿。

 しかし彼らは『人間の暮らし』を習得し、総士を育てていた。


 最後は一騎のファフナーによって、偽りの平和は崩れ去る。

 道夫。弓子、マリスは正体を現して応戦。

 けれど、総士は一騎が確保して脱出に成功。

 

 しかし乙姫つばきが消える直前の、彼女の切ない眼差しは偽りだったのか?

 それはまだ分からない。


 けれど、前作の『EXODUS』では、人を襲わない野良フェストゥムも出て来た。

 戦いの無い未来はあるのだろうか?



 道夫さん、再登場ですね。

 無印ではファフナーに乗り、敵との戦いでファフナーを脱出。

 しかし射出されたコクピットを敵に掴まれ、叩き付けられてお亡くなりに……。

 死後に敵に利用される最悪パターン……合掌。

 

 無印では衛くんも脱出に失敗して死亡。

 翔子ちゃんも機体に敵が巻き着いて脱出できず自爆。

 しかし、未だ脱出システムが改良された気配は無い。

 何とかしろ!

 

 


●【機動武闘伝Gガンダム】


 BS放送の最終回を視聴。

 あの当時に流行った?女性生体ユニット化したヒロインを救い、デビルガンダムを倒して終わり。

 ハチャメチャだったけど、面白かったぞ。


 最終回だけあって、キャラ作画は(当時としては)良し。

 しかし、生体ユニットのレインに愛を語るドモンが恥ずかしすぎる。

 あれ、スクリーンを通して皆が聞いてたんだよね?

 ま、キャラ原案に島本和彦先生の名があったので、何となく納得するけど。


 女性生体ユニットが灰色コーティングされるのは、倫理上の問題ですか?

 スーファミ『ウィザードリィⅤ』で、全裸女性二人がハートを抱えているタイトルバックのイラストですが、女性の肌を灰色にして『石像』とすることで審査が通ったという話を読んだ記憶があります。

 

 古代ギリシャの彫像と同じで、『石像』ならば許されるのだ。

 世の中、そんなもんである。



 最後に、『Gガンダム』のモビルトレースシステムで、お馬さんの『風雲再起』のトレースシーンに度肝を抜かれると同時に、何か萌えた私はオカシイのか?



 と言うことで、今回はここまで。

 次回に続きます。

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